図書タイセイ ヨクサンカイ000040355

大政翼賛会

サブタイトル1~10
国民動員をめぐる相剋
編著者名
バーガー ゴードン M 著者/坂野 潤治 訳者
出版者
山川出版社
出版年月
2000年(平成12年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
294,3p
ISBN
4634520508
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/B38
保管場所
閉架一般
内容注記
【Parties out of power in Japan,1931-1941.・の翻訳】 索引あり
和書
目次

第1章 昭和初期における政党権力の源泉
はじめに
権力の仲介者、対立の調整者としての政党
政治参加と体制正統化に果した政党の役割
政党の組織とメンバー
政党権力の規制・排撃の動き
第2章 政党勢力の衰退(一九三〇~三六年)
はじめに
政党政治後退の前兆
政・民両党の内部分裂
政党内閣の停止
「挙国一致」内閣と政党
反政党的状況を強める新たな風潮
政党の機能低下
大衆支配の諸条件の変化
政党後退の諸問題
第3章 内政における軍部の台頭(一九三二~三七年)
はじめに
国内政治への陸軍の介入
軍部の官制改革案
軍部の挑戦に対する政党の対応
荻窪会談と五カ年計画
成立直後の近衛内閣
第4章 政党と総動員政治―革新運動の挑戦(一九三七~三八年)
はじめに
第七三議会の革新立法
新大衆政党運動の活性化
第5章 革新運動の中絶―既成政党と動員政治(一九三八~三九年)
はじめに
国民動員の諸構想
近衛による「政治的」動員の否定
国民動員に関する閣僚会議
平沼内閣と国民動員
政党と「公的」動員
新たな「革新」政党運動
結語
第6章 近衛新体制の成立
はじめに
政治・外交に関する陸軍の見解
近衛の政界再登場
近衛の新体制構想
近衛新体制への諸エリートの対応
第7章 戦時政治体制と政党
はじめに
一九四〇年国民動員の決定要素
新体制の準備過程
大政翼賛会の成立
旧既成政党と大政翼賛会
経済新体制
翼賛会に対する政党の反撃
政党と内務省の勢力拡大
新体制の影響
人名索引あり