新聞集成昭和史の証言 第14巻
皇室 天皇・皇后・皇族・宮中行事・宮内省関係・関連話題
昭和十五年
二千六百年陸軍始に親臨
迎年祈世・歌御会始の儀
秩父宮殿下、スケート大会に台臨
皇太子様の御学友銓衡終る
紀元節に昭書と恩赦詔書
勲一等宝冠章に輝く柳原二位局のこの頃
竹田宮大妃殿下薨去
聖上、経済事犯で御下問
内大臣に木戸候決る・更送事情
聖上、旧都へ御発輦・畏し皇謨を御奉告のため
聖上、御入京の満州国皇帝を御出迎へ
北白川宮永久王が御戦死
聖上、日独伊同盟で詔書
畏し重大聖断下るまで
閑院宮、参謀総長を御離任
聖上、東大へ行幸
聖上、特別観艦式に台臨
聖上、観兵式を御親閲
閑院宮、教育勅語五十周年式典に台臨
二千六百年式典に行幸啓
畏し勅語を賜ふ
両陛下再び行幸啓、勅語を賜ふ・奉祝式典第二日
故園公に国葬の勅書賜ふ・当日は廃朝仰出されん
議会五十周年式典・十二氏に単独賜謁
湯浅前内府逝去
政治 国会(府県会)政党・行政・財政・法令・選挙・関連話題
紀元二千六百年に寄す(近衛文麿)
政治の独立性と日本(社説)
阿部内閣不信任・各派代議士百七十余名の鼻息
不信任署名代議士二七六名
陸相、首相に政局対処の意志表示
陸軍、更改一新を要望
軍部との折衝終り重臣工作も進む
政局新段階への所信・首相、内府に披瀝せん
政局線上に浮ぶ人々
阿部内閣の最終閣議まで
飽くまで近衛公の翻意期待
近衛公不出馬で担ぎ出し運動が熾烈化す
阿部内閣が最終閣議
阿部内閣の自潰(社説)
阿部内閣総辞職の真相
組閣の大命・米内大将に降下
米内大将の横顔
米内大将に大命下る(社説)
決定した新内閣々僚と横顔
貿易省の設置取り止め
愈々電力調整令発動
米内々閣が施政方針顕示
第七十五議会・陸海両相の戦況報告概容
斎藤氏演説に陸相全面反駁へ・削除、陳謝で満足せず
斎藤氏演説内容
浅間丸事件に怪事実・外相「訓令」を是認・貴院本会議沸く
有田外相答弁内容
斎藤氏、自発的に離党
畑陸相の反駁大要
首・陸海両相更めて声明
斎藤氏を懲罰委に付す
斎藤代議士の失言問題(社説)
懲罰委員会(時の話題)
建設的言論を阻むもの(〓山政道)
戦時下非常議会(今日の特輯)
浅間丸事件・外相の議会説明
堤氏が「ゴルフ場耕せ」論
軍の政治干与問題で陸相が牧野氏反駁・衆院予算委緊張
石炭増産計画案成り折衡開始
月百円以下の官吏の増俸・蔵相が考慮を言明
従来の減俸復活は困難
木炭の準国家管理三案提出
頼母木桂吉氏逝去
百三億予算案、衆院委可決へ
恩給法改正案提出へ
合成化学推進の新法案登場
産地供出米の集荷難に強制買上げも考慮
石炭六百万噸増産案解決
石炭配給統制法案内容
民政、無統制暴露・斎藤問題で波瀾の一ケ月
斎藤氏除名漸く可決・波瀾の懲罰委・各党派の経過
斎藤氏除名で各党の苦悶深化・久原派五氏に離党要求
土地の急暴騰取締りに乗出す
八氏に離党勧告・社大党遂に分裂旧社民系は分裂反対同盟
石炭統制案、衆院通過へ
民族の血を護る国民優生法案を提出・任意に断種手術へ
党利に専念せば政党解散の要・運務局長が衆院で言明
蒋の兵力二百万・陸相答弁
国民政府と北支の特性(社説)
石炭統制案可決
藤沢顧問官逝去
阿部大使携行の政府訓令決る
地方長官大異動発表
第十八代東京市長に大久保留次郎氏が当選
渡辺千冬子逝去
物審、九・一八価格を是正・米炭砂糖など消費規正強行へ
久原氏、新党運動へ・町田総裁へ大同団結を提唱
安部氏らの新党準備会に結社禁止令・聖戦完遂の障害
思想転向なき限り不許可
「古き革嚢捨つべし」河上氏「社大」党名解消の弁
砂糖切符制前に緊急令・越境買ひ禁止を全国に通牒
内大臣に木戸侯決る・更送事情
木戸侯内府となる(社説)
新党結成の機運濃化・岐路に立つ民政党
