講座食の文化　第２巻

監修のことば（石毛直道）

序章　日本食文化史の課題（熊倉功夫）

第１章　日本食の原像
日本的食生活の形成（佐原真）
日本人の主食（宮本常一）
「おふくろの味」は生きるための知恵（川上行蔵）

第２章　日本の食材
主食文化としての穀物（筑波常治）
民俗学からみた穀類とイモ（坪井洋文）
日本の豆類（星川清親）
サカナと日本人（矢野憲一）

第３章　外来の食文化の定着
日本の食事文化における外来の食（熊倉功夫）
神饌にみる日本化した外来食（岩井宏実）
精進料理と日本の食生活（原田信男）

第４章　転生する異文化の食
文明開化と西洋料理（大塚滋）
日本化した中国の食と料理（田中静一）
日本化した朝鮮半島の食―焼肉を中心に（朝倉敏夫）
カラー企画　絵と「もの」でみる日本の食事文化史（熊倉功夫）

第５章　食の美学
食の美学（熊倉功夫）
料理の美学・東西比較論（奥村彪生）
食における芸術性（石毛直道）

第６章　世界のなかの日本
食生活と風土（田村真八郎）
異文化と食のシステム（石毛直道）
昭和の食の変遷（豊川裕之）
日本型食生活は日本人が守る（吉川誠次）

あとがき「本巻の構成について一言」（熊倉功夫）

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