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教科書が教えない歴史 3

サブタイトル1~10
編著者名
藤岡 信勝 著者/自由主義史観研究会 著者
出版者
産経新聞ニュースサービス
出版年月
1997年(平成9年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
275p
ISBN
4594022324
NDC(分類)
210.6
請求記号
210.6/F65/3
保管場所
閉架一般
内容注記
発売:扶桑社
和書
目次

近代日本と子どもたち
「授かりもの」と扱われた江戸時代
江戸では80%を超えた寺子屋就学率
「郷中教育」で育った維新のリーダー
「国民」を自覚させた小学校教育
“汽車遊び”が登場した文明開化期
「実力主義」が生んだ遊学熱
競って投稿した明治の少年たち
戦勝気分を反映した日清・日露期の遊び
英雄への憧れを育てた立川文庫
ユーカラを広めたアイヌの少女
大正期に花開いた「自由教育」
繊維工業を支えた働く少女たち
科学技術教育に力を入れた戦時下
試練に耐えた学童集団疎開
野球選手に憧れ、科学者を夢見た終戦直後
体格向上に役立った給食
フジモリ大統領に生きる移民の苦難
明治憲法
興奮のるつぼと化した発布の日
徳川幕府も立憲政体を考えていた
出発点となった「五箇条の御誓文」
建白書民主主義から請願制度へ
大きな相違点なかった政府と民権派
いずれも立憲君主制だった憲法私案
急進論は危険と大隈を排除した伊藤博文
西洋の模倣ばかりはしなかった
「議会の承認」や「権利義務」で論議
古典に当たり草案を練った井上毅
政治的責任負わないための「天皇は神聖不可侵」
西欧諸国で高く評価された独自性
最も輝かしく機能した大正時代
議院内閣制への道を開いた天皇機関説
行政権以外大きな差異はない新旧憲法
一人で政治をする仕組みではなかった天皇
軍人の地位低下への反撃運動だった「統帥権干犯」
日本国憲法
ポツダム宣言にはなかった新憲法制定
新憲法以前に日本の礎定めた詔書
近衛文麿にも出されていた憲法改正指示
“脅迫”で受け入れさせたGHQ草案
米国の“素人”が1週間で作った憲法
非公開、監視下で行われた審議
最後まで新憲法に反対した美濃部達吉
国民に知らされなかった制定過程
憲法解釈に影を落とす「神道指令」
「天皇」では大きく違わない二つの憲法
神話のようなキャッチフレーズ「3原則」
日本への「懲罰」の意味が強い9条
改憲の思惑も持っていた「護憲」派
平和を守ったのは日米安保条約
平和維持活動に9条による制約
排除されてしまった教育勅語の長所
奇妙な文章の9条2項
近代日本と発明・発見
諸藩も後押しした、からくり儀右衛門
ノーベル賞級だった北里柴三郎の研究
米国に永住、数々の薬を開発した高峰譲吉
日露戦争で威力見せた「下瀬火薬」
少年時代から織機改良に取り組んだ豊田佐吉
20代で赤痢菌を発見した志賀潔
西洋への対抗心で科学した長岡半太郎
緯度観測で日本の地位高めた木村栄
化学者として「うま味」見つけた池田菊苗
自らかかった脚気の原因を見つけた鈴木梅太郎
漱石から日本文化の心を学んだ寺田寅彦
永久磁石開発の祖となった本多光太郎
海外で高く評価された八木秀次のアンテナ
美的直感で中間子論を展開した湯川秀樹
世界に先駆けTV受像機を開発した高柳健次郎
「神秘への憧れ」を結晶化した朝永振一郎
鴨川で「すみわけ理論」に至った今西錦司
続・勇気と友情の物語
朝鮮独立の志士を助けた日本人たち
命がけで台湾教育に当たった「六士先生」
松山で博愛的処遇を受けたロシア兵捕虜
敗軍の敵将に帯剣許した乃木の武士道
世界の感動を呼んだ潜水艇乗組員たち
犠牲払い孫文を助けた山田兄弟
命がけでフィリピン独立戦争を支援した日本人
墜落事故のフランス人に献身的救護活動
2000人に及んだ清国への日本人教習
ビルマ独立の士を育てた「南機関」
敵国が海軍葬で弔った潜航艇乗組員
台湾で“神さま”になった警察官
瀕死の重傷で停戦協定を結んだ重光葵
スカルノ大統領を感激させた天皇の握手
マレー人たちと協力した英国との戦い
戦場から米大統領に手紙を出した司令官
韓国の孤児を育てた「38度線のマリア」
カンボジアの国造りに命を落とした中田青年