政党解消し強力新党結成へ・聖戦貫徹連盟決議
本年度物動計画成る
徳川家達公薨去
久原総裁、参議辞任・現内閣との絶縁声明・進言内容
航空日を創定・九月廿八日に大ページェント
近衛枢相が辞表・後任に原副議長を推す
鈴木喜三郎氏逝去
近衛公、強力挙国体制確立に積極的決意を声明
枢相に原氏が昇格・近衛公、異例の辞職理由
統制経済違反に体刑・緊急勅令発布も孝慮
「神祇院」近く実現の運び
贅沢品、十月七日から販売禁止令・高級織物等製造禁止
暴落生糸の買上準備成る
社大、感慨の解党式
新政治体制の輪廓・近衛公表明
近衛公、新体制起案に着手
政友会の改正派が解党へ
民政有志八十名が会合へ
近衛公の帰京迫り政党側は焦慮
革新的な人々・尾崎秀実、橋本欣五郎、笠信太郎
陸相、首相に意志表示・新政治体制運動の具体化へ
陸軍三長官緊急会議・陸相首相と再会見
米内々閣が総辞職・後継近衛公に決せん
久原派が解党大会・政友統一派も解党・中島派も近く大会
重臣一致・近衛公を推す
大命、近衛公に下る
大命近衛公に下る(社説)
近衛新内閣成る・閣僚顔触
近衛新内閣の経済的性格
古荘幹郎大将薨去
苦悶の民政愈よ分裂・卅氏の脱党届を永井氏に託す
脱党組の口実封じた総裁の回答文
脱党組の決意固し
大本営連絡会議の復活と歴史
革新派の人々・平貞蔵、田代重徳、加田哲二
政友会革新派が解党宣言
官界新体制成るか(社説)
帝国基本国策大綱成る
政党の総解消(社説)
政治新体制に点晴・促進同志会が旗揚げ
同志会声明と決議・永井氏談
万民輔翼の国民会議・近衛公の新政治体制構想
下級官吏の待遇改善を十月実施・手当支給要綱成る
内閣情報部強化へ、陸海外内四省の事務統合決る
大本営報道部は現状維持
政党浮沈五十年を回観
藩閥との抗争・原内閣の黄金時代・既成政党の再吟味
隣保班を基礎に常会組織・国民組織の下部構造
貴院研究会、根本態度決定
新体制準備会廿四委員内定・苦心の銓衡事情
理事長に後藤隆之助氏・委員会の機構と役割
新体制事務局の六幹事補佐決る
新政治体制準備会開く・近衛首相が歴史的声明
初準備会経過
近衛首相の歴史的声明(社説)
新体制組織大綱試案・富田書記官長の説明
入会希望者は審査の上
協力会議案に強い支持・第二回準備会の審議
及川海相が親任式
麻生久氏逝去
島中雄三氏逝去
大政翼賛会常任総務内定
民族の運命賭し一路進撃・近衛首相が全国放送
白紙の徴用令拡大・十六から廿歳の全男子に
翼賛会近く発会式・参議十氏も決定・詮衡事情
我国隆替の分岐点・首相、地方長官会議で強調
大政翼賛会の発会(社説)
大政翼賛会発会式・首相、烈々の気魄(拭拶要旨)
宣言・綱領不必要・近衛公の勇断に基く
中小商工業者の転失業対策に根本方針決る
整理人員二、三十万
国策報道を統合、大情報局設立へ・閣議決定
翼賛会の運動規約を全面的修正案可決(総務初会合)
不急不要の委員会百七十五種を整理決る
今度は「国民食」制定へ
禁止令の行過ぎ是正・閣僚懇談会の申合せ
隣組が候補推薦・東京の区会議員選挙に新体制
東京に都制・内務省の試案
日満支経済建設要綱成る
議会新体制・議員は三百八十三名が至当(清水徳太郎)
町内会と部落会・今月中に組織命令を全国に指示
翼賛会道府県支部は月末に創立大会・地方支部規定決る
勤労新体制要綱・閣議決定
神祇院が新発足
一沫の淋しさ昭和研究会解散
千島経営新方向へ・基本調査整理の成果注目さる
翼賛会の連絡機構整備・常任顧問・参与決り初会議
第一議会生残りの五氏招待
元老沿革と元老園公
元老西園寺公望会薨去・雨咽ぶ悲愁の坐漁荘
波瀾多き園公の生涯
園公に国葬の勅語賜ふ・当日は廃朝仰出されん
台湾総督に長谷川海軍大将・現役のまゝで任命
議会五十年式典に聖上親臨・十二氏に単独賜謁
