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「戦争と知識人」を読む

サブタイトル1~10
戦後日本思想の原点
編著者名
加藤 周一 著者/凡人会 著者
出版者
青木書店
出版年月
1999年(平成11年)10月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
281p
ISBN
4250990206
NDC(分類)
361.84
請求記号
361.84/Ka86
保管場所
閉架一般
内容注記
著者の肖像あり
和書
目次

1 戦争と知識人(加藤周一)
一五年戦争
『敗戦日記』をめぐって
日本浪曼派と京都哲学
「ブリッジ」と「七月一四日」
「神ながらの道」について
追記(一九七九年)
2 「ファシズム」と「科学」について(加藤周一)
―「戦争と知識人」一九九七年追記
「ファシズム」について
科学について
〈質問と応答〉
3 私たちの「戦争と知識人」ノート 凡人会
超越的価値の不在―高見順『敗戦日記』をめぐって
国家と個人―中野好夫の戦争「協力」をめぐって
思想と生活意識の乖離―日本浪曼派と京都哲学の場合
文学的抵抗―堀辰雄の場合
個性の徹底―永井荷風『断腸亭日乗』をめぐって
開かれた個人主義―渡辺一夫の場合
もう一つの「日本」―石川淳の場合
戦後民主主義の問題―「神ながらの道」をめぐって
4 「戦争と知識人」余聞(加藤周一、凡人会)
―加藤周一先生を囲んで
「典型」としての『敗戦日記』
「閉ざされた」集団の「内」と「外」
個別と全体・作家と思想状況
オリンピックと戦争
体験的直感主義とその限界
超越的価値「X」
欧米個人主義と荷風
戦後の荷風
能を舞う江島と刑事コロンボ
「沈黙」のたたかい・戦時下の日記
社会科学理論の「応用」問題
翻訳と応用、または剽窃のこと
石川淳の印象、林達夫の西洋への「窓」
集団主義的風土と政治権力
「非専門化の専門家」―私の個人主義