図書目録マゴタチ エノ ショウゲン資料番号:000040263

孫たちへの証言 第11集

サブタイトル
今だから語れること
編著者名
福山 琢磨 編者
出版者
新風書房
出版年月
1998年(平成10年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
290p
ISBN
4882694077
NDC(分類)
916
請求記号
916/F85/11
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1部 国内での体験
国敗れても、なお生かされて(埼玉県所沢市)(松井光江)
戦後の引揚援護局で目にした数々の悲劇(大津市)(奥村モト子)
浦賀検疫所へ召集され懸命に働く(横浜市)(細越キヌ)
地獄のコレラ船で検査を担当する(兵庫県神崎郡)(越知明尋)
不時着のパイロットと二十八年後の出会い(埼玉県入間市)(大瀬輝男)
無駄にするな特攻隊員の死(愛知県犬山市)(板津忠正)
殺した動物の前でお坊さんがお経をとなえる(徳島県那賀郡)(野村迪子)
機銃掃射で右手を失った私の叫び(千葉県我孫子市)(豊村美恵子)
地上戦に巻き込まれた沖縄の住民(沖縄県宜野湾市)(宮城幸江)
神前にたたずみ、死を決意していた祖父(三重県伊勢市)(玉置千代)
「万一の時はこれを飲め」と紙包みを渡される(東京都東村山市)(川辺靖子)
子供を支えに、激動の戦中戦後を生き抜く(佐賀市)(花田貴光絵)
女川湾内爆撃の生き地獄(宮城県亘理郡)(宍戸千代子)
機銃掃射を浴びつつ卒業試験(東京都昭島市)(小谷茂)
炎の中の奇跡の生還は貴重な財産(横浜市)(脇久子)
生まれたばかりの赤ん坊を背に母は逃げる(千葉県東金市)(尾高都子)
勤労動員で東京大空襲後の死体処理をする(神奈川県三浦郡)(浅田ヨウ一)
女子挺身隊として湯浅伸銅で飛行機の部品を作る(大阪府堺市)(浜幸子)
大阪大空襲で地下鉄に避難し助かる(浜松市)(藤田道也)
大阪大空襲の翌朝、母を探し焼け跡を行く(大阪府泉大津市)(杉山富子)
大阪大空襲の中、もらい乳で生き返った赤ん坊(大阪市)(芦田寿々子)
神戸大空襲で父母を含め八人が犠牲に(神戸市)(船曳悟)
和歌山の空襲で火災竜巻の怖さをみた(愛知県岡崎市)(平松茂昌)
大火傷の妹のもとへ被爆の母を大八車で運ぶ(広島市)(原田正俊)
先輩の犠牲によって救われたわが命(USA)(浜崎慶嗣)
呉で特殊潜行艇「マル六」の出撃を見送る(広島市)(高森ミツ子)
学徒動員で散った「浜口喜代美さん」(千葉県我孫子市)(宮崎千恵子)
リヤカーを使って肉弾特殊隊の訓練(東京都)(富田亮一)
男声四重唱で各寮を回り、生徒を励ます(滋賀県大津市)(野村芳雄)
学校も兵舎となり、村も戦場で避難生活(鹿児島県鹿屋市)(岡元イクエ)
「よそ者、非国民」呼ばわりされた疎開先での辛い体験(東京都町田市)(武之内みどり)
祖母の勇気ある行為を心の遺産に(大阪府南河内郡)(佐藤茂造)
紙幣用の証紙を手書きして貼りつけたが―(茨城県土浦市)(清水忠義)
戦争と初恋(京都府船井郡)(下村みどり)
敗戦で蜂起した軍の一員に巻き込まれる(栃木県芳賀郡)(角海武)
ムキになって愛国少女を演じた私だったが(東京都)(後藤英子)

