図書キカンシャ ニ ツカレタ シジュウネン000036946

機関車に憑かれた四十年

サブタイトル1~10
編著者名
向坂 唯雄 著者
出版者
草思社
出版年月
1987年(昭和62年)4月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
269p
ISBN
4794202741
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ko82
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

1 缶磨き
学校帰りに安中の駅長室へ
機関士になりたい
十四歳で缶焚きに
わが青春の出発、西陵舎
禅寺で二カ月間の厳しい講習
まつげをいつも焦がしていた点火番
2 缶焚き
あんみつを食べる缶焚きの卵
殺気が漂っていた投炭練習
十五歳の晴れ着はナッパ服
「わしのパイプを捜せ」
世が世ならば水戸の殿様
西陵舎のおのろけ兄貴
「遠慮しねえでサツマイモ食えよ」
「わしは金魚じゃない」
オニギリを握らせた機関士
石炭賞が欲しい機関士
缶で茶を沸かす機関士
運転を楽しむ機関士の「神様」
敵は西陵舎にいた!
東京駅を通過する鮮魚列車
3 機関士―田端時代
道玄坂百軒店の機関士科
西陵舎も田端機関区も燃えた
大変だ、高崎のC57が帰る
隅田川駅に降ったチョコレートとタバコ
老機関車B6での入れ換え作業
GHQの改革運動と不良職制追放
機関車のへそが溶ける!
降職し、再び缶焚きに
4 機関士―品川時代
あんた方、機労ですか、国労ですか?
御召列車よりこわい進駐軍列車
アメリカ兵機関士のむごい仕打ち
至上命令、四百名のアメリカ兵を死地へ運ぶ
孫子の兵法と一分一秒の戦い
さらば上野の焼け跡の街
蒸気機関車の終焉とディーゼル機関車
蒸気機関車最後の乗務