図書ダイトウア センソウ ハイイン ノ ケンショウ000040058

大東亜戦争「敗因」の検証

サブタイトル1~10
「帝国海軍善玉論」の虚像
編著者名
佐藤 晃 著者
出版者
芙蓉書房出版
出版年月
1997年(平成9年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
277p
ISBN
4829501979
NDC(分類)
391.27
請求記号
391.27/Sa85
保管場所
閉架一般
内容注記
折込図1枚 参考文献:p269~271 大東亜戦争関係年表:p274~277
和書
目次

第1章 海軍統帥権の独立
戦時大本営条例の改悪
研究外の対米戦の戦闘形態
第2章 なぜ基本戦略は崩壊したか
真珠湾の影
初期進攻作戦終了後の基本戦略とは
第3章 独断・海軍の第二段作戦の誤謬
太平洋方面の拡大戦略
情報感覚欠如の海軍体質
開戦後の暗号戦争の一方的敗北
負けるべくして負けたミッドウエー
第4章 「太平洋の護りは万全」だったか
ガダルカナル―戦略不在の典型
外郭要地ボートモレスビーは必要だったのか
南東方面戦略を巡る海軍の横暴
山本の戦死でも暗号不変の不思議
置き去りにされた陸軍部隊の悲劇
第5章 「絶対国防圏」無視の海軍
国防圏前縁の怪
理解に苦しむ聯合艦隊の作戦行動
第6章 もともと無理な「あ号作戦」
第一航空艦隊の一六〇〇機はどこに消えたか
第一機動艦隊の負けっぷり
ビアク島の戦闘とやる気のない「渾」作戦
一方的なマリアナ沖海戦
第7章 海上交通破壊戦は海軍の任にあらず
「潜水艦」用兵の日米の落差
日本潜水艦の低い戦闘能力
第8章 敗戦への道
戦意喪失、責任回避の海軍終戦工作
海軍航空戦力の消耗
陣地構築で奮闘したペリリュー島
海軍の誤報をもとに戦略転換した比島の悲劇
本土防空をより困難にした硫黄島の陸海軍の分裂
戦略の転換が敗因、沖縄戦
第9章 架空戦史
大陸方面の戦闘
太平洋方面の戦闘
ヨーロッパ方面の動乱
参考文献・一覧・年表・戦域図あり