日中平和友好条約
- サブタイトル
- 昭和秘史
- 編著者名
- 古沢 健一 著者
- 出版者
- 講談社
- 出版年月
- 1988年(昭和63年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 253p
- ISBN
- 4062040174
- NDC(分類)
- 319
- 請求記号
- 319/F94
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献:p251~253
- 昭和館デジタルアーカイブ
国際情勢は複雑不透明
―一九七六年(昭和五十一年)十二月二十四、二十五日―
福田内閣成立=一票差の首班指名
「私は“内閣掃除大臣”だ」
田中と三木とソ連
中国の「覇権反対」と「宮沢四原則」
「日中」は常に政争の具
福田首相、条約締結を決意
―十二月二十五日~一九七七年(昭和五十二年)七月四日―
「私はタカでもハトでもない」
河野謙三、竹入義勝はこう動いた
外務省、足元定まらず
初の施政方針演説への反応
中国で華国鋒体制スタート
促進派、動き急
慎重派、強く反撃
日韓大陸棚協定に中国外務省「違法」と声明
「福田はもともと台湾寄りだ」
福田ドクトリン
―七月二十二日~十一月十三日―
アジアの一員としての日本
「宿題はすみやかに締結したい」
「日中」と「日ソ」を切り離す
タカ派の新しい危機感
岸信介元首相の台湾訪問
条約締結のための新陣容
―十一月二十日~一九七八年(昭和五十三年)三月七日―
外務大臣園田直、官房長官安倍晋太郎
「中国は条約に乗り気です」
ソ連が外交慣例を破った真意
交渉の機熟す
財界も条約促進の動き
「これからはテンポが早くなるのではないか」
公明党の積極的役割
―三月七日~三月二十一日―
託された『福田伝言』の内容
トウ小平は何を語ったか
「門は開かれた」
福田首相、いよいよ動く
―三月二十二日~四月十八日―
幹事長大平正芳の姿勢
各個撃破は成功するか
「政府が勝手に進めれば独裁国になる」
中国漁船、尖閣列島侵犯!
騒然、自民党総務会
寝た子を起こしてしまったのか
中国、「偶発的事件」と公式釈明
局面を大きく変えた福田訪米
―四月二十日~五月二十二日―
《論破尽東西南北 二十一世紀》
カーター大統領「成功を祈る」
再び“綱引き”が
「外交交渉は、あ・うんの呼吸で」
条約締結への最終段階
―五月二十三日~六月三十日―
閣議で首相の熱弁
米中国交正常化が投影するもの
「六年越しの約束を履行せねばならない」
中越紛争深刻化とソ連の動き
事務折衝でギリギリまで詰めよう
理想と平和を求めて“原点”に戻る
―七月二日~八月八日―
文言を越えるもの
第一回事務折衝はじまる
交渉の核心「覇権」をどうするか
ソ連、『日米中三国体制』を批判
最後の政治決断―「直さん、いつ出発するのかね」
歴史的大業なる
―八月八日~十月二十五日―
園田外相、大いに奮闘す
トウ小平VS.園田直
八月十二日、人民大会堂
総理私邸で乾杯!
米・ソそれぞれの反応
「世界は今、まさに転機に立っている」
来日したトウ小平VS.福田赳夫
「天皇陛下のご健康にために!」
参考文献・写真あり
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