図書目録マゴタチ エノ ショウゲン資料番号:000040264

孫たちへの証言 第12集

サブタイトル
今、書き残しておきたいこと
編著者名
福山 琢磨 編者
出版者
新風書房
出版年月
1999年(平成11年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
303p
ISBN
4882694247
NDC(分類)
916
請求記号
916/F85/12
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1部 国内での体験
軍需工場で木製の偽装飛行機を作る(東京都)(笹生満男)
女性の嬌声に意気高揚させられた学徒出陣式(兵庫県氷上郡)(赤尾敏弘)
学徒動員下、友の壮烈な自決(愛知県犬山市)(高木真澄)
駆逐艦「矢萩」に泳いで柿を届ける(三重県北牟婁郡)(吉沢弘毅)
学芸会で「肉弾三勇士」を踊る(札幌市)(三浦花梨)
「写真結婚」した銃後の花嫁とその顛末(北海道標津郡)(芳賀実)
出撃二日前の玉音放送、運命に揺れた命(福井市)(前田利恵)
戦中の「東南海地震」で命拾いをする(東京都田無市)(市川和子)
ロシア語の通訳要員として教育を受ける(京都市)(藤井栄二郎)
戦傷者のみた戦争証言の風化(横浜市)(小杉衆一)
原爆の無差別的残虐性の犠牲になった私たち(岡山県井原市)(藤井八枝)
白血球の数値を偽り、家族のために働き続ける(長崎市)(山口彊)
爆心地から七百メートルで奇跡的に助かる(神戸市)(三矢量一)
置きざりにした被爆の少年にわびる(広島県佐伯郡)(清水加津子)
動員先で下敷きになった先生の姿にただ涙(大阪府高槻市)(六車孝)
東京山の手大空襲、九死に一生を得た煉瓦塀(神奈川県三浦郡)(浅田ヨウ一)
孫が作文に書いたおばあちゃんの空襲体験(東京都)(山下盛子)
学徒看護隊の私たち、洞窟から三人で脱出(沖縄県那覇市)(仲里ハル)
大阪空襲、火の粉舞う中を臨月の母と逃げる(奈良県吉野郡)(福山初恵)
脳裏に焼きつく徳山での空襲体験(山口県那珂郡)(永井瑠璃子)
宮崎で体験した戦争の非情さ(福岡市)(寺田正市)
愛知時計本社工場での忌まわしい思い出(大阪府摂津市)(宮田一朗)
両隣の人が爆死、怖かった愛知時計の空襲(愛知県瀬戸市)(加藤ちさと)
岐阜空襲、布団を被って焼夷弾の中を逃げる(岐阜県高山市)(川上久枝)
中島飛行機で動員中爆撃されるが引率先生のお陰で助かる(岐阜県吉城郡)(西ミドリ)
徳島空襲、二軒隣が被爆し我が家もあわや(徳島市)(蔵田和己)
校舎に軍隊が駐留、分散教育で戦いの日々(熊本県上益城郡)(北仁子)
なつかしい女子挺身隊の制服姿(札幌市)(外岡妙子)
父島海域で掃海艇が沈没、多くの戦友失う(福島県いわき市)(星野寧)
乏しきを憂えず 等しからざるを憂う(高知市)(青木修子)
父の出征、自転車の特訓受け新聞配達した母(兵庫県宝塚市)(井原敦子)
第2部 国外での体験
台南一中生に召集令、十五歳の陸軍二等兵(神戸市)(岡島成俊)
立場の逆転、台湾の学校でも虐待受ける(広島市)(川崎文策)
北部ルソンの山中で死線をさまよう(兵庫県姫路市)(片岡たず子)
地獄のマニラ・アシン河渓谷から米軍へ助け出される(鹿児島市)(室屋辰夫)
テニアン島の洞窟から奇跡の生還(埼玉県川越市)(佐藤孝則)
サイパン沖で沈んだ疎開者輸送船団の悲劇(千葉県習志野市)(石黒隆一)
ビルマ従軍記、野戦病院で闘いの日々(高知県香美郡)(大久保操)
コヒマ・インパール戦をかえりみて(長崎県南高来郡)(木村正照)
ビルマ・リッポンの戦闘で貫通銃創受ける(福岡県直方市)(秦武康)
遭難した輸送船「崎戸丸」から奇跡の生還(島根県飯石郡)(坪倉友義)
マンダレーから脱出、地雷で次々倒れ自決(宮城県栗原郡)(菅原利男)
赤道直下カーニコバル島で我ら通信兵、かく戦えり(大阪府豊中市)(大西勇)
回想のマレー「シンガポール作業隊」(大阪市)(森兼義雄)
ボルネオ島に青春の熱き血潮燃やす(名古屋市)(水田正世)
ああ!メキシコ丸撃沈、友よいずこへ(岡山市)(安藤宏)
トラック島の惨状、負傷者輸送を見逃した敵機(神奈川県川崎市)(知久行夫)
