図書目録テンノウ ト トウジョウ ヒデキ ノ クノウ資料番号:000038240

天皇と東条英機の苦悩

サブタイトル
A級戦犯の遺書と終戦秘録
編著者名
塩田 道夫 著者
出版者
日本文芸社
出版年月
1988年(昭和63年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
358p
ISBN
4537021144
NDC(分類)
210.76
請求記号
210.76/Sh72
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献一覧:p353~358
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第1部 巣鴨プリズンのA級戦犯
マッカーサーが支配する日本
東条大将に通訳した笠井重治
自殺未遂となった東条の誤算
東条逮捕に合掌する妻の勝子
逮捕に来たMPを一喝した島田大将
戦争責任を感じた杉山元帥の自決
天皇退位論が起きた戦後の混乱
マ元帥を訪問した天皇の苦悩
戦犯で逮捕された川島芳子の悲劇
戦犯を志願した容疑者の挑戦
モーニングの正装で出頭した荒木大将
皇族や重臣を震憾させた戦犯指定
戦犯に指定された五十九名の名簿
天皇名代で入所した梨本宮殿下の不満
わが子を励ました母親の手料理
楽隊つきで入所した晴れがましき信条
同盟通信と訣別する古野伊之助
読売の争議解決で入所した正力松太郎
検事の詰問に反論する気迫と信念
東条を慰めた巣鴨の温情
自衛のためやむを得む戦争への道
責任を逃れた近衛公爵の服毒自殺
天皇側近、木戸幸一出頭の意義
塀の中の質素な食事の中身
岸信介の元気な運動と百姓志望
迷惑を受けた正力松太郎の入浴
高橋三吉大将の意外な多芸
CHQがしかけた天皇の人間宣言
手づくりの位牌で戦争犠牲者を供養する心
米ソ首脳へ抗議し拷問に耐えた笹川の体力
天皇戦犯説に揺らぐ連合国の気炎
飛行機二十機と飛行場を寄付した青年
東条に遺言を説得する論理
看守兵の上司を謝らせた荒木大将の気骨
ボーナー准将がマ元帥に上申した天皇擁護論
グルー米駐日大使、戦争回避はできず
和平を望む山本五十六の遺言
和平工作を拒否した杉山参謀長の無責任
軍事裁判の法延が市ケ谷に完成
釈放された梨本宮殿下と郷古潔
起訴された二十五人のA級戦犯
発狂した大川周期のしぐさ
被告の思想統一に励む獄中の良識
B級戦犯を大釈放させた献身的努力
皇居に押し寄せた米よこせデモの本音
畑で野菜を作りビタミンを補う収容者たち
GHQから皇籍を離脱させられた宮家
天皇訴追をやめたキーナン検事の政治的手腕
キーナン検事に反論した荒木大将の論理
広田弘毅にはじまる戦争責任
広田の腑甲斐なさを一喝した笹川良一
仲間に嫌われた木戸と東郷の言い訳
正力松太郎の座禅と復讐への執念
秋刀魚を便所に隠した姫路の殿様
同僚を罵倒して釈放させる妙案
死を覚悟した松井、板垣の両大将
田中隆吉少将の虚言で死刑にされる武藤章
天皇を戦争責任から救った東条の証言
東条が褒めた笹川の母の偉さ
最高裁長官が再燃させた天皇退位論
第2部 A級戦犯の遺書と書簡
宣告を受けた被告たちの表情
A級戦犯二十五名に過酷な判決
裁かれたのは「日本国」だ!
ウェップ裁判長が天皇を免訴した理由
貪乏くじを引いた広田の不運
死を直前にした死刑囚と家族たち
処刑された七名のA級戦犯
火葬場から盗んだA級戦犯の遺骨
処刑後、天皇の苦悩と心境
岸信介が無罪となった理由
獄中を慰問する意義と役割
興亜観音に納められたA級戦犯の遺骨
『黙れっ!中将』佐藤賢了からの手紙
壮烈!岡田資中将の死
マッカーサー元帥の解任と帰国
講和後、巣鴨は日本の管理となる
減刑活動に奔走する人々の熱意
服役者が慕う心の支え
死刑囚、飯田角蔵から感謝の手紙
勧業本店の接収を救った笠井重治の功績
東久迩元首相は戦犯を免除されていた
生活費の前払いを依頼する遺族の手紙
モンテンルパ収容所の戦犯たち
頻繁に巣鴨へ差し入れた品々
メーデー騒擾事件後の荒木、島田大将
終身重労働刑、大西一大佐からの手紙
もう一種類あったA級戦犯の遺骨
全員釈放まで葬儀は出せぬ母の遺言
マ元帥が評価した天皇の魅力
賀屋興宣から届いた手紙
三河湾を望むA級戦犯の慰霊碑
恒久平和を望む軍縮条約の歴史
獄中で書いたA車戦犯の揮毫
二十五人の意議ある辞世の言葉
無念を叫ぶA級戦犯の遺書
マ駐日本大使が評価した笠井の実力
一世紀を生きた鈴木貞一
パール博士の遺徳を讃える
戦犯刑死者を供養する白菊遺族会
一覧あり

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