図書目録ホリョ ノ ギャクタイ ト ユウグウ資料番号:000038607

捕虜の虐待と優遇

サブタイトル
人道のひとつの側面
編著者名
野村 健二 著者
出版者
平和文化
出版年月
2000年(平成12年)2月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
231p
ISBN
4894880040
NDC(分類)
329
請求記号
329/N95
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1章 古代社会の捕虜
地中海沿岸諸国の捕虜
古代アジアの捕虜

第2章 中世東アジアの捕虜
倭冠が捕えた捕虜
戦国所代に生け捕り
秀吉の朝蘇出兵と捕虜
朝鮮出兵に対する宣教師の見解

第3章 中世キリスト・イスラム両教と戦争
イスラム教と捕虜
十字軍と捕虜

第4章 スペインのアメリカ大陸征服と聖職者の抵抗
ヴィクトリアの特別講義
ラス・カサスの活躍

第5章 一七、一八世紀―捕虜の人道的扱いが提言される
グロティウス―戦争の暴虐の規制を説く
ヴァッテル―ヒューマニティを強調
ルソー―国家は人間を敵としえない

第6章 一九世紀―戦争法の法制化がすすむ
南北戦争とリーバー・コード
デュナンと赤十字の創設
ブリュッセル宣言
クラウゼヴィッツとその一派
陸戦の法規慣例に関する条約―人類最初の捕虜保護の条約調印される

第7章 明治時代の捕虜問題
博愛社創設と赤十字条約加盟
軍人勅諭と軍人精神
日清戦争の捕虜
日露戦争とロシア兵捕虜
日露戦争と日本兵捕虜
日露戦争の教訓と交戦条約

第8章 第一次世界大戦とシベリア出兵の捕虜
ヨーロッパ戦線の捕虜
日独戦争の捕虜
シベリア出兵

第9章 第一次世界大戦後の国の内外の動き
一九二一年の軍隊内務書の改正
一九二九年ジュネーブ条約
日本、条約を批准せず

第10章 日中十五年戦争と捕虜
日本軍の国際法教育
南京事件の発生
南京事件の処理
ノモンハン戦の日本軍人捕虜
戦陣訓
中国人が憎んだ三光作戦と労工狩り
中国戦線の尾本軍民の捕虜

文献・索引

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