経済新体制案、企画院案を一部修正
内閣制度の改革・無任所相に平沼男、星野総裁は国務相兼任
内閣情報局の部長級発令
どう動く?翼賛議会・党なき代議士を纏めるのが一苦労
選挙法改正要綱案(時局手帳)
選挙法改正原案成る・戸主資格制度を採用
直ちに法制化へ審査会
平沼国務相が重要発言・現行戸主制を適正化
内閣情報局、人員倍増で新発足
経済新体制要綱決る
纏め役秋田拓相・最終案決定までの経緯
西陣転業に重点・翼賛会調査班と京都府当局の懇談
新年度一般予算案閣議へ・総額六十八億六千万円
議員倶楽部の性格・翼賛議会の運用機関・議会新党警戒の要
漁業も計画生産・農林省の新体制予算内容
貿易統制・新聞紙等掲載制限勅令案可決さる
翼賛会支部代表者会議・支部組織の方針闡明
既存政治団体解消へ
翼賛会臨時中央協力会議・近衛首相拭拶
内相に平沼男、法相に柳川中将・内閣の補強成る
内務新三役決る・言論思想の取締り一段と強化へ
翼賛七十六議会召集
枢密顧問官に伊沢氏
岸次官辞任を肯ぜず・小林商相の要求拒否
経済・産業 経済一般・産業・交通・通信・運輸・社会福祉・労働・関連話題
浅間丸事件で英へ厳抗議・交戦権の不当行使を非難
わが近海の怪事件(社説)
日米無条約時代へ・廿六日に対米声明へ・米国誠意なし
日米条約締結当時の思い出・岡部長景子談
金鵄制定五十年・叙賜者十八万人・二千六百年の紀元節
英、浅間丸の独人引渡し拒否
浅間丸事件(中野文夫)
浅間丸事件・英の不法衝く帝国の法理論的見解
伊号潜艦の引揚げ成功
英、浅間丸の独人下級船員引渡しを承諾
浅間丸事件(社説)
結婚にも帰れる・存外兵に思ひやりの改正令
西南戦争生残りの萩野中将逝く
鈴木荘六大将逝去
陸軍機空中分解・宝蔵寺中将ら六将士が京都府で殉職
漢口のテロ・スパイ団検挙
敵兵の帰順投降続出・南支三方面の粛清戦
新支那政府への特派大使に阿部前首相内定
軍管理財産を支那に返還・西尾総司令官声明
支那の疑惑を一掃
蒋の兵力二百万・陸相、衆院で答弁
帝国、新政府支持を声明
新国民政府の成立(社説)
陸軍、兵器本部と航空工廠新設し科学兵器充実を期す
陸軍兵器本部長に斎藤中将
蘭印に欧洲戦禍拡大せば重大結果を招来・和蘭公使に通告
陸軍に少年飛行兵新設・若鷲優遇の新制度
陸軍、軍需工業の利潤統制を強化徹底へ・適正利潤は一割
太平洋に新課題・蘭印問題が示唆する重大性
山西南部拠点・沢州を占領
重慶周辺飛行場猛爆
海軍首脳の異動発表・横鎮長官に及川中将
比島の移民制限に外務省憤激
目的なき支那行きに禁止令
松木直亮大将逝去
連合側の憂色深まる(社説)
重慶政府の中枢部爆砕
重慶前衛の宜昌占領
日泰和親条約を締結・五ヶ年間有効・東洋独特の内容
パリ陥落の意義
パリ落城の歴史的回顧
援蒋路遮断に竜州へ殺到
フランス降服す(社説)
我方仏に最後的申入れ・援蒋やめずば必要措置
天津現銀・治安問題で英仏と正式覚書調印・骨子内容
外相、外交方針を放送
陸軍、外相の放送の影響重視、陸相首相の会談へ
外相放送問題終結・陸外両省共同発表・経緯と陸軍側見解
日支交渉開幕・阿部大使と汪氏会見・原則的意見交換
占拠面積わが二倍半・敵屍体百五十八万余・事変総合戦果
独の大勝で大転換必至の帝国外交
盛岡地方で馬の徴発検査
米内・有田外交の清算・今次政変の特殊性
軍政の電撃処理・東条陸相、省内全将校に訓示
東条新陸相の訓示(社説)
英のスパイ事件抗議は一蹴・陸軍当局と須磨情報部長談
時機到れば不介入一擲か・松岡外交の決意
陸軍定期大異動・戦時態勢強化・梅津、山田両大将新任
蘭印使節に小磯前拓相
英の我ロンドン支店長逮捕を重大視
コックスの遺書・英再確認
香港、蘭貢でも邦人逮捕に外務省緊急会議へ
