図書目録ニホン ユウビン ハッタツシ資料番号:000040297

日本郵便発達史

サブタイトル
編著者名
薮内 吉彦 著者
出版者
明石書店
出版年月
2000年(平成12年)6月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
536p
ISBN
4750312894
NDC(分類)
693
請求記号
693/Y12
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
付・東海道石部駅の郵便創業史料 年表あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

郵便制度発達前史(交通史研究会名誉会長・児玉幸多)
郵便史のあらたな解明(京都大学名誉教授・上田正昭)
1 近世交通・通信の特質について―東海道宿駅における書状逓送を中心に―
はじめに
宿駅制度の意義と問屋場
継飛脚と宿駅問屋場
継飛脚の報酬と労役者
大名飛脚と宿駅問屋場
定飛脚発展の意義とその限界
定飛脚と宿駅問屋場
急行便逓送請負業について
おわりに
2 京都・高岡間の書状逓送日数―『幕末維新風雲通信』より―
3 東海道守口駅での御用状継立の変遷過程―継飛脚より郵便へ―
はじめに
御用状継立は継飛脚と定飛脚
守口駅での宿継御状箱の請負
御用状継立の有料化に伴う飛脚賃銭
普通便は継飛脚方式の六日限便へ
前島駅逓権正の登場と構想
定飛脚の抵抗と協力
守口駅での飛脚米の廃止と郵伝所・御継所
宿継便による試行と新式郵便の開設
4 東海道草津駅の郵便創業
はじめに
郵便御用責任者は膳所藩駅逓掛
郵便御用実務者は伝馬所出仕者
駅逓司の巡駅と郵便創業会議
陸運会社設立と宿駅制度廃止
郵便御用は陸運会社へ全面委任
郵便御用并陸運会社取締方
重立郵便取扱所草津駅詰 奥村孫十郎
草津駅郵便役所取扱役 山内孫右衛門
5 東海道守口駅の郵便創業―近世宿駅制度崩壊過程と関連して―
はじめに
守口駅の概観―飛脚を中心に
駅逓司の弥縫的な施策
前島密の登場と郵便創業
守口駅での郵便創業
陸運会社開設と郵便業務の委託―宿駅制度の解体
守口駅の郵便取扱人
守口郵便局の業績
おわりに
6 明治四年三月の郵便物数と郵便利用者―石部駅の郵便創業史料より―
差立七三通・到着一〇二通―この通数をどうみるか
発信地と受取地
石部駅宛の郵便料金
石部駅が請け負った配達賃銭
受取の人々
7 日米郵便交換条約の意義について―在日外国郵便局の設置と撤退―
はじめに
在日外国郵便局の設置
日米郵便交換条約の意義
在日外国郵便局の撤退
おわりに
8 大阪における創業当時の郵便機関の変遷
はじめに
創業時の大阪郵便役所は中之島
駅逓司大阪出張所の開設
郵便役所は翌月に高麗橋へ移転
駅逓寮大阪出張所は翌年に八軒家へ
結びにかえて
9 軍事的警察的通信制度―飛信―滋賀県下の実態―
はじめに
飛信制度の概観
明治七年~九年における滋賀県下の飛信逓送の実態
西南戦争当時における滋賀県下飛信逓送の実態
おわりに
10 明治前期郵便線路の拡張と地方開発―滋賀県下、石部・信楽間の場合―
はじめに
信楽庄への郵便機関の開設要求
長野郵便取扱所(現信楽郵便局)の開設
郵便施設の在地推進主体―石部、長野郵便取扱役に任じた人々
郵便が果たした役割の具体例
滋賀県下における郵便線路の拡張
差立度数の増減と経済発展との関連
おわりに
11 朝鮮植民地支配と日本郵便機関の役割について
はじめに
日本郵便局の釜山進出
日本郵便局進出の目的と果した機能
朝鮮近代郵便施行までの経過
朝鮮併合に先立つ通信機関の併合
通信併合に反対する朝鮮人民の闘争
おわりに
略図あり、郵便路線図あり、付論あり、初出一覧あり、史料篇あり、略年表あり

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