図書ウチナーヌマブイ ガ カタル ニッポン000040304

「沖縄魂」が語る日本

サブタイトル1~10
「四十七番めの日本」から見た「祖国」の危機
編著者名
安仁屋 政昭 著者/高嶋 伸欣 著者
出版者
黙出版
出版年月
2000年(平成12年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
221p
ISBN
4900682497
NDC(分類)
219.9
請求記号
219.9/A49
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

序章 近代日本と沖縄
「沖縄も、八洲のうちの、守りなり」
“皇民化政策”と「まつろはぬ民」
国防思想の普及と民衆の反応
日米双方にとっての沖縄戦の意味
強制退去と言うべき十万人疎開計画
マッカーサーも沖縄から厚木へ向かった
「祖国」とはなにか
県民のこころの叫び
第1章 地図を広げて見つめてみる
抵抗のシンボルだった「日の丸」
意識を変えた視野の広がり
「本土復帰」ではなく「日本復帰」だ
B29はどこから飛んできたのか
地図を見ればわかる沖縄の軍事的価値
第2章 「ひめゆりの塔」が伝えるメッセージ
「唯一の地上戦」の再考と「愛馬進軍歌」の意味
「集団自決」は本当にあったのか
「ひめゆり」の悲劇をどう見るか
「社会科の教師をやるなら沖縄に行きなさい」
“天皇の軍隊”の中身にある真実
第3章 戦争体験をいかに伝えるか
植民地支配のモデルとなった沖縄
一日も早くヤマト化したいという思い
戦後の論理と戦時中の論理
徹底した皇民化教育の果てにあるもの
戦争体験をいかに検証していくか
「平和の礎」は恩讐を超えられるか
第4章 右でも左でもない発想
沖縄の経験をどう未来に活かすか
冷戦構造の拠点として作られた沖縄の基地
講和条約第三条の悪夢を知っているか
差別の先に戦争があり侵略がある
「お付き合いがありませんから……」
日本社会が生んだ戦後の沖縄問題
終章 沖縄から考えていく
「平和の礎」の追加刻銘をめぐって
平和祈念資料館の展示内容変更
「平和の礎」とセットの平和祈念資料館
アメリカ軍基地とアジアの中の位置
沖縄の人口は増えている
サミットを沖縄でやる意味とは
台風が吹きまた新しい命が生まれる