外交陣大刷新へ・四十氏に帰朝命令・松岡人事始まる
蘭印への特派大使に小林商相・決意を語る
北白川宮永久王御戦死・台湾御陣歿の能久親王の御孫
山屋海軍大将逝去・無敵海軍戦術生みの親
米艦隊のシンガポール使用・帝国厳重監視
皇軍、仏印に平和進駐・協定妥結事変完遂へ
抵抗の仏印軍降伏
皇軍の仏印進駐経過
撃墜王篠原少尉に功五旭六
日独伊三国同盟成り大詔渙発
条約要旨・内閣告諭
三国外相電波の交換
三国同盟締結の経緯
日独伊同盟の成立(社説)
三国同盟の意義(白島敏夫外務省顧問談)
憲兵司令官に田中中将
海軍航空本部長に井上中将
参謀総長に杉山大将
歴代参謀総長物語
小松原中将逝く
三国同盟と米輿論(社説)
英、援将公路再開を通告
英は自家撞着、米は杞憂に過ぐ・松岡外相語る
南支最高指揮官に後宮中将
後宮中将起用の意義
片野定見少将逝去
潜艦、東京湾南方で遭難・奥島大佐以下全員殉職
海鷲、メコン河大鉄橋爆砕
米大統領三選・我方の態度は不変
海軍定期大異動発表・吉田、山本、島田三提督が大将に
激動の外交戦線・世界新秩序建設の前途
駐米大使に野村大将内定・須磨氏はスペイン公使・銓衝事情
国民政府を正式承認・日支新条約南京で調印
蘭印通商交渉に芳沢氏特派
徴用機が不時着、楠木少将ら殉職
陸軍定期異動発令
新駐支大使に本多熊太郎氏・銓衝事情
中支海軍最高指揮官に細萱中将
駐独大使に大島中将を再び起用銓衝事情
日米緊張は米の誤解から・野村大使壮行会で外相挨拶
山下航空総監ら独伊へ・欧洲大戦を現地で研究
陸軍、本年の総戦果発表
軍事・外交 対外交渉・陸海軍の動き・関連話題
事変第四年の財界
根津嘉一郎翁逝去
前年度出超八億円を突破
昨年末国債二百十億円
米実収六千八百万石確実・第二回予想より八分八厘増
農村資金吸収へ貯蓄運動強化
日米条約実効と財界
マッチ増産に奨励金四十万円
商船の犠牲二百九十三隻・大戦以来の調査結果
世界最高の長距離機・朝日新聞社が建造計画
外国商社相手に三菱公司の争覇
貯蔵炭悪化と電力対策は?
税収入からみた国力伸長の跡
日泰新空路を一気に翔破・竜風号の偉功
世界に誇る冷間圧延作業・日鉄戸畑ストリップ工場
砂糖配給に統制会社設立
合成化学推進の新法案登場
資本金五千万円の石炭会社創設
国策第一線を行く天津在華紡の活躍
三井物産、合名を合併・輸出伸張に全力傾注
外部資本導入し生産拡充
黒字国鉄また新記録・総収入八億円突破
農業労働力は完壁・労研の農村調査結果
ポンド崩落と我為替通商政策(社説)
鳴門海峡へ架橋計画
大阪の生産総額・昭和八年の二倍・三十四億を突破
郵船、新田丸完成・我国科学の粋を結集
貯蓄百二億余円・昨年度目標を突破
経連の新陣容決る
人造石油の合成に成功
増資新株は全て公開・三菱社が要項発表・公開決定事情
商業報国連盟結成へ
仏軍降伏と我が財界
関門隧道の断層地帯に初の新工法で挑む
新近衛内閣と財界動向
日本水産、団体年金に加入・三千社員に恩給
新鋭旅客機百余台製産へ
全購・全販を産組に合併へ・両者の役割は既に終る
安田財閥、時局産業へ進出
折紙つく肥筑炭田・田口調査官の来福談
国鉄も新体制へ邁進
三国同盟成立と財界
本年米穀予想高六三一一万石・平年より二百三万石減
資材難から地力減退が因
田畑価格昂騰・事変前に比べ四、五割方
小作料も著騰
東京市電・卅年の交通史
最近の仏印経済全貌・注目さる日本との提携
年賀状の特別扱ひ中止
大日本産業報国会が結成式
関西、共同、鴻池三信託が合併に意見一致
日支新条約の経済的意義
鉄鋼業再編成に備え、日鉄、全重役を更新
日鉄社長に平生氏受諾
発券高四十九億円突破・昨年末より十一億円膨脹
文化 学術・教育・芸術・芸能・出版・報道・関連話題
