図書目録ダンゼツ ノ セイキ ショウゲン ノ ジダイ資料番号:000038606
断絶の世紀証言の時代
- サブタイトル
- 戦争の記憶をめぐる対話
- 編著者名
- 徐 京植 著者/高橋 哲哉 著者
- 出版者
- 岩波書店
- 出版年月
- 2000年(平成12年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 213p
- ISBN
- 4000012908
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/So11
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 文献あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次
1 記憶と証言
アウシュヴィッツでの出会い
政治暴力の時代体験
概念の闇から現れた元「慰安婦」たち
「歴史を逆なでする」
「過去の克服」という暴力
否定論のテーゼ
原民喜の絶望
自然的時間の流れに抗して
加害責任の自発的な引き受けを
2 哀悼と裁き
「自国の死者」と「他国の死者」
「徹底操作」を拒む「情動の根」
自国の死者を「無意味」に弔う「意味」とは
「義のある戦争」で殺戮されたアジアの他者
公的な弔いを論じる視点
普遍的な場所で出会うために
3 責任と主体
「恥」の感覚
他者の承認が自己を成立させる
「無限責任」と「有限責任」
「人間として恥ずかしい」という言葉の重み
血統主義を超えて
「歴史の経験から学ぶ」とは
温存される日本国家の連続性
国民国家批判論の弱点
「現実主義」の陥穽
巻き込まれたことの責任
4 断絶と連帯
「悔悛の世界化」に抗う日本
福沢諭吉のアジア観
蔓延する「脱正義」論
ユーゴ空爆が露呈したもの
断絶線を超えるために
5 状況、その後
「普通」か「普遍」か
憲法第一条の問題
「国家のための死」とは
日本の司法の壁
批判的構想力の必要性
参考文献あり
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