図書ガッコウ ショクアン ト ロウドウ シジョウ000038651
学校・職安と労働市場
サブタイトル1~10
戦後新規学卒市場の制度化過程
編著者名
苅谷 剛彦 編者/菅山 真次 著者/石田 浩 著者
出版者
東京大学出版会
出版年月
2000年(平成12年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
302p
ISBN
4130562002
NDC(分類)
366.21
請求記号
366.21/Ka67
保管場所
閉架一般
内容注記
1999年度科学研究費補助金「研究成果公開促進費」による刊行 索引あり
和書
目次
1章 問題の提起と本研究の射程(刈谷剛彦)
問題の所在
理論的枠組み
研究の意義
先行研究の検討
本書の構成
2章 学校・職安・地域間移動(刈谷剛彦)
課題の設定
農業出身者の進路
地域間移動と職業安定行政
入職経路の変遷
3章 職業安定行政の展開と広域紹介(菅山真次、西村幸満)
国営前の少年職業紹介と広域紹介
「統制」から「調整」へ
新規中卒者の職業紹介
1950年代の需給調整
労働力不足経済への転換と「強力な需給調整」
4章 中卒者就職のミクロなメカニズム(石田浩)
1950年代前半の中卒就職への着目
学校と職安の連携
学校内選考と企業による選抜
学校による求人開拓と「指定校制度」
就職後の補導
5章 女子中卒労働市場の制度化(石田浩、村尾祐美子)
女子中卒労働市場のマクロ分析
繊維産業と女子労働市場
労働者募集とその規制
新卒者広域採用のための制度
スケジュール化と管理の進展
6章 中卒者から高卒者へ―男子学卒労働市場の制度化とその帰結(菅山真次)
マクロ分析
中卒者の職業紹介
高卒者の職業紹介
定期採用の形成
7章結論(菅山真次、石田浩、刈谷剛彦)
新規中卒市場の「制度化」
学校・職安が介在したジョブマッチングの評価
理論的な合意と現代的課題
索引あり