山県有朋
- サブタイトル
- PHP文庫
- 編著者名
- 半藤 一利 著者
- 出版者
- PHP研究所
- 出版年月
- 1996年(平成8年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 15×
- ページ
- 253p
- ISBN
- 4569569218
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/Y22
- 保管場所
- 開架半藤文庫
- 内容注記
- 山県有朋の肖像あり 文献あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 萩の町にて
第1章 奇兵隊の軍監
武芸をもって一身を立てん
この棒はお前だよ
常に奇道を以て勝を制す
尊攘の大義を貫徹するのみ
生きるも死ぬもこの一戦
天下を泰山の安きに措くべし
第2章 越の山風
脱走してでも京へ赴くのみ
弓矢の道の命ずる通り相手仕ろう
戦さは物見遊山とは違うぞ
平家の軍勢のみ笑うべきに非ず
第3章 陸軍の建設者
昔は天子様の兵隊だったのだ
御親兵はいずれの藩臣にあらず
わが輩のほうはよかでごわす
ああいう男の命令がきけるか
兵農を合一にするの基なり
目の黒いうちは所信は曲げん
予と西郷とでは井目の違いがある
翁を知る、余に若くはない
第4章 天皇の軍隊
陸軍はまさに長ずる少年のごとし
政府を転覆せんとするのほかなし
天子は兵馬の元帥にして
鯰のひげもピーヒャララ
軍隊という仏に魂を吹きこんでくれ
朕は汝等軍人の大元帥なるぞ
第5章 軍事国家への道
政党処分は一刀両断の措置これなり
板垣は果敢断行の気象に乏しいと見える
これも条約改正のためである
命令に抗するものは殺傷するもやむをえぬ
北門の強敵日に迫らんとするとき
他に良策あるなきをいかんせん
百年の長計、遅疑するなかれ
天皇は陸海軍を統帥す
主権線を防禦し利益線を防衛する
一旦緩急あらば義勇公に奉じ
第6章 二つの戦争
山県の涙はあてにはならぬ
朕の戦争でなく大臣の戦争である
生涯のもっとも会心の日
別れに臨んで陣頭涙衣に満つ
臥薪嘗胆十年じゃぞ
天皇を神の座にすえる
ついに明治政府は落城せり
みずから蛮勇内閣たらん
政府の鼻は天狗のごとく高くなり
ジイさんは鋭気がありすぎる
百万の精兵大河を渡る
第7章 「勤王に死す」
文官に軍隊指揮権は与えられない
伊藤は死ぬことまで幸運な人である
剣太刀ぬくまねごとの舞ひ扇
山県には皇室もなく国家もない
皇統は至神至聖たるべし
終章 護国寺にて
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