国策にそい“大陸の花嫁(興亜開拓団)”になった私(京都市)(井筒紀久枝)
「滋賀県報国農場奉仕隊」を引率して満州馬川子へ(滋賀県坂田郡)(神戸幸子)
流浪の旅、オモニのお陰で助かった長男(香川県観音寺市)(香川美代野)
息子を支えに混乱の満州を生き抜いて帰国(福島県郡山市)(奥山アイ)
東京から興隆川開拓団に入植した父、銃殺される(群馬県前橋市)(関口幸子)
撫順市内で一人の日本人紳士に助けられる(長崎県佐世保市)(黒木魁)
木蘭県第一次源興開拓団の末路(北海道岩内郡)(沢田貞)
中国残留孤児だった私の感謝と祈り(秋田県湯沢市)(高橋三男)
ハイラル陸軍特務機関で細菌謀略に従事(福島県郡山市)(桜下清)
野獣から身を挺して私を守ってくれた母(東京都)(西村キヨ)
「要る児、要らぬ児」戦後吉林での産院風景(鹿児島県肝属郡)(西原ミエ)
シベリア抑留、「病人収容所」からよくぞ生還(埼玉県上尾市)(高塩啓三)
「先生は僕が守っていきます」教え子金さんのこと(富山市)(杉山とみ)
満州哈達河開拓団の悲劇「麻山集団自決事件」に思う(横浜市)(丸山国武)
間一髪で明暗を分けた馬家頭嶺の戦い(広島県福島市)(畝川穎一)
満州での学校生活、もっと交流すればよかった(横浜市)(天野博之)
言葉が通じ合うことの大切さを中国で実感(青森県八戸市)(田中市郎)
震洋特攻隊、恐怖を超越していた私だったが(長野県北佐久郡)(柳沢一)
さらば母国よ、死こそ我が道と決意(愛知県春日井市)(城三男)
追憶、涙の帽振れ!回天特攻隊の壮途(大分県宇佐郡)(矢野恒雄)
「樺太戦記」私を匿って下さった阿部家の人たち(北海道勇払郡)(西田末敏)
第3部 亡き人たちの証し
将来を固く誓いあった彼、ニューギニアの土に(埼玉県所沢市)(加毛いね子)
「滅私奉公」のお手本だった父の戦争協力(埼玉県草加市)(生井弘明)
「沖縄で日本の盾になり得た」と姑と語っています(沖縄県南風原町)(東盛寿子)
枕崎台風で闇船が難波、母と姉が無念の涙(千葉県習志野市)(橋本薫一)
「通達綴込」に見る英霊「梅吉さん」のこと(長野市)(岩見光昭)
ビルマ戦線で兄に会うも同じ戦場で散る(長崎県大村市)(富永金治)
三十六年ぶりで手にしたサイパン島のアルバム(埼玉県深谷市)(島田晃治)
兄二人、比島で玉砕(宮城県黒川郡)(北山茂(旧性 一瀬))
特攻隊員だった兄、その心情を思う(高知県幡多郡)(宮地つるき)
従姉が空爆で、長兄は比島沖で戦死(茨城県日立市)(榎田都元)
洋二兄の戦死、必勝信じて一丸となった日々(大阪府茨木市)(時岡八七子)
ソ連戦車に突っ込みウヌールに散った兄(奈良県吉野郡)(熊谷太予子)
父はソ連兵に連行され、弟らは異国の土となる(和歌山県新宮市)(猪飼よし子)
戦友が届けてくれた兄三郎の死亡報告(大阪府岸和田市)(塩崎昇)
ああ、私の三勇士―義父と長兄と叔父―(北海道名寄市)(斎藤寿万子)
満州佳木斯から祖国の土を踏めなかった父と妹(宮城県気仙沼市)(佐々木一子)
長崎医大で被爆死した母と皺くちゃの写真(長崎市)(笹尾昭)
高松空襲、焼夷弾で火傷し父と弟逝く(兵庫県西宮市)(塩田修)
父は両足切断、母は三人の子にかぶさり爆死(埼玉県所沢市)(岡部愛治郎)
機帆船が銃撃され八十二人の犠牲者出す(神戸市)(木戸孝)
回天で散った矢崎特攻隊員の墓前に(長野県岡谷市)(増沢武)
阿波丸と共に逝った兄・安藤英雄の思い出(兵庫県明石市)(安藤信義)
晩秋の伏木へ兵士の墓を訪ねて(名古屋市)(山田加津子)
第4部 戦後、それからの私たち
自らのアイデンティティー(身元)を求めて(オランダ国ゼヴェノア市)(ナニー・ゲレッセン)
軍政下、本土に密航して奄美の教育を支えた教職員(神戸市)(指野秀男)
日本人収容所、長州島集中営の思い出(大阪府堺市)(三浦和子)
学校にジェットきがおち、十一人がぎせいに(沖縄県石川市)(松田彩華)
厚木海軍航空隊叛乱後の始末記(北海道深川市)(大橋光正)
二枚のハガキから始まった平和学習(広島県尾道市)(渡辺哲)
戦後の苛酷な渦に巻き込まれた私たち(大阪府門真市)(大塚玲子)

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