紀元の生みの親・津田真道男の伝記完成
元旦の唱歌は明治廿四年制定
東宝と松竹に和平成る
映写三時間で禁煙・鳥取県の取締方針
日蓮宗内紛爆発・関東伝統派が宗務院に善処迫る
口で築き上げた人生・一郎とワカナの漫才ならぬ弁
轟夕起子とマキノ正博が結婚
悟道軒円玉老逝く
円玉老の追憶
天才的な作家・岡本かの子の「生々流転」(小林秀雄)
児童文化賞決る
学生の禁酒励行へ
少しも改まらぬ受験準備体制
三遊亭円生師逝去
日蓮宗“内閣”総辞職
円生の死の前後・関係者談
新興が浅草に常設館獲得
浅草街に拾ふ秘話座談会
如是観と三木(大波小波)
日露断交の日・二月六日を偲ぶ徳田秋声老
芥川賞に寒川光太郎氏
浅草六区の小屋巡り現地報告
先生の転職増加の一途
唱歌“紀元節”の床しい秘話
九大が教授の補充に悩む
内申書問題・学校側見限る
世は集団音芸時代
電力飢饉続けば豪華芝居はお封じ
新考査法の是非・双方にきく
試験場風景
試問に濃厚な学科色
テイチクの歌手連が俳優申請
映画観客数が戦前より五千万人増加
新試験制度批判(青木誠四郎)
百寿翁の内蔵にメス・科学が説く長寿の秘訣
切支丹研究に劇作絶つ真山青果氏・大谷氏と秘かな友情
市川左団次丈逝く
近頃の文楽の話題を拾ふ
堀越宗家の跡目・高麗蔵の縁組裁判所へ
気の強い訓導・女児卅名を立たせたまゝ帰宅
王仁三郎に無期・五十五名全員に懲役刑・大本教に裁断
検挙から断罪まで・裁判内容・関係者談
来年一月から綜合教育・国民学校教則案可決
正木直彦氏逝去
高見順の「如何なる星の下に」批評(窪川鶴次郎)
法隆寺再建説また有力化・石田氏の科学的調査成る
全て“自由契約”で・ターキー身の振り方決定
松竹が“左団次賞”決定
樺太を守った古文書を寄贈
屠場の廃血から工業用蛋白質の摘出方法発見
救世軍に解散命令か
女流作家論(丹羽文雄)
「格子なき牢獄の思想」(矢崎美盛)
春に背く傷心の学童六千名・残る道は夜間校
山室軍平氏逝去
八十翁の数学先生が勇退
秋田雨雀氏を慰める会結成
内申に初の不祥事・通信簿変造の訓導懲戒処分
名古屋市が味曾有の先生飢饉
“ブラーゲ旋風”著作権法違反で処分か
杵屋寒石氏逝去
水上滝太郎氏逝去
水上滝太郎君を偲ぶ(久保田万太郎)
吉江喬松博士逝去
妙な芸名ダメ・藤原釜足やミス・ワカナ登録不許可
文壇人が銃後演説旅行
種子ヶ島と切支丹(浅野晃)
銀閣寺の庭は江戸初期の復古・吉永氏の新説と関係者証言
脳を切り腫瘍や癲癇を治療・田中博士に凱歌
帝劇、第二次女優劇団結成へ
医博夫妻が九大法科一年生
米国の“ヘルン記念室”計画に追憶座談会で協力
きよめ教会乱闘騒ぎ・内紡から法廷争ひへ
中学新考査・その後の一ヶ月を観る・関係者の弁
会社と作家の歩合制・川口氏が爆弾交渉
内申書公表せよ・新考査法の功罪で中学校長の意見
全科目の学課試験を課せ・全国中学校長一致の要望
交通地獄緩和に修学旅行を一時禁止
新進作家論(壷井栄)
値段は去年の倍・油絵の人気作家
またプラーゲ旋風・「お蝶夫人」上演中止の波紋
新進作家論(太宰治)
流行作家の実体(阿部知二、丹羽文雄、島木健作)
流行作家の実体(井伏鱒二、火野葦平、石坂洋次郎、高見順)
登録不許可で花柳小菊が女優を廃業
京田武男氏逝去
芸術の芽をのばす・近頃ふえた絵や音楽の稽古
廿万年前の象牙の化石・宮古島のサンゴ礁から発見
松本城の図面から生れたか名古屋城・伊藤氏が研究発表
小説の思想(織田作之助)
六月の芝居・菊五郎の芸、井上と水谷(木村荘八)
眉山氏追悼(徳田秋声)
金剛寺の多宝塔に感傷の楽書を発見・豊臣の衰運を歎く
人糞尿からガソリン代用品
酒精と「つはり」で二人の女博士が誕生
馬場孤蝶氏逝去
孤蝶君を悼む(平田秀木)
呉健医博逝去
