新制国語讀本　巻１０（昭和１２年発行）

１　日本的自覚（高須芳次郎）
２　大丈夫の覚悟（幸田露伴）
３　万里長城（抄）（土井晩翠）
４　国家の盛衰（大町桂月）
５　世界平和への貢献（山川端夫）
６　雅文抄
萩をめぐる詞（清水浜臣）
擣衣を聞く
漁父辞
初雁を聞く辞（加藤千蔭）
雪をめぐる記（村田春海）
７　我が国の絵画（藤岡作太郎）
８　科学者と芸術家（吉村冬彦）
９　十訓抄
１０　月は世々の形見（室鳩巣）
１１　光あれ（姉崎嘲風）
１２　須磨の秋（紫式部）
１３　源氏物語論（本居宣長）
１４　徒然草抄（吉田兼好）
万事は皆非なり
大事を思ひ立たむ人
寸陰をしむ人なし
さしたる事なくて
１５　行と観（安倍能成）
１６　船旅（紀貫之）
１７　月草の花（増鏡）
１８　松の落葉（藤井高尚）
ものしりびと
ものまなび
論語
１９　万葉集序説（佐佐木信綱）
２０　滝の都（万葉集）
２１　古事記と国家的精神（久松潜一）
２２　須賀宮（古事記）
２３　肇国の理想（中村孝也）
２４　上古の文学