図書目録チチュウ ノ ハイキョ カラ資料番号:000038552

地中の廃墟から

サブタイトル
《大阪砲兵工廠》に見る日本人の20世紀
編著者名
河村 直哉 著者
出版者
作品社
出版年月
1999年(平成11年)9月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
283p
ISBN
4878933100
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ka95
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり 年表あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1章 この地にまつわる死者を、日本人はどのように見つめたのか
茶毘の炎
踏みつけられる死者たち
黄色い火薬
いちめんの死者たち
現在のなかの過去・水道
現在のなかの過去・電車
第2章 この地で日本人は、どのように生活を営んだのか
いまとおなじ日々
鋼鉄と大量生産
人間という消耗品
大衆という社会勢力
デモクラシーとは
歓楽街を漂う
サラリーマンとして
第3章 この地で日本人は、どのように戦争の殺戮にかかわったか
日本人と理性
分業という制度
軍という「会社」
勤勉に、まじめに
「銃後の女性」
傍観者として
第4章この地で日本人はどのように毒ガス弾をつくったのか
死者を隠す術
大阪で、あたりまえに
軍属という優越感
免罪符
「うしろめたさ?なかったねえ」
ガスと戦場
敗戦一日前の爆撃
第5章 戦後、日本人はこの地をどのように忘れたのか
廃墟からの出発
ふたたび勤勉に
過去は水に流して
ふたたび歓楽街へ
「アメリカはかっこいいでしょ」
めまぐるしい流行
広大な忘却の森
突然あらわれた団地
第6章 この地で日本人は、どのように朝鮮人とかかわったのか
工廠跡の闇―アパッチ族
ある朝鮮人の死
「きれいなおばさんだった」
地下工場の闇
工廠の朝鮮工員たち
朝鮮特需をへて
ふたたび、ある朝鮮人の死
第7章 いま、日本人はこの地でどのように暮らしているのか
女子高生たち
勤勉なサラリーマン
OLたち
主婦たち
京橋の風俗店で
年表・主要参考・引用文献あり、地図あり

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