図書タイセンカンキ ノ ニホン リクグン000039028

大戦間期の日本陸軍

サブタイトル1~10
編著者名
黒沢 文貴 [著]
出版者
みすず書房
出版年月
2000年(平成12年)2月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
443p
ISBN
4622036541
NDC(分類)
396.21
請求記号
396.21/Ku76
保管場所
閉架一般
内容注記
平成11年度科学研究費補助金研究成果公開促進費による刊行
和書
目次

1 第一次世界大戦の衝撃と日本陸軍
日本陸軍の第一次大戦研究
調査委員の成立と組織
調査委員の活動
調査委員と田中軍政
日本陸軍の総力戦構想
経済力の育成
政軍関係
挙国一致と自発性の喚起
日本陸軍の「大正デモクラシー」認識
状況としての「大正デモクラシー」認識
思想としての「大正デモクラシー」認識
制度としての「大正デモクラシー」認識
日本陸軍の教育制度改革論
将校養成制度の変遷
一九二〇年の教育制度改革
陸軍幼年学校の廃止
日本陸軍のアメリカ認識
アメリカ研究の動機
国民軍事教育と国民性
日本陸軍の軍近代化論
精神強調論
装備・精神論

2 「満州事変への道」と日本陸軍
田中外交と日本陸軍
総力戦の衝撃と「大正デモクラシー期」の陸軍
「一九二五年体制」と田中外交
田中・宇垣と陸軍中堅層
満蒙侵略と国家改造
統帥権干犯問題と陸軍「革新」派
三月事件―「内先外後」主義から「外先内後」主義へ
石原構想と関東軍
満蒙武力解決と軍制改革

3 「太平洋戦争への道」と日本陸軍
両大戦間期の体制変動と日本陸軍
日本陸軍の総力戦構想と「一九二五年体制」の成立
「一九二五年体制」の動揺
「一九二五年体制」の崩壊
「一九四〇年体制」の構築
「一九二五年体制」から「一九四〇年体制」へ
「一九四〇年体制」と総力戦研究所
総力戦研究所の設立にいたる経緯
総力戦研究所設置の理由
総力戦研究所と総力戦論