修身は「ヨイコドモ」・くだける国民学校新教科書
創刊早々廃刊が続出
小林千代子さんが母校にピアノを寄付
読書へ「減負」の新聞広告
曾我廼家五九郎丈逝く
育ぐめ愛国の熱情・学生指導対策協議会が指導標
東大学生主事と文相談
革新的な人々・尾崎秀実、橋本欣五郎、笠信太郎
SSKの悲劇・アトラクションへ転向
大森義太郎氏逝去
流行と権威(日曜評論)(三木清)
法隆寺壁画の模写・和田画伯の念願に許可
強い人生観・直木賞の二作(吉川英治)
ターキーと春枝の舞台足止め・麻雀賭博に処断
五千寺院新体制へ・邪教の温床を廃絶・内務省乗り出す
二キロ以内徒歩通学・映画は休日だけ・文部省が断
市川松蔦丈逝去
新劇協国と新築地が解消
関係者談・両劇団の足跡・警視庁当局と三宅次官談
芝居も最高税共三円五十銭
英から独立「救世団」で再建・救世軍再起までの経過
校友会や入試制度を改革・文部省の高校刷新策
新聞社が紙面刷新を社告
一高校長に変り種の安部能成民・文理科大学長に河原次官
大日本俳優協会結成・会長に市村羽左衛門丈
佳作「小島の春」
基督教の六十六校が外国と全く絶縁を決議
中村歌右衛門丈逝去
成駒屋を悼む(本山荻舟)
全国の中学校制服を統一・男は国防色、女子は紺色
落語も新体制・五十二種を廃棄
筑豊炭坑地帯の眠り病にメス
舞踊から消える「お染」「累」
現下の政治と文学座談会(丹波文雄、尾崎士郎、亀井勝一郎、竹田敏彦)
翻訳劇禁止で文学座公演中止
早大、教学刷新へ先駆・学徒錬成部を創設
事前検閲脚本・一年で五五五本
松竹が移動劇団結成
文壇新体制へ・日本文学者会誕生
翼賛会文化部長に岸田国士氏・就任の弁
西川光二郎氏逝去
魔海舟山列島に科学のメス
啄木をお助け下さい(佐藤好文)
映画雑誌は一斉廃刊
モッペイ制服で登校・秋田家政高女の新体制
修学旅行の新体制・学校当局にきく
無帽主義を実行・秋田県下の児童新体制
紀元制定建白者・津田真道伝が令孫の手で完成
高木伯ら四氏に文化勲章
まだ親まれぬ科学もの・児童用推薦図書の読書状況
保証人制を復活し全学会組織・東大の新体制決る
山形県下の村芝居「故郷」を全国に放送
山形県の中学で藁靴登校
文人と風流の交り・「雨声会」の想出を藤村氏談
出版文化協会近く創設・出版配給も一元化へ
国防色服と戦闘帽・全中学生の征服統一決る
科学日本の先駆・国友藤兵衛氏に位記追贈
虚子と秋桜子が握手・師弟相寄る俳壇新体制
近く下る公定価に気遣はれる古本飢饉
政治運動ご法度・東大に全学会を設置決る
漢字制限へ、翼賛会乗出す
現代大家論(大波小波)(谷崎潤一郎、武者小路実篤、秋田秋声)
不知火の正体見たり・漁火説の実験に成功
東京市の小学校・青年学校授業料明年から全廃
七十四歳の外骨翁に卅五歳の花嫁
時局に乗る紙芝居・団結して翼賛に一役
年に六億の客
会長に鷹司公・出版文化協会誕生
学園に「翼賛団」・学生と政治問題に新指針
ボーナス最高八円・日活多摩川撮映所騒ぐ
スポーツ スポーツ一般・碁将棋・関連話題
正月ラグビー・京大が慶応に楽勝
世界競泳記録・競技連盟発表
ラグビー・明大が京大に快勝
全国中学ラグビー・撫中優勝
昨年度庭球選手の成積
武蔵山が断髪式
巨人軍、比島軍に大勝・中島が記録的大ホームラン
大相撲春場所初日の興奮
五輪選手阿武巌夫氏が戦死
本因坊秀国氏逝去
陸海雪の争覇・冬季スキー大会の新種目「国防競技」
世界記録も出る・神宮スケート競技終幕
平井嬢の大記録・水連が証明
太田四洲氏逝去
選手の合宿自炊論(飛田穂洲)
陸上競技各大学の新陣容
葉室平泳二百に再び新記録
宮崎競馬で八百長事件
水上競技・各大学の新陣容
早大野球部新監督に伊丹氏
木村庄之助逝く
名行司松翁(故木村庄之助)の面影
