第十三期海軍飛行専修豫備学生飛行要務士の足跡
序
海軍中佐・田村栄次(『海軍予備学生』から)
海軍少佐・国定謙男(『海軍予備学生』から)
分隊長・川橋省三文集に寄す『第十三期海軍飛行専修予備学生飛行要務士の足跡』刊行について
海軍初の飛行要務専修が発足
なぜ飛行要務士が必要とされたか
飛行要務士の術科教程はじまる
学生の身分で早くも第一線へ配属
五月三十一日付で少尉任官
基地航空隊(主として内地・練習航空隊を含む)
硫黄島作戦に参加・特攻機見送り(鷲尾晃凡)
硫黄島陥落の前夜(浅見勇一)
戦没者の遺品(長谷川栄次)
教官・神雷部隊・鹿屋基地・天草空で復員業務(川崎五朔)
一四一空、一〇八一空から鹿屋基地へ(秋田正男)
吉良中将から親しく相手をさせられた私(石亀義明)
五航艦長官宇垣中将に随行(木代晴之)
鹿児島空で定員分隊分隊士(佐伯朝春)
八丈基地の思い出(浅見勇一)
陸海軍の一狭間(原元雄)
艦隊勤務・海空戦に参加
修羅場のマリアナ海空戦(志田行賢)
『飛鷹』の最後(肥後敬)
空母『飛鷹』沈没す(吉岡清司)
艦隊勤務追想記・空母『竜鳳』と『瑞鶴』での闘い(剣菱佳雄)
「聯合艦隊司令部付を命ず」(佐伯朝春)
南方(太平洋、東南アジア、豪州)各地
玉砕の島テニアンでの闘い(永田義一)
南十字星の下で(小泉富太郎)
司令部付から防空隊小隊長に派遣勤務(松本正巳)
相次ぐ空襲で無力化したトラック(木島秀雄)
重油の海を泳ぐ(木水豊彦)
爆撃と雷撃の中で練習航空隊転進(伊藤武喜)
四南遣赴任への“道中記”(西田隆)
基地航空隊に陸戦隊を編成(丸山佳雄)
実を結ばなかった戦場の恋(国本一男)
フィリピンの死闘
中菲空(二〇一空)セブ島陸戦記(田中定雄)
転進で生かされた娑婆での経験(西村正)
トラック島から菲島戦線へ(中島栄之助)
一航艦司令部付としての私の闘い(鈴木宏堂)
本省勤めからミンダナオの第一線に(山崎武雄)
終戦―そして復員
ケンダリー(セレベス)で迎えた終戦と復員(小泉富太郎)
息詰まる軍使との対決(田中定雄)
トラックでの終戦(木島秀雄)
インドネシア独立からレンバン島に移動(西田隆)
終戦時最後の任務(浅見勇一)
五十余年前のあの想い、そして今…(梶畑允)
厚木航空隊事件(佐伯朝春)
われらの教官・国定謙男少佐(思い出の記)
棒倒競技開始の訓示(国定補佐官)
なぜ国定少佐は家族ともども自決されたのか(編集部)
人間国定の一面(田村栄次)
武人国定少佐とコスモスの花(鈴木富三郎)
試験官は国定少佐だった(西田隆)
奇しき国定少佐との出会い(西村正)
わが師を語る(渓間秀典)
偉大な教育者国定少佐(伊藤武喜)
鹿児島空での再会(佐伯朝春)
戦後の歩み―そして生きざま
慰霊祭巡礼の旅(梶畑允)
戦後の半世紀(小泉富太郎)
教職復帰、生涯現役で(肥後敬)
先輩「勝目少尉」を偲んで(秋田正男)
米軍関係工事を担当して思う(西村正)
私の戦後誌抄(浅見勇一)
ブン屋稼業四十五年(佐伯朝春)
福島県との縁(川崎五朔)
こぼれ話し―あの日あの時
出会い(川橋省三)
奇縁(佐伯朝春)
四月一日付の任官(山崎武雄)
十四期要務を訓戒したこと(浅見勇一)
慰問団の踊り子(秋田正男)
土と遊ぶ喜び(梶畑允)
白子会によせて・私の病床点描(秋田正男)
小沢長官をめぐる思い出(佐伯朝春)
写真、資料アリ