バリックの空は赤く燃えて
- サブタイトル
- 編著者名
- 戦友会ボルネオ島「バリックパパン想い出の会」 編者
- 出版者
- 新風書房
- 出版年月
- 1995年(平成7年)4月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 446p
- ISBN
- 4882692996
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Se75
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献:p446
- 昭和館デジタルアーカイブ
1 戦雲急を告ぐ
2 再び軍役に
3 球磨川丸 バリックに向かう
4 バリックパパンあれこれ
石油の町バリックパパン
歌は国境を越えて
天女のようなタイピスト嬢
5 親日感情とジョヨボヨの予言
6 ボルネオ戦線異状なし
陣中閑あり 「花と兵隊」
陣地調査に出向
カンポンの赤い花
7 サマリンダ沖の対空戦
8 第十一遊撃隊の活躍
9 一〇六掃海艇の働き
タラカン島へ最後の補給
孤島で手渡した涙の竹槍
暗躍するスパイの通報
全船舶反転しスラバヤへ帰れ!
10 悲しい事件の発生
バンジェルマシン事件
ロアクール事件
ポンチャナック事件
11 自腹を割いて捕虜にコーヒーを
12 醍醐司令官との一瞬の出会い
13 空の勇士たち
三八一航空隊の進出
B24の大編隊来襲!
空中戦で壮烈な体当たり
シンガポールへ転進
マンガル飛行場夜光虫のいたずら
「送油管破壊さる 直ちに修理を頼む!」
14 基地上空邀撃戦
―零戦に乗って―
15死を予感していた戦友と共に
スラバヤへ患者を護送して
運命を分けた帰り路
16 若き参謀の苦悩
旭参謀司令部に着任
旭参謀 戦場調査に出向す
第二警備部隊の編成 邀撃態勢完了!
17 第一〇二海軍燃料廠の誕生から消滅まで
我が国の石油事情
石油獲得作戦
第一〇一海軍燃料廠の誕生
第一〇二海軍燃料廠の独立
燃料廠の被害発生とその拡大
臨戦体制に入る
第一〇二海軍燃料廠消滅
ワイン地区分散格納庫も燃え落ちて
18遅すぎた〇三作業
19 第一〇二海軍燃料廠会計部 主計隊となる
会計部組織 再編成
野戦の準備完了
原住民に食糧を与えて強制疎開させる
糧食、戦用資材
施設の設営
主計隊 密林戦闘生活
主要作業
20 混線電話「千早二号作戦発動」を告げる
21 バリックパパン攻防戦
宮崎大尉着任す
敵軍上陸!第二大隊奮戦す
詔勅下る
22 我らかく戦えり
バリックパパン将兵の激闘
第二中隊長 宮原夏雄中尉の最期
第二大隊第四中隊
激闘の第一陣地
23 激闘ジャングル戦
第二砲台無念の転進
負傷兵の後退に遭遇す
小隊による斬込隊の出撃
小隊長の慟哭
24 第一砲台生存者、僅かに十二名
激化する敵襲の中で
第一砲台壊滅の非運
大隊長命令「飛行場へ斬込んでこい!」
第二陣地の構築なる
サマリンダ病舎へ後退を命ぜられて
25 千鳥海岸 十三ミリ機銃陣地
戦闘前
激戦始まる
敵中突破 そして重傷を負う
神の摂理の生かされて
26 非情なり!戦いの場
すわ 敵襲!
軽機弾薬手の任をかってでる
突撃!
