図書ゲンバク トウカ ジュウビョウ ノ ショウゲキ000037867

原爆投下・10秒の衝撃

サブタイトル1~10
NHKスペシャル・セレクション
編著者名
日本放送協会 著者
出版者
日本放送出版協会
出版年月
1999年(平成11年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
204p
ISBN
4140804467
NDC(分類)
319
請求記号
319/N71
保管場所
閉架一般
内容注記
文献あり
和書
目次

序章 一〇秒というフレーム
原爆直後の空撮映像
証言 音が消えたとき
ピカドンの瞬間
一〇秒を考えた日米の科学者たち
三段階のシナリオをつくる

第1章 第一段階〇秒から一〇〇万分の一秒 放射線死の刻印が押された瞬間
炸裂の場所と起点を定める
最初の攻撃の矢「中性子」
中性子の痕跡を測定する
爆心地・猿楽町、八月六日月曜日の朝
爆心地に降り注いだ放射線の量
放射線は人体をどう蝕んだか
放射線障害の実態
自殺する細胞

第2章 第二段階一〇〇万分の一秒から三秒 火球の出現
証言 巨大な光の塊
原爆の炸裂と火球の出現
公開された核実験映像
火球の生成から消滅まで
火球から発した強力な熱線
衝撃波による建物の破壊
火球直下、猿楽町と原爆ドーム
証言「原爆ドーム」で遊んだ日々
産業奨励館の破壊を再現する
ドームを襲う火球
世界最大出力レーザーで再現実験
衝撃波による破壊を検証
ドームはこうして現れた

第3章 第三段階三秒から一〇秒衝撃波の広がり
衝撃波が街を飲み込む
人々は何を体験したのか
女学校の校庭で 松本鞆子さんの場合
貯金支局の室内を襲った渦 大戸絹江さんの場合
比治山橋のたもとで 河村弘康さんの場合
気象台の壁に刻まれた破壊の痕跡 北勲さんの場合
衝撃は一度ではなかった 判谷忠夫さんの場合

第4章 一〇秒から現在
キノコ雲の出現
火事嵐そして黒い雨
広島の惨禍を目撃した生存者たち
平坦な荒野があった
翌日の爆心地を歩く
水を欲しがる人々
悪夢に悩まされる日々
被爆者たちの現在
一〇秒を検証した科学者たちの総括