図書目録ニホン エイガシ ヒャクネン資料番号:000038694

日本映画史100年

サブタイトル
集英社新書
編著者名
四方田 犬彦 著者
出版者
集英社
出版年月
2000年(平成12年)3月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
240,20p
ISBN
4087200256
NDC(分類)
778
請求記号
778/Y81
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
文献あり 索引あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

日本映画の特徴について
日本映画とは
限界芸術としての映画
増村保造の批判
隣接ジャンルとの交流
伝統演劇との関わり
弁士の起源
文化的ハイブリッド
いくつかの波
記憶の発現
第1章 活動写真1896~1918
映画の到来
日本人最初の撮影
大衆演劇との関わり
ナショナリズムの問題
最初の監督、牧野省三
日活の成立
活動弁士の意味
第2章 無声映画の成熟1917~30
純映画劇運動
映画ジャーナリズムの誕生
女優の出現
日本映画という自覚
松竹の小市民映画
日活の改革
衣笠貞之助の活躍
時代劇の興盛
傾向映画とその後
第3章 最初の黄金時代1927~40
音声の試み
本格化するトーキー
弁士の没落
髷をつけた現代劇
都会派松竹と土着派日活
溝口健二の進展
PCLが東宝となる
ナチスドイツとの合作
第4章 戦時下の日本映画
戦時体制の成立
戦争映画の日本的性格
「近代の超克」論争と映画
亀井文夫の偽装
戦時下の監督たちの対応
第5章 植民地・占領地における映画制作
台湾での映画産業
台湾の啓民映画
光復後の台湾の映画状況
朝鮮の映画産業
朝鮮映画の黄金時代
朝鮮映画の衰退と光復
満州映画の成立
李香蘭の出現
満映の終焉
上海の中華電影
南アジアでの映画政策
第6章 アメリカ占領下の日本映画1945~52
敗戦時の映画人
占領下の検閲
アイデア映画
戦争責任の問題
黒沢明の活躍
第7章 第二の全盛時代へ1952~60
占領体制の終わり
戦争映画の変容
国際映画祭への進出
独立プロのブーム
東宝の侍と怪獣
大映の母ものと溝口健二
松竹メロドラマと木下、小津
東映時代劇
日活の快進撃
第8章 騒々しくも、ゆるやかな下降1961~70
映画産業の頂点
東宝の多彩
大映のスター路線
市川崑と増村保造
松竹ヌーベルバーグ
松竹の反動化
東映の仁侠映画
日活無国籍アクション
日活の異才監督たち
独立プロとATG
ピンク映画の帝王
第9章 衰退と停滞の日々1971~80
鉛の時代の日本映画
日活ロマンポルノ
日活の青春映画
仁義なき東映
山田洋次帝国と化した松竹
女を描くベテラン
ATGの異議申し立て
ドキュメンタリーの二人
第10章 スタジオシステムの解体1981~90
大手会社の困窮
変化する制作・配給・興行システム
撮影所を知らない新人監督
復帰する六〇年代
新人監督の氾濫
第11章 インディーズの全盛へ1991~2000
映画的バブルの崩壊
国際的気運の高まり
制作会社の細分化
エスニックな他者と遭遇
記憶とノスタルジア
北野武という事件
参考文献・用語集・索引あり

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