図書アワマル ワ ナゼ シズンダカ000040045

阿波丸はなぜ沈んだか

サブタイトル1~10
昭和20年春、台湾海峡の悲劇
編著者名
松井 覚進 著者
出版者
朝日新聞社
出版年月
1994年(平成6年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
254p
ISBN
4022567465
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ma77
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

第1章 敦賀港に姿を見せず
門司帰港を変更
アメリカ政府は仰天
第2章 「捕虜は恥」と「捕虜を救え」
人道思想の空白
日本人の捕虜観
アメリカ人の捕虜観
第3章 白山丸がナホトカ港へ
日米・日英交換船の実績
教援物資輸送船への思惑
スイス公使の仲介
第4章 中国へ星丸、東南アジアへ阿波丸
解読されていた外交暗号
大量の武器を輸送
本向け戦略物資を優先
殺到した乗船希望者
第5章 魚雷四発、三分で撃沈
石油戦略に翻弄される
クイーンフィッシュの追跡
事件のカギを握る二人
第6章 ラフリン艦長、軍法会議に
ニミッツ司令長官が告発
目標物の正体を確かめず
戒告処分のみの有罪
第7章 戦後に持ち越された「賠償」
南方へ再派遣の予定だった
日本政府は強く抗議
第8章 芦田首相、賠償放棄を誓う
下田勘太郎帰る
請求権否定のマッカーサー
見舞金は一人七万円
第9章 中国が船体を引き揚げる
瀬島竜三動く
引き揚げめぐる“利権”
「金銀財宝はなかった」
遺骨三百六十八柱
終章 限りなく故意に近い過失
もう一つの悲劇―あとがきに代えて