広島、原爆投下直後の憤りと平和の訴え
- サブタイトル
- 広島のドキュメント
- 編著者名
- 齊藤 次男 著者
- 出版者
- 日本図書刊行会
- 出版年月
- 2000年(平成12年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 146p
- ISBN
- 4823105540
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/Sa25
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 発売:近代文芸社(東京)
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 広島に原子爆弾投下される(昭和二十年八月六日)
第1章 水の都「広島」(昭和十四年~昭和十六年)
帝都から広島へ
生徒に来た赤紙の令状
太田川に遊ぶ
生徒の教育に思うこと
諸物価高騰による生活苦
親の心子知らず
郷里小倉の旅
寮歌の作詞
年々歳々花相似タリ歳々年々人不同
中国大陸の旅
第2章 太平洋戦争勃発(昭和十六年~昭和十七年)
米・英に宣戦布告
子供の入学試験
ささやかな祝杯
神仏に詣る子供達
蜆取りと花見
子供達の散髪
子供の入学
時ならぬ空襲警報
勝って兜の緒を締めよ
第3章 春の旅(昭和十八年春)
三十八歳の誕生日に期すること
古城の旅
出征伺いに対する文部省よりの回答
姪からの手紙
珍しい果物
紙芝居
久し振りの帰省
第4章 芸州の秋(昭和十八年秋)
花の咲かないコスモス
南瓜の盗難
イタリア無条件降服
焦燥的な芸州の秋
ムッソリーニ統帥の救出
八丁堀漫歩
激闘の南方戦局
チャーチル英国首相の陰謀
墓参
遠来の客
国民戦闘配置の諸施策
久し振りの御馳走
隣家に来た召集令状
破れ畳の修復
運輸、通信省の設立と鉄道、逓信両省の廃止
後に残す妻子のことなど
出征後のあれこれ思うこと
靖国神社の招魂式
緩りとした日曜日
己が心を苦しめること
第5章 大東亜必勝の信念(昭和十九年)
廻り合せの人の世
銃後の精神
迷いと悩みの生涯
保土ヶ谷の山上の生活を恋うる
大東亜必勝の信念
鉄拳制裁か剛柔の愛の教育か
清浄運動の展開
王道政治と覇道政治
温情と戒告の涙
必死必中の神風特攻隊
世界史のドン・キホーテ「ルーズヴェルト」
広島湾上空敵機来襲
人力の経済
新中国の創建者汪精衛氏の逝去
万朶の桜
大和魂
欧州の運命
今年初めて喰べる林檎
リュック一杯の土産物
米国の最後通牒
大東亜共存共栄への道
神風特攻隊の偉業
腰掛けなれた籐椅子で沸かした風呂
宣戦第三周年
「お父さん死んではいけないよ」
ひどい朝食
第6章 凄絶な本土決戦(昭和二十年)
戦線の将士・同胞への言葉
武人の痛恨・民情の琴線
長男マコトの学童疎開
果たしてこの戦争に生き延びられるか
独逸の全面的な降服
学童疎開先、比婆郡敷信村を訪ねる
トルーマン、チャーチルの犬の遠吼へ
疎開児童の待遇問題
疎開児童を訪ねる
戦勝国ソ連に対する米英の憂悶
山の狭間の父と子
山寺の夜明け
毎日の食糧不足
子供達だけは生き長らへてもらいたい
母と妻、長男マコトの疎開先敷信村を訪ねる
本土決戦の凄絶な序幕
終章 戦争終結(昭和二十年八月十五日)
戦争の反省―子々孫々によせるお詫びの言葉
昭和二十年の仲秋名月
喫緊の課題は徹底的な政治の革新である
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