歴史教科書のここがおかしい
- サブタイトル
- 日清・日露・大東亜戦争を検定する
- 編著者名
- 田中館 貢橘 著者
- 出版者
- 善本社
- 出版年月
- 2000年(平成12年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 181p
- ISBN
- 4793903959
- NDC(分類)
- 375.9
- 請求記号
- 375.9/Ta84
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 文献あり 年表あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
日清戦争
日朝修好条規によって朝鮮は開国した
「東学党の乱」(甲午農民戦争)の背後には清国がいた
わが国は「富国強兵」を掲げ独立をまっとうした
わが国が日清戦争を仕掛けたとする記述は誤りである
維新後初の対外戦争で国軍が勝利したという視点が重要
「下関条約」は国運をかけた戦争に勝利した結果得られたものである
「三国干渉」はわが国に対する列強の露骨な内政干渉である
台湾における抵抗の記述は誇張しすぎであり,平定の実相を伝えていない
日露戦争
朝鮮に対するロシアの圧力が,わが国の平和と独立を脅かすとの危機感を強めた
開戦を求める圧倒的な世論のなかで非戦論を誇大に記述している
ロシアの南下政策に対抗してわが国は立ち上がったのである
日露戦争で日本が勝利したことは世界史的な大事件だった
継戦能力を冷静に判断して「ポーツマス条約」を締結した英断を記述すべきである
戦勝の祝賀より「焼き打ち事件」ばかり取りあげて記述している
有色人種が白人国家との戦争に勝利したことは,欧米列強に脅威を与えた
支那事変(日中戦争)
武力衝突の経過からすれば「事変」であり,盧溝橋事件の発端は確定していない
「南京事件」のみで,わが国居留民が虐殺された「通州事件」に触れないのはなぜか
国共内戦時における「三光作戦」をなぜ日本軍の行為として記述するのか
わが軍が占領した地域の治安はよかった。朝鮮や台湾の人も日本人として共に戦った
大東亜戦争(太平洋戦争)
「大東亜戦争」の使用はGHQの「神道指令」で禁止された
ABCD包囲網による経済封鎖とアジアの解放という観点から記述すべきである
わが国の仏印進駐はフランス政府の了解にもとづくものである
米英の援蒋行為は国際法違反である
「日ソ中立条約」とわが国の南進政策を結びつけて記述するのは誤りである
戦争の直接原因となった「ハル・ノート」の記述がないのは欠陥である
「自存・自衛」の立場で記述すべきである
ハワイの真珠湾攻撃を“だまし討ち”扱いするのは誤りである
大東亜戦争が結果としてアジアの植民地を解放したことを記述すべきである
占領下の住民に対する強制と住民の抵抗という視点からのみ記述するのは誤りである
国民は総力戦を必死に戦い抜いた。それを強制されたというのは時代錯誤である
実在しなかった「従軍慰安婦」を記述することは歴史的欺瞞である
戦争を絶対悪の観点からとらえ「玉砕」という献身の行為をおとしめてはならない
犠牲となった住民の悲劇のみを記述するだけでは沖縄戦の実相を伝えられない
各都市への無差別爆撃は国際法に違反していることを記述すべきである
広島・長崎への原爆投下は許すべからざる国際法違反である
日ソ中立条約を破棄してのソ連参戦はヤルタ密約にもとづくものである
特別攻撃隊をなぜ取りあげないのか
昭和天皇のご聖断により戦争は終結した
戦争の勝者にのみ正義があるとする記述は誤りである
参考文献、参考資料、年表あり
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