図書ケツダンシタ オトコ キド コウイチ ノ ショウワ000038699

決断した男木戸幸一の昭和

サブタイトル1~10
編著者名
多田井 喜生 著者
出版者
文藝春秋
出版年月
2000年(平成12年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
380p
ISBN
4163561307
NDC(分類)
289
請求記号
289/Ki13
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

第1章 生いたちと学習院・京都大学のころ
元勲の血筋
近衛文麿との出会い
京都大学へ進む
第2章 農商務省時代
農商務省入りと結婚
革命の時代と華族たち
ゴルフに熱中
華族官僚への風当り
第3章 内大臣秘書官長
浜口首相狙撃
元老西園寺との初会見
陸軍の謀略と天皇
「支那を懲らしめろ」と煽る新聞
暴挙を追認した若槻首相
陸軍クーデタの序幕
テロと上海事変
満州国誕生
ロボット皇族と五・一五事件
「ファッショに近き者は絶対に不可なり」
辞めたがる西園寺
宗秩寮総裁となる
二・二六事件と宮中
逃げまくる近衛
宇垣から近衛へ
皇道派復権の目論見
第4章 文相、厚相、内相
文部行政の是正
初代の厚生大臣
陸相更迭失敗
陸軍の外交介入
平沼内閣の内相
激化する批英運動
「複雑怪奇」と平沼辞任
第5章 内大臣就任
「常侍輔弼」の職に
米内内閣倒閣の陰謀
近衛文麿再登場
三国同盟の誤算
西園寺死す
米走する松岡外交
日米諒解案の実態
南部仏印進駐と米国
近衛・ルーズベルト会談の幻
九月六日の御前会議
東条を首相に推薦
鈴木貞一のハッタリ
第6章 開戦から破滅へ
真珠湾奇襲
早期和平を上奏
天皇の真意は?
重臣たちの動き
サイパン陥落
東条退陣、小磯へ
共産革命への恐怖
繆斌工作
鈴木貫太郎が首相に
第7章 終戦前後
阿南への切り札
ポツダム宣言受諾
天皇退位に反対
内大臣辞職
戦犯容疑者に指定
第8章 巣鴨プリズンと東京裁判
「木戸日記」を提出
天皇免責
東京裁判開廷
英訳『戦争と平和』
波紋をよぶ証言
東条の失言
獄中で肥る
極刑の予感
死刑を免れる
第9章 晩年
天皇の責任問題
キーナンとマ元帥の発言
晩年の楽しみ
鳩杖を賜る
参考資料あり