図書タンイツ ミンゾク シンワ ノ キゲン000037658

単一民族神話の起源

サブタイトル1~10
〈日本人〉の自画像の系譜
編著者名
小熊 英二 著者
出版者
新曜社
出版年月
1995年(平成7年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
450,4p
ISBN
4788505282
NDC(分類)
210
請求記号
210/O26
保管場所
閉架一般
内容注記
エドワード・S.モースほかの肖像あり 索引あり
和書
目次

第1部 「開国」の思想
日本民族論の発生(モース、シーボルト、小野梓ほか)
内地雑居論争(田口卯吉、井上哲次郎)
国体論とキリスト教(穂積八束、加藤弘之、内村鑑三、高山樗牛ほか)
人類学者たち(坪井正五郎ほか)
日鮮同祖論(久米邦武、竹越与三郎、山路愛山、徳富蘇峰、大隈重信ほか)
日韓併合
第2部 「帝国」の思想
「差別解消」の歴史学(喜田貞吉)
国体論の再編成―国体論者の民族論
民族の自決と境界(鳥居竜蔵、北一輝、国定教科書ほか)
日本民族白人説―ギリシア起源説・ユダヤ起源説ほか
「血の帰一」(高群逸枝)
第3部「島国」の思想
島国民俗学の誕生(柳田国男)
皇民化対優生学―朝鮮総督府・日本民族衛生協会・厚生省研究所ほか
記紀神話の蘇生(白鳥庫吉、津田左右吉)
「血」から「風土」へ(和辻哲郎)
帝国の崩壊(大川周明、津田裁判ほか)
神話の定着―象徴天皇制論・明石原人説ほか
索引あり