第2部 国外での体験
「勝組」「負組」で血の争いをしたブラジル移民(神奈川県藤沢市)(村山軍喜)
満洲電業「阜新火力発電所」の集団自決未遂事件(鳥取県米子市)(久保田美雄)
赤紙の使命感を一身に日赤救護従軍看護婦としてルソン島へ(横浜市)(中野トミ子)
あわやの場面幾度か、生かされた遥かなる道(千葉県四街道市)(安部ゑみ)
白骨街道の悲惨さ、今こそ語り継がねば(新潟県上越市)(吉原忠男)
非戦闘員、三十八度線を越え生きて生還せり(鳥取県日野郡)(村本修)
よくぞ生きて帰れたと人生の奇跡をかみしめる(岡山県倉敷市)(亀山茂弘)
鉱山から逃走し船員になったが、死線をさまよう(室蘭市)(佐藤伸)
パラオ諸島での想像を絶する飢餓生活(長野県上高井郡)(井出実)
「遅れずについて来い」(鳥取県西伯郡)(小谷時雄)
血書で特攻隊を志願、幾度も死線を越えて(愛知県渥美郡)(小川真弘)
こんに顔に誰がした(神奈川県藤沢市)(小菅実)
“愛は国境を超えて”(鳥取県東伯郡)(信原武敏)
薬殺の現場を目撃、ずっと心の重荷に(倉敷市)(池川福市)
発動機船を雇っての北鮮脱出(鳥取県境港市)(足岡隆)
我らが命の歌「異国の丘」に思う(埼玉県坂戸市)(本間喜市)
苛烈な労働の中、母の一念が夢で私を呼ぶ(東京都)(林照)
極寒の地、樺太での捕虜生活と飢渇の食体験(大阪府能勢郡)(古仲敏員)
大陸の花嫁となった「満州女塾」の乙女たち(秋田県平鹿郡)(長谷山アイ)
三江省東北村開拓団「瑞穂屯」の最後(秋田市)(高橋アヤ)
一人とり残され、あわや私も残留孤児に(東京都)(田中道子)
焼き殺され、撃たれて、五人が生き残り孤児に(新潟県新井市)(小林ユキコ)
般若心経を唱えながら仏像や位牌を焼き、北朝鮮を脱出(和歌山市)(西村誠一)
多くの人に助けられ生きながらえて祖国の土を踏む(福岡市)(高島光夫)
バリ島沖海戦で九死に一生を得る(埼玉県春日部市)(佐藤次郎)
翔鶴の最期、戦争で負った心の傷は生涯消えず(北海道北見市)(筑田六郎)
バシー海峡で船は撃沈され漂流十四時間(福岡市)(小宮勝介)
航空戦艦「日向」の最期(大阪市)(森正年)
敗戦、混乱の大連で四児をかかえて生きる(北海道川上郡)(久保田ミハ)
残留孤児たちにとってまだ終わらない戦後(札幌市)(松田縫子)

第3部 亡き人たちの証し
震災で発見された祖父からのメッセージ(神戸市)(山田貴子)
戦犯として処刑された義兄(大分県佐伯市)(伊東政吉)
アッツ島で散った兄、米軍牧師の手で埋葬(大阪府箕面市)(矢野義)
メレヨン島で戦死した兄「上田一保」(小樽市)(上田弘子)
原爆患者の舅と、看護に尽くした姑の姿は心の財産(岡山県笠岡市)(横山文子)
マヌス島におけるBC級戦犯処刑の地を訪れる(横浜市)(田所良信)
長兄は重傷、次兄は南方で戦死、三兄は無事復員(東京都保谷市)(額賀光)
半世紀ぶりに知る兄の戦死詳報(東京都八王子市)(野口サク)
陸軍病院へ退院の願い入れられず、夫逝く(高知市)(岡村めぐみ)
戦友に託された兄の日記が形見に(佐賀市)(江口キヌエ)
西部ニューギニアに散った兄(埼玉県児玉郡)(根岸保)
空中戦で散華した夫が植えつけた精神、今も(広島市)(高木照子)
氷雪のシベリアから帰り、弟の戦死と父の死を知る(兵庫県城崎郡)(山田誠)
ニューギニアで玉砕した父の思い出を胸に秘めて生きる(高松市)(橘信子)
「夫の部隊との不思議な出会い」母の遺稿に(大阪府柏原市)(森島マサ子)
遺書となった父の手紙に支えられて生きる(秋田県山本郡)(三浦崇志)
父の戦死で強い偏見を持つようになった私(札幌市)(横浜郁子)
佐世保海軍航空隊で殉職した兄を思う(神奈川県相模原市)(岡野武弘)
戦病死した父の実像を求めて(千葉県松戸市)(中山幸子)
特殊潜行艇でディエゴスワレス湾に散った兄(高松市)(岩瀬清幸)
夫を戦争で奪われ、寡黙に働き続けた母(札幌市)(三浦久)
復員し、家族の死を知らされて私が泣いた日(東京都東久留米市)(宇田川政吉)
ビルマで戦死した弟を想う(香川県大川郡)(山田儀七)

第4部 戦後、それからの私たち
英語復活で甦った「行動力」の父(東京都)(前田宗昭)
駅に積み上げられた“野ざらしの借金”が腐(茨城県稲敷郡)(野平和男)
美味しかった、あのチョコレートの味(神奈川県厚木市)(川田重直)
多くの人の力に支えられて戦後を生きる(岐阜市)(佐合志づか)
逃亡生活に終止符を打ち巣鴨へ(埼玉県上福岡市)(橋山登)
粥弁当の思い出(大阪府羽曳野市)(藤木清子)
醜の御楯・極限からの覚醒(横浜市)(青島卓治)
復員し、戦争をのろった父(長崎市)(月見芳江)

図書目録のお問い合わせ

資料の利用については4階 図書室のご利用にあたってをご覧ください。

担当:
図書情報部 図書係
電話番号:
03-3222-2573
FAX:
03-3222-2626