図書目録ニジュウイッセイキ エノ デンゴン資料番号:000037117

21世紀への伝言

サブタイトル
111人の三重のかたりべたち 三重県戦後50年体験文集
編著者名
三重県戦後50年体験文集発行委員会 編者
出版者
三重県戦後50年体験文集発行委員会
出版年月
1996年(平成8年)7月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
458p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Mi15
保管場所
閉架一般
内容注記
年表あり
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

一 はじめに
二体験文
〈出征・軍隊・戦地〉
兵隊送り(一木幸治)
私といくさ(白塚三千雄)
若き兵士の未明の朝食(中村眞一)
海軍徴用船(宇利貞利)
私の青春時代(川瀬整治)
パコダは見ていた地獄への進軍(加藤良行)
九死に一生(筒井寿尓)
軍国少年の挽歌(金五満)
終戦前後の回想記(廣隆司)
傷痕いまだ癒えず(岡忠郎)
台湾海峡を越えて(少年兵の記)
波濤の中に浮かんだ母のわらべ歌(沖本豊一)
トマトと兵隊(高木一臣)
虚しき追憶(鈴木勘次)
墓標・彼の白き雲に祈りたい(菊池三郎)
吹奏楽で出征兵士の見送り(小松雋武)

〈学徒動員〉
学徒勤労動員の思い出(梅津力也)
五十年前の夏を想う(岩井久子)
学徒動員から五十年(大谷麗子)
青春時代を工場で(学徒動員)(堀壽々子)
戦争がくれた青春(浅井房子)
忘れられないあの日(井上壽)
学徒動員と桑名空襲

〈外地で〉
戦争とわが道程(岡川正規)
忘れ得ぬ南京戦線中国人孤児(山中清太郎)
満州国最後の日(清井義雄)
後世に語り遺したいこと(渡辺一郎)
敵産農園(日下徳重)
日ソ開戦 長かった新京(現・長春)の三日間(門脇實)
運命(寺田貢)
戦勝記念日(大杉とき子)

〈留守家族〉
振り返れば(新すゑの)
私の戦争はまだ終わらない(池口寛幸)
悲しかった戦争中の思い出(森田ぢう)
戦地からの手紙(伊藤三枝)
遺されて(近藤ささへ)
雨降りが好きな子でした(清水美澄)
父を偲ぶ(木下和代)
弟たちへの鎮魂歌(進士まさ)
戦争と愛の青春(四方谷愛)

〈学校生活〉
たこつぼ(斎藤ユキ)
戦時下の学校生活をかえりみて(長井光)
運動場が畑になった(石倉綾子)
わたしの青春前期(伊藤光典)
私の受けた国民学校教育(三浦美弥子)
わたしの国民学校時代(竹田イセ)
戦後五十年の私の決意(中村隆至)
母と乾燥バナナと私(鈴木みつゑ)

〈戦中のくらし〉
昭和時代津市で最初の戦死者と女学校の頃(中野美智子)
兵隊さん優先だったわが家の生活(村山英子)
「行かない」と「行けない」(平野幹男)
苦しき時代(伊藤雄二)
戦雲の下で(小島威)
癒えぬ戦いの傷跡(久村義雄)
地の底で風が吹く(山崎智)
九州へ炭坑奉仕(服部百代)
ひぐらし(長美和子)
愛馬と私(野末和子)
セピヤ色の日記(長谷川博子)
今も地震が一番恐い私(谷口美鈴)
彼の人に、もう一度会いたかったと思いつづけた五十年(平野ひさ)

〈空襲〉
平和を願う橋三瀧橋(木村かつ子)
桑名が燃える(八馬貞雄)
私の知っている戦争(本堂美知子)
無くなって居た町(津市玉置町)(澤村節子)
駆け巡る恐怖 被災体験より(川瀬朋子)
我が町津の空襲を思い出して(加藤つた)
戦争の爪跡(小林靖子)
伊勢にも神風は吹かなかった(浜口宏子)
あっという間に終戦五十年(勝田清和)
原爆被災者の極限的惨劇(井手窪捷誼)

〈引揚げ・抑留〉
かえり船(山下ソメノ)
北朝鮮「平壌」の思い出(奥野秀和)
三十八度線を越えて(小林和代)
敗戦引揚げの苦難無事乗り越えて(谷口ますみ)
遥か満州(中国東北部)の地に眠る我が母と我が子(岡野すてゑ)
吉林脱出から家族との再会へ(井本孜)
遠き思い出(山下郁)
重い十字架(高田久之輔)
北満州からの引揚げ(湊章治)
ヴエンキの森の中で(中岡準治)
我が半生(陰地茂一)
戦後五十年の思いで(恩田正二)
私のあゆんだ戦中、戦後(川村仁造)

〈戦後の耐乏生活〉
戦後の物資不足(小林つね)
櫓を漕ぐ”かいな”は甲種合格(田中泰代)
逆境の中から(森谷悟平)
少女の目(石川奈々子)
中野学校の生き残り(羽地久子)
平和をもとめて(久世和代)
青木知事と我が国際家族(磯部衛一)

〈復興・新教育・女性の活躍〉
橋のたもとの蔵は見ていた(東和子)
農家の悲願が実った日(河合虎郎)
戦災復興土地区画整理事業とともに(平子清則)
玉音放送を聞いた「名張少女」の五十年後雑感(川上弘子)
廃墟で若ものたちは元気だった(竹田友三)
戦後の教育民主化の忘れられぬ一駒(竹田綾子)
学制改革と職業教育実践(児島誠一)
戦後三重県国民学校教育被追放者生存の記(藤田一男)
新制中野球ばかりが強くなり(綾野静夫)
ぞう列車(萩原量吉)
女性の自立と生きがいをめざして(佐々木かよ)
私の戦後五十年(松井つや)

〈平和を願って〉
五十年目に叶った親子の対面(小瀬古月子)
この秋・五十年(後藤千鶴子)
祖母の体験した戦争(大平睦)
VIVIR(生きること)を学ぶ(帰山・セーサル・ナポレオン)
戦争を知らない私たち(村林友子)
白い伝言板(藤島麻衣子)
今に生きれる私達は(水谷紗由香)
戦争のつらさ、苦しさ、悲しさ(坂﨑郁美)

三 体験文に応募された方々
四 体験文応募編数(郡市別・年代別)
五 写真等の資料を提供された方々
六 巻末資料
戦後三重県の歴史
データに見る三重県の戦後五十年
年表
用語解説
七 選考に携わって
八 編集後記
九 三重県戦後五十年体験文集発行委員会名簿

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