ロケット砲撃の真下で
転進
27 食糧を送り続けた主計隊
28 車庫隊員の活躍
新三等兵
自動車隊の活躍
戦局 逼迫す
夜道をかけての弾薬輸送
同郷の戦友に会う
宮本一機曹負傷 後退す
虎の子車輌七台 炎上す
宮本一機曹後退を続ける
第二砲台今井隊長、壮烈な戦死を遂げる
台湾義勇兵の天晴れな最期
角口兵曹、戦病のため後退す
29 今は幻の水上基地
格納庫爆破の命を受けて
水上基地の誕生と転進
野口兵曹 単身テンガロンへ後退す
バンゼルマシンへ移動せよ
八中隊(水上基地隊員を含む)リコを出発
終戦の詔勅を聞く
30 旗旒柱を倒して―二港部員たち―
31 博愛は国境を越えて
戦友との別れ
真っ白いシーツ
32 兵補たち
33 舟艇特攻隊
「舟艇特攻隊長を命ず」
特攻船炎上 沈没す
34 六中隊員 奮戦す
決死の徒歩伝令
斬込隊 出撃す
たった一人とり残されて
35 天国から地獄へ―バリックパパン三年間の感想―
熱帯の天国へ
地獄へ真っ逆さま
ジャングル戦線で病人急増す
戦い終わる
戦犯容疑に問われて
36 医務隊は地獄を見た
医務隊戦闘体制
スモイ地区野戦病院
最前線の医務隊
日イ看護婦の活躍
37 第八運貨艇 出動す
原隊に復帰せよ
第八運貨艇に乗務する
艦砲射撃始まる
無念の戦傷 後退す
38 続 医務隊を地獄を見た
患者護送隊員
皆川軍医 地獄街道を行く
地獄街道の山越え始まる
墓あばき
握り飯二個を持って
道端に佇む幼女
終戦の伝達
サマリンダ街道 医務隊撤収作戦
医務隊解散す
39 女たちの戦い―従軍看護婦の記録―
女六名 泥だらけの上陸
現地残留を決意
現地召集を受ける
七キロ地点の野戦病院へ出発せよ
新月に母を恋う 七キロ病舎にて
手術介助に眠る暇もなく
ウジ虫取りに明け暮れて
さらに後退 サマリンダへ
難行苦行の難所越え
ムアラカマンの病舎へ そして終戦
抑留生活
病院船氷川丸にて―久しぶりの白衣が懐かしい―
母国 日本へ
40 一軍医官の述懐
物資の不足
環境の劣悪
兵士の過労
苛酷な患者移送
41 死んでたまるか!
峻嶮バラン峠 必死の登攀
運を天に任せて
やっと病院へ
何でも食べてみて
天使の励まし
42 厳寒の孤島キスカからの転戦
43 生産隊から補給隊へ―若き隊員たちの苦闘―
生産隊の見えない活躍
海軍第二十一糧食生産隊
組織及び農場配置概要(昭和十九年末)
生産隊員に慕われた若き隊長
マーシャル群島パラオ島から
若き生産隊員の足跡
ジャングに病んで
苛酷な運命に翻弄されて
十七年 少年製糧士 ジャングルの何処に
44 バリックパパン方面戦闘略史草稿
45 電信兵と機関銃
46 サマリンダからの救出作戦
47 日本人の血
48 終戦になったと聞かされて
49 無念の武装解除を受ける
50 仮収容所へ送られて
51 バンジェルマシンからバリックへ
52 収容所での明れ暮れ ―バリックパパン編―
屈辱の日々
白い砂の入った遺骨箱
「おっ母ぁーっ。今帰ったぞー」―魂魄は母のもとへ飛んで―
軍医ファンデミル家―アネケンとニシヤマ―
53 続 収容所での明け暮れ ―サマリンダ編―
豪軍の農場視察
鎌田中将と南瓜秘話
54 日本軍占領当時の現地の俘虜たち
55 戦犯詮議の恐怖と戦犯裁判
56バリックパパン戦犯収容所覚書
荒廃と平和
白キャンプと黒キャンプ
猜疑と孤独
リンチと防蚊液
屍臭と自決
女と男
死刑とコスモス
捜査と拷問
人間と動物
夢と現実
懐旧と追憶
57 復員船にて
水葬
決闘
祖国の土を踏む
58 還ってきた日章旗
二旒の日章旗
激闘のなかで
日章旗に心残して
一通の手紙が
届けられた日章旗
心優しい元豪軍兵士 今は亡く
59 バリックパパンの戦いを振り返って
豪州へ旅して
京都妙心寺山田無文老師一行とボルネオ島慰霊の旅へ
オランダへ旅して
バリック慰霊に旅に思う
サマリンダ街道を行く
バリックパパンの発展を見て
バリック市庁舎 表敬訪問
マンガル収容所跡地に立って
サマリンダを訪れる
ロアバコン ロアボア テンガロンにて想う
今後 如何にすべきか
60 戦後、末だ終わず
付記・参考文献あり
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