古今を通じ三代目の松翁
関東大学OBラグビー立教制覇
春は二回、秋は一本勝負・東京大学野球改革決る
山岳界の恩人ウェストン師逝去
講道館に柔道大学誕生
選抜中等野球・岐阜商優勝
幡瀬川の引退相撲
春の大リーグ・巨人に栄冠
堀江耕造氏逝去
走幅跳に世界的記録・東亜陸上予選
天覧武道試合・柔道で藤原、木村両氏が優勝
都市対抗野球代表決る
全国中等野球代表校決る
全日本中学体育競技開幕
都市対抗野球・京城優勝
全国中等野球・海草中優勝
卅才以下お断り・ゴルフ界も新体制へ
巨人三連覇・夏の陣開幕
競馬の狂乱是正に大穴の一部を公債に・予想屋も全廃
堀口、朴に敗る
体育界の元老五氏を表彰
総額十四万五千円・横浜競馬の公債報国
神宮体育大会開く
大相撲、春から酒を禁止
大学蹴球・慶応が四連覇
弥次将軍・吉岡信敬氏逝去
ラグビー・明大が三連覇
巨人の連覇で日本野球閉幕
大阪府、拳闘挙行厳禁
海外 海外ニュース・外地の日本人関係記事
トルコに激震・全土の十五分の一に被害
淑女も乱痴気踊り・金・金・金が唸るニューヨークの正月
満ソ国境の彼方で陣地構築の爆音・依然続く赤軍の増強
婚約後二時間で男女とも戦線へ・戦ふ芬蘭から初便り
伊仏コーヒー問答・月二杯と課税除外
軍装麗人の魅惑・英国の戦時風景便り
独ソ軍事同盟へ・ヒ総統決意
ム首相は和平策か
ソ軍一個師壊滅・芬軍善戦
春遠し敗都ワルシャワの表情
米議会に鉄屑類の輸出制限案
戦時下・ロンドン、パリ、ベルリンの表情
英艦、ホノルル沖で竜田丸に停船命令
トルコ海軍、独造船所占拠
英仏、五十万の大軍を近東に進結
北欧と英の遮断に独潜艦活躍
独ソ秘密防禦同盟成立説
英艦、独船から捕虜奪還
三ケ月で五十万弗・スケートのヘニー嬢の収入
漢口のテロ・スパイ団検挙
葉室二百平で新記録・ブラジルの水泳大会
独潜艦、米中立水域で英船襲撃
ユダヤ人の反英示威、パレスチナに続発
ばんこつく丸を臨検、郵便物を没収・仏印当局の横暴
ソ芬和平協定に調印
米海軍、二年後に英を凌ぐ・総力百七十二万噸
英、新嘉坡で伏見丸の小包押収
国策第一線を行く天津在華紡の活躍
満航隼号が河北で墜落
南京新政府樹立の大綱決る
仏内閣総辞職・対芬援助失敗の責任
レイノー仏戦時内閣成立・新首相の横顔
五院十四部制・国府の組織決定憲政実施の態勢整ふ
伝作義軍、民衆五百名射殺
南京還都式・汪氏宣言発表
英仏、戦争遂行の共同宣言
北支井馴炭鉱爆発
南京新政府誕生の一瞬
米、日本漁船閉出し計画
独、進撃の機逸す・英陸軍総司令官談
独を悩ます電波の鴬・仏名女優ロゼエの心意気
新国府、全支那軍に停戦令
英仏、ノルウェー領海に水雷を敷設し対独封鎖
芬蘭も五輪大会放棄
諾威、対独宣戦し交戦
独軍、デンマーク首都占領
諾威南海岸で独二艦撃沈
英海軍行動開始・独大艦隊急ぎ北上・諾威近海の不安増大
英仏艦隊を制圧・独政府公表
ナルヴイク港海戦で英駆艦二隻を失ふ・但し敗北に非ずと発表
独豪華船ブレーメン号撃沈され千三百の軍隊失ふ
ブレーメン号とは
英艦隊オスロ湾突入・独と市街争奪戦
カテガット海峡で大海戦・エムデン号撃沈説
欧州戦局拡大で米に輸出景気展開せん
オランダの運命賭す洪水戦術・去年既に実験ずみ
ハル長官、蘭印の現状維持を強調し日本を牽制
非服従運動開始・全印度国民会議派が決議
英は飽迄弾圧
バルカン分割協定・独伊ソで成立か
ベルリンに下駄が氾濫・精動一色の総統誕生日
英戦時予算四百億の全貌
米現役提督が日米戦不可避論
日本軍、沢州占領
国府、晴れの還都慶祝式典
上海貧民街の女神・楊嘉香こと山岸多嘉子さん
日本、重慶周辺猛爆
ノルウェー戦線・英仏軍敗退の因は作戦、輸送の不手際
比島、移民制限法可決・米の奇怪な対日圧迫
