海軍フリート物語 上巻
第1章 明治の艦隊
ていこく艦隊こと始め
常備艦隊誕生す
連合艦隊初編成さる
初の対外・艦隊戦準備
「本隊」と「第一遊撃隊」と
単縦陣か、横陣か
黄海海戦の勝因と勝訓
六・六艦隊で露国を撃て
″分撃″戦略と戦時編制
東軍対西軍の大演習
ナンバー艦隊の誕生
分撃作戦まず成功
″東郷司令部″改造
無線電信ものを言う
名誉を挽回した水雷部隊
″大艦巨砲思想″信念となる
堂々の凱旋観艦式
新顔″南清艦隊″の誕生
ただし海軍の仮想敵は米
″白色艦隊″歓迎の大演習
″月月火水木金金″のルーツ
″一斉射撃法″導入
″ドンガメ隊″演習に初参加
艦隊平時編制の基本成る
第2章 大正の艦隊
大正元年大演習の教訓
″海軍航空″飛翔開始
艦隊編制の近代化
大戦勃発!艦隊戦時編制に
青島攻戦に艦隊協力
南遣支隊、「シュペー」を追う
遣米支隊、編成
初の実艦的射撃訓練
大演習に飛行機大活躍
ジュットランド海戦の戦訓
なぜ「八・八艦隊」だったのか?
第一、第三特務艦隊編成、出動
第二特務艦隊地中海行きの理由
日の丸駆逐艦の活躍
地中海の三Sに苦しむ
新しい艦隊編成方式
予備隊的性格の三F
方位盤射撃法導入
戦利艦Uポートを研究
脅威―米海軍大拡張案
″潜水戦隊″誕生
対米基本戦略定まる
夢「八・八・八艦隊」
受け入れがたし―劣勢比率
対米七割なら勝てる
第一想定敵国アメリカ
艦隊編制のやりくり
連合艦隊、常時編成へ
演習用臨時艦隊―三F
「安芸」「薩摩」を研究撃沈
決戦の準主役―水雷部隊
漸減作戦に潜水艦部隊
油事情が生んだ″月月火水″
第3章 昭和前期の艦隊
″美保関事件″の発生
誕生した″航空戦隊″
第二艦隊編制改新
補助艦保有量も制限
主力艦、第一艦隊へ集結
費用をかけた昭和五年大演習
「赤軍」長官、空母を機動使用
上海事変勃発!特陸出動
上海に第三艦隊編成
海軍初の敵機撃墜
第三艦隊、当分常置
連合艦隊、常設となる
消えた″巡洋戦艦″
新演習用艦隊―第四艦隊
「友鶴」艇、転覆
二航戦、常続的に編成
第四艦隊事件
二・二六事件とGF
飛躍する海軍航空
日本艦隊全滅!
無条約時代の突入
陸上航空兵力の増強
山本五十六の″不沈空母構想″
艦隊決戦法に変革
第4章 日華事変下の艦隊(1)
一連空の渡洋爆撃
特陸、奮戦す
支那方面艦隊編成さる
「第四艦隊」青島占領
新編「第五艦隊」広東攻略に
昭和一三年度GFは平時態勢
「第五艦隊」海南島攻略支援
(秘)魚雷による″槍ブスマ作戦″
艦隊名変更―「遣支艦隊」
時期はずれのGF長官異動
艦隊規模、膨張