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近代日本と満鉄

サブタイトル1~10
編著者名
小林 英夫 編者
出版者
吉川弘文館
出版年月
2000年(平成12年)4月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
306p
ISBN
4642036946
NDC(分類)
335
請求記号
335/Ko12
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

序章 近代日本と満鉄(小林英夫)
1 後藤新平と満鉄調査部(小林英夫)
2 原敬と満鉄 ―党勢拡張と満蒙政策の融合―(加藤聖文)
辛亥革命前後の満蒙鉄道敷設問題と満鉄
政友会の党勢拡張と満鉄
原内閣と満鉄
3松岡洋右と満鉄 ―ワシントン体制への挑戦―(加藤聖文)
松岡の理事就任と満鉄培養線計画
松岡の対ソ政策と北満進出の展開
松岡理事時代の満鉄
「松岡構想」の中断と挫折
4 田中内閣の対中国経済発展策と満鉄(佐藤元英)
政友会の経済政策と東方会議
満蒙鉄道問題と外務省主導の解決交渉
山本条太郎の産業立国策と吉田茂の満鉄経営意見
田中・山本会談と満鉄の任務
「山本・張協約」の成立過程
張作霖爆死以後の満蒙鉄道問題と土地商租権問題
5 第二次「幣原外交」における満蒙鉄道問題解決交渉(佐藤元英)
仙石満鉄総裁の満蒙鉄道問題解決私案
外務省と満鉄との満蒙鉄道問題協議
満鉄鉄道部の「対支鉄道交渉案要領」
「幣原外交」の基本方針
張学良の対日態度
木村・高紀毅交渉にみる外務省と満鉄の対立
6 満州国治外法権撤廃と満鉄(田中隆一)
満蒙特殊権益の調整
満州国内国税制の整備と在満日本人商工業者の動向
満州国第一次治外法権撤廃の政策決定過程と満鉄
7 日中戦争と満鉄(小林英夫)
華北分離工作と満鉄
日中戦争の勃発とその後の満鉄調査部の活動
満鉄調査部事件
8 満州国下の満鉄と「日本海ルート」 ―行政一元化問題を中心に―(田中隆一)
満州事変期の「日本海ルート」統制問題
日中全面戦争期の「日本海ルート」の統制と低迷
アジア・太平洋戦争期の「日本海ルート」と決戦輸送
「東満」の成立と「日本海ルート」
終章 満鉄の戦後(小林英夫)
満州国の解体と満鉄の解散
満鉄の接収と満鉄関係者の留用・引揚げ
満鉄関係者の戦後
満鉄の終焉