証言/日本洋楽レコード史 戦後篇・1
第1章 廃虚の中ではじまった日本洋楽レコード界の再建
昭和二十一年一月に再開されたクラシックSPレコードの発売
さまざまな幸運にも恵まれた戦後復興期の日本コロムビアの川崎工場
第2章 戦後いち早く復興した日本コロムビア
戦後SP時代の日本コロムビアの主なレパートリーとアーティスト
第3章 戦火で主力工場を失い、復興に苦労した戦後SP時代の日本ビクター
日本コロムビアにプレスを委託して再出発した日本ビクター
第4章LPの登場と奇蹟の経済復興によって急成長した日本のレコード界
日本のLPレコード黎明期をリードした日本コロムビア
苦労の多かったLPとプレーヤーの国産化
第5章 LP初期をリードした日本コロムビアとこれに続いた日本ビクター
LP初期を独走した日本コロムビアの主なレパートリーとアーティスト
LP初期の日本ビクターの主なレパートリーとアーティスト
第6章 復興したキングと日本ポリドール、新生東芝エンジェル
ロンドン・レーベルによって一躍表舞台に躍り出た戦後のキングレコード
スター不在と盤質の問題でも苦悩した発足当時の日本ポリドール
“洋楽界に新風を”の気概に燃えて出発したエンジェルレコード
第7章 LP登場とともに次々に設立され、日本でも発売されたマイナー・レーベル
昭和二十年代後半から次々と国産化されたマイナー・レーベル
マイナー・レーベルの雄だったウェストミンスター
いち早く動いたが、短命に終わった日本マーキュリー
マイナー・レーベルの中では最も長く存続した新世界レコード
フィリップスの窓口だったエピック
フランスの個性派レーベルを擁して、ユニークな存在だった日本ディスク
第8章 レコード雑誌の復刊と創刊
LP時代を睨んで次々と復刊し、創刊されたレコード雑誌とその消長
第9章 戦後復興期からLP初期の日本のオーディオ界
SPレコードよりラジオが中心だった戦後のオーディオ草創期
革命的だったLPの登場
索引あり