図書センソウ ノ ナカ ノ コドモタチ000036968
戦争の中の子供たち
サブタイトル1~10
ある二人の海軍特年兵の記録
編著者名
増間 作郎 著者/菅原 権之助 著者
出版者
光人社
出版年月
1975年(昭和50年)8月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
241p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ma68
保管場所
閉架一般
内容注記
著者ほかの肖像あり
和書
目次
第1章 戦争のあらしの中で
一通の葉書から
戦火おこる
開戦のニュース
朝礼と国民体操
独得の始業前
学問のすすめ
昼食と集団訓練
子供にも労働奉仕
海軍志願兵に応募
受験の日
採用通知来たる
同級生との別れ
入団の日近く
家郷を後に
第2章 満十五歳の海軍生活
横志整第二一一一四号
海兵団は広かった
海兵団の朝から夜まで
入団式を終えてから
埋もれた特年兵
教班長からの手紙
苦行にたえかねて
食卓番の哀歓
スパルタ式海軍水泳
陸戦訓練総仕上げの頃
かくてラッパ手となる
軍歌と剣道と銃剣術と
皮膚病に泣く
地獄の罰直責め
負けられぬ短艇競争
私は整備兵
童顔のほころぶ時
“鴎”から一等兵へ
病気休養もつらし
鈴木教班長との別れ
映画『水兵さん』の頃
深まりゆく体験教育
通路上に掲示された訓示
さよなら海兵団
第3章 われらかく戦えり
いよいよ実戦部隊へ
定員分隊活躍す
悪戦苦闘下の基地
二通の手紙にしのぶ
空襲下の東京で
定員分隊の老兵二人
日本敗戦の前後
第4章 もう一つの体験
出航用意よし
“鬼の館山”にて
若い兵隊
配属はいずこぞ
第一〇八号輸送艦へ
出港用意
食うか食われるか
対空戦闘
硫黄島よさらば
故国との別れ
バシー海峡の悲劇
ヘイタイサン、サヨウナラ
マニラ湾ニ突入スベシ
サンフェルナンド急行便
マニラ湾の落日
敵艦載機来襲す
若桜、香港に散る
おしよせる苦難
ふたたび海への日
アモイ急行便
最後の軍艦旗
われもまた故山に帰る