海軍主計科士官物語
序(武井大助)
第1部 海軍主計科二年現役補修学生制度の沿革
本制度の目的
生れるまでのいきさつ
本制度反対の一秘話
第一期生より第十二期生までの展望
教官群像
第2部 体験記
海軍と躾(第一期 谷村裕)
海戦記(第一期 半田久重)
私の主計長時代(第二期 栗林二郎)
開戦前後からガダルカナル撤収まで(第二期安藤重仲)
私の海軍歴(第二期 加代信司)
鮮烈な印象(第二期 河井信太郎)
銀の飾緒(第二期 小泉健二)
我が海軍の憶い出(第二期 田部三郎)
海軍と映画の仕事(第二期 三輪礼二)
海軍の経験(第二期 山本重信)
帝国海軍の生活―官僚制度改革に短現制度を生かせないか―(第二期 渡辺弥栄司)
第一期珊瑚会 全員
世界は演劇である(第三期 永峰達男)
私の海軍歴と三期の特色(第三期 浜中成一)
ドイツ封鎖突破船ほか(第三期 安川泰)
親父の命日と海軍と陸奥(第四期 今村省三)
私の海軍歴(第四期 鈴木長秀)
二年現役仲間(第四期 澄田智)
遺書は戻って来た(第四期 羽柴忠雄)
医者と校長―ドクトル・コマンデル―(第五期 浅野賢澄)
初陣とジャワ島攻略戦(第五期 大谷嘉雄)
歌「南海の荒鷲」(第五期 金尾正信)
司令官田村劉吉少将を憶う―第十四特別根拠地隊秘話―(第五期 土屋勝雄)
第十三警備隊ビルマ西南岸の死闘(第五期 堤新三)
“津軽”と“台風”の目(第六期 高橋富城)
平井摂三君のことほか三篇(第六期 千代豪一)
浜田学校の記・戦場で聞いた“冬の旅”(第六期 平田好蔵)
駛る小舟に濺ぐ月かげ(第六期 平田好蔵)
二年現役学生隊教育への二年現役出身者の参与について(第七期 尾形典男)
ウオッゼ島の惨状―孤島における人間像―(第七期 北島秀治郎)
小泉信吉君への焦躁とピナツボ山麓の辛惨(第七期 杉本拓造)
摩耶シケの海戦回想(第八期 永末英一)
サザンクロスの下で(第八期 山村俊夫)
鳥海と日章丸の想い出(第九期 石川博司)
戦死の公報の伝達(第九期太田靖彦)
ミレ島降伏始末記(第九期 大津博)
短現生を想う(教官・池田鶴喜)
北支青島における主計科士官勤務(第九期 清水康三)
南十字星のかなたに―第二次大戦生死を越えた戦場の体験から―(第九期 正力亨)
陸戦記―ザンボアンガの死闘―(第九期 鈴木慎二)
海軍と原価計算―統一会計制度への貢献と監督官事務所の勤務―(第九期 田中誠二)
特務艦間宮(第九期 宮崎虎雄)
ブインよいとこ(第九期 守屋清)
漂泊の彼方から(第十期 池田黎一)
母島警備隊―私の海軍歴―(第十期 磯野国徳)
八月十五日(第十期 河村幸一郎)
戦艦大和における「渾」作戦・「あ」作戦参戦記(第十期 小松彰久)
雲鷹被雷之記(第十期 土田国保)
海軍経理学校分隊士(第十期 中村博)
戦犯容疑者そぞろ歩き―博多土手町刑務所・大森プリズン・巣鴨プリズン―(第十期 馬場淳夫)
戦闘と主計長(第十期 菱川吉章)
自ら進んで激しさの中に(第十期 森際幸夫)
感謝の辞(第十期 森下泰)
井手教官のこと(第十期 門伝昌彦)
昭和四十四年に正式の卒業式(第十一期 武田信治)
亡き友と第二海軍衣糧廠(第十一期 土居良三)
あの頃を回想して―第三〇一〇設営隊主計長時代―(第十一期 御厨文雄)
旧友豊原令雄(第十一期 和田良信)
勝閧会物語(第十二期 太田文平)
(特別寄稿)
七期生への手紙(小泉信三)
血が通う海軍魂(教官・青木益次)
第3部 人物譜
第二期五月会 全員
第三期六八会 全員
第四期四日会 全員
第五期墨水会 全員
第六期土曜会 全員
第七期七起会 全員
第八期破竹会 全員
第九期九期会 全員
第十期十日会 全員
第十一期士交会 全員
第十二期勝閧 全員
口絵・写真・資料あり