図書目録ニホン サンボウロン資料番号:000040064

日本参謀論

サブタイトル
編著者名
半藤 一利 著者
出版者
図書出版社
出版年月
1989年(平成1年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
245p
ISBN
NDC(分類)
396.21
請求記号
396.21/H29
保管場所
開架半藤文庫
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

プロローグ・昭和陸軍の青写真
国防国家建設のために
必勝の信念と国家主義精神
幕僚に革新の情熱なし
「統帥権」の魔法をとく
「統帥権」は暴走したか
憲法学者の論議
統帥権と統帥大権
強調される「独断専行」
なぜ「統帥綱領」はできたのか
参謀本部と軍令部
海軍の「統帥綱領」
統帥権の独立
なぜ「暴走」したのか
世の中が軍部のためのシステム
日本参謀論
山本五十六と宇垣纏
“子飼い”参謀の功罪
参謀にみる四つのタイプ
東郷平八郎と大山巌の「決断」
戦史は「真実」を語らない
知られざる藤井較一の功績
“恩賞”を忘れた昭和の日本
参謀教育の重大な欠陥
「ドイツ参謀本部」は兵站機構
チャーチルの人物鑑識眼
真面目さを欠いた日本海軍
「参謀少佐」瀬島竜三の実像
昭和陸軍の功罪
“異端”の軍人・遠藤三郎
「グズ」と「おめでたい」
「名参謀」必ずしも「名リーダー」ならず
「信賞必罰」を忘れた昭和陸軍
天皇と東条英機
まぼろしの「イエスかノーか」
「大目的」を忘れた官僚組織
陸軍式教育の重大な欠陥
権力はそれ自体腐敗する
負けるときに生きた教育と人材
ノモンハン戦を回顧する
機動力なき第二十三師団
「自主的に国境を確定せよ」
東捜索隊と山県支隊
不可避だった第二次戦闘
日本軍に不利だった地形
一本の橋が生命の綱
建軍以来最大の砲撃戦
ソ連軍の八月大反撃
死傷率三十二パーセント
シンガポール陥落
台湾軍研究部とは?
藤井猛という男
『これだけ読めば戦いは勝てる』
参謀総長の秘密の訓令
飛行場が第一の焦点
国境線をくまなく歩く
真珠湾攻撃を察知する
いよいよマレー上陸
加藤隼戦闘機隊とマレーの虎“ハリマオ”
空前絶後の銀輪部隊
三万対十万の戦い
「イエスかノーか」の真相
虐殺事件はあったのか
比島決戦を誤らせたもの
机上だけの捷号作戦計画
大喜びの大本営と南方総軍
「元帥は命令する」
電報を握りつぶした大本営参謀
“マッカーサー参謀”の予測
スパイ「リタ」という女
マッカーサーへの秘密工作
小野田寛郎少尉の「敵艦見ゆ」
陸軍の教育人事が悪かった
戦時下の陸軍中央部
誤っていなかった判断
作戦屋の物指し、情報屋の物指し
“北進”中止に果たした役割
スターリンも誤った判断
不思議な日本陸軍のソ連軍観
編制課長への異動の経緯
心の痛む特攻の決定
阿南陸相の秘書官として
西郷さんのように担がれそうだ
エピローグ・日本陸軍の降伏
前夜
降伏
一週間
その後
日本陸軍滅びず
付録あり

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