戦時下の記者たち
- サブタイトル
- セレベス新聞を読む
- 編著者名
- 衣笠 周司 著者
- 出版者
- 向陽書房
- 出版年月
- 1997年(平成9年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 157p
- ISBN
- 4906108334
- NDC(分類)
- 070
- 請求記号
- 070/Ki47
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献:p154~155
- 昭和館デジタルアーカイブ
1 「船内ニュース」の発行
刻一刻とふるさとへ
インドネシアからの引揚船
毎日正午に刷り上がり
組閣や食糧メーデー
ナンパ記事も載っている
「内地の昨日けふ」を連載
防空壕のわが家に洪水
2 新聞に憑かれた記者たち
行った先々で新聞づくり
「セレベス島」はどこにある?
東部では最大の街
海軍機に乗って赴任
乗っていたはずの船は撃沈
記者や商社の人にも殉職者
3 創刊された「セレベス新聞」
二年八カ月にわたって発行
セレベス島へ先遣隊が出発
セレベス新聞社のある街角
「毎日新聞の通信網を活用」
創刊号に「愛国百人一首」
報道規制のなかで現地取材
ラジオ放送がスタート
ガリ版刷りでセレベス「新報」
なんでもこなす編集マン
大森社長の現地だより
4 戦況報道の紙面にオアシス
海庭電線で日本から送稿
口に出せない「東京空襲」
島をめぐって取材旅行
トラジャは「虎蛇」
予防記事が効いた「デング熱」
マンゴーにご用心
マンガの「ミナミ☆チャン」
日本国内と同じ連載小説
「コドモシンブン」の発刊
五百号発行で記念式典
5 セレベス島で送った日々
藤山一郎の「青い背広で」
エノケンの映画も上映
合成酒を毎晩飲んで
新聞社にも焼夷弾
メナドに立派な社員の住宅
ラジオ聞くことを禁止
残るも地獄、帰国するも
孤島化した南方で
死んではたまらぬぞ糞ッ
聞き取れなかった終戦の詔勅
6 海外での新聞施策
委託とはいうけれど
軍政地域での新聞の製作
外務省の文場に拾う
きびしい新聞情勢のなかで
従軍報道員の心得
7 収容所でガリ版の新聞づくり
アンボン兵の上陸
架空と現実のはざまで
まず、水と食料の確保を
収容所新聞「草原」の発刊
今度こそ本当に引揚船が
共通する記者の執念
異境の地に葬られて
8 いまインドネシアでは
開発に期待高まるスラウェシ島
参考文献あり
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