図書目録リョウタイセン カン ノ ニホン カイジ サンギョウ資料番号:000040170

両大戦間の日本海事産業

サブタイトル
編著者名
中川 敬一郎 編者
出版者
中央大学出版部
出版年月
1985年(昭和60年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
286p
ISBN
NDC(分類)
683
請求記号
683/N32
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
執筆:中川敬一郎ほか 付:参考文献
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

1 両大戦間の日本海運業―その経営史的考察―(中川敬一郎)
はじめに
両大戦間日本海運業の経済史的考察
両大戦間日本海運業の経営史的問題
海運企業の市場政策
不定期船オペレーター山下汽船の発展と社外船オウナー
優秀船の建造と「社外船の定航化」
経営の多角化と用船市場の組織化
あとがき
2 一九三〇年代の海運業―不況の回復から「黄金期」へ―日本郵船の事例―(山下幸夫)
はじめに
一九三〇年代前半期の海運業―諸外国と日本―
日本郵船にみる新局面への対応―新市場への参入の立ち遅れと再建策―
世界海運市況の復調と黄金期の到来
3 不況期の二大造船企業―三菱造船と川崎造船所―(柴孝夫)
はじめに
大正後期の造船市場における三菱造船と川崎造船所
不況下における拡大志向と減量化志向
おわりに
4 戦間期の船舶建造と金融―日本郵船および大阪商船の場合―(杉山和雄)
はじめに
一九二〇年代の優秀船建造
優秀船建造の動因
造船資金の調達
助成施設実施後の変化
5 大阪商船の労務対策と経営者(小林正彬)
はじめに
経営の近代化と中橋徳五郎
第一次大戦と堀啓次郎
不況期における合理化
昭和戦時期と村田省蔵
6 戦間期における企業の自主性と郵商提携問題(ウィリアム・D・レイ)
はじめに
郵商提携の背景
各務の作戦―一九二九年から三一年の第一段階―
合併に向けての水平的・垂直的圧力
合併交渉とその崩壊―一九三二年―
合併が流産に終った背景
郵船経営陣と流産に終った合併
結論
7 海軍の護衛戦略と海運業の崩壊(寺谷武明)
海軍と海上護衛
太平洋戦争中の海上護衛機構
護衛戦略の崩壊と海運業の壊滅
8 両大戦間の油槽船―世界のなかの日本―(脇村義太郎)
第一次大戦前の日本における油槽船
(一九二〇年代)日本における航洋タンカー時代の到来
(一九三〇年代―その一)日本タンカー協会の設立とその後の発展
(一九三〇年代―その二)準戦時体制下の油槽船海運

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