北満を描く苦闘卅年・老文豪バイコフ翁は語る
独軍、白・蘭へ侵入交戦
英内閣総辞職・後継首相にチャーチル氏・戦時少数内閣へ
オランダ女皇、英艦でロンドンへ蒙塵
独軍、マヂノ線襲撃へ・セダンに侵入完了
オランダ軍、五日で降伏
ペルーのリマ市で邦人襲撃
“欧戦恐慌”でニューヨーク株式が惨落・その背景
独、マヂノ線百キロ突破
鯨波の独軍に英仏大憂心・英も国民に忍耐要請
戦くエッフェル塔・瀕死のパリ語る伴野氏
自由を捨てた英国・街から享楽抹殺・スパイに険しい眼
ペルー全土大地震・死傷千余名を出す
ベルギー国王、英仏に無断で独に降伏・閣僚の反対一蹴
ダンケルク港大火災・パリ近郊へも初空爆
戦車運ぶ空の怪物・英本土狙ふ独新兵器
日本、重慶政府中枢部爆砕
連合軍五十万、ダンケルクより撤退か
パリ脱出記・邦人引揚船第一報・藤田嗣治氏発
米、日本向け工作機械に道義的禁輪論
シュトラウス翁、二千六百年記念の作完成
独、ダンケルク占領
英兵卅三万生還・首相報告
捕虜百廿万・独軍戦果発表
伊国遂に参戦・マルタ島攻撃
日本軍、宜昌占領
独軍パリ入城・仏軍は撤退
満州「瑞穂村」に匪賊・村長ら十四名戦死
日本軍、援蒋路遮断新作戦
奇妙なスターリンの月給
仏内閣総辞職・新首相にペタン元帥
仏、遂に降伏・独の条件提示を待つ・ペ首相声明
平和郷「黄〓村」に義士の血をつぐ大和撫子平尾あいさん
独伊両巨頭、講和条件の検討開始・ミュンヘンで会見
独伊両軍の握手成る
仏の敗因は人口不足
テンプルちゃん育ちすぎて銀幕を引退
ヒ総統自ら仏代表に条件手交
米陸軍長官に反日独派のスチムソン氏が就任
絹の強敵ナイロンが米国で凄い売行き
“歴史の列車”を伯林へ移送・ヒ総統が命令
総統旗今ぞ誇らか・屈辱の森に輸廻の皮肉
独仏休戦協定調印式
独仏休戦協定全文
仏の七十九億円の大金塊が独の手に渡る
ソ聯軍、羅国へ進駐・二地方割壌さる
棒高四米六〇・好記録続出の全米陸上選手権
独軍の死傷十五万六千・捕虜百九十万
米軍拡費に五十億弗追加要請
仏、対英断交を発表
ハル長官、有田声明論難
仏資本主義制廃止か・ペタン元帥が主席・政府はヴェルサイユへ移転
英、大増税に震え上る国民
英外相、スパイ行為で逆捻的抗議
蘭印、石油ゴム等に新鋭
英、三井・三菱ロンドン支店長を逮捕・我対欧通商妨害策
英、三菱支店長を釈放
英仏海峡で大海戦・英護送団の被害甚大
独鷲二千、ロンドン痛爆
トロツキー氏襲はれ死亡
北京・天津のテロ団検挙
日支国交正式修復へ・条約文を照合確認す
米、州兵六万に召集令
支那軍、仏印侵入・撃退
米、鉄鋼・屑鉄禁輸宣言・我仏印進駐に不承認表明
日独伊三国同盟成る
三国同盟調印の刹那・現地の表情
三国同盟・米は英支援助強化と日本への経済圧迫へ
三国同盟に狼狽・重慶、英米依存強化
駐独伊仏大使召還か
中共、今後の態度
チェンバレン枢相、閣内から退場
独伊、支那事変処理も検討・両巨頭会談内容
米、生糸輸入禁止は必至
ソ聯の態度みて英米共同対日禁輸陣・米政府筋が宣伝
西陣や高級銘仙が米国流行界の寵児に
米、対日示威に支那駐屯軍引揚げか・ハル長官一問一答
伝上海市長暗殺さる
米は同盟三国に対抗・大統領が強硬言辞弄す
日本、メコン河鉄橋爆砕
ギリシャと断交・伊軍進撃
ギリシャ国王と皇太子をクレータ島に監禁を密約説
米、マニラを前進基地化へ
伊希国交断絶を公表
ル大統領三選さる
チェンバレン英前首相逝去
ハンガリーが三国同盟参加
新世紀への苦悶・エジプトとルーマニアの現状
ロンドン市民大恐慌・独機の爆弾が動物園に命中
米、輸出許可制を強化
仏副総理兼外相を突如罷免
社会一般 世相・話題・天地現象・事故犯罪・司法警察裁判・紛擾・医事衛生
皇紀二千六百年を祝ふ(社説)
朝鮮金剛山で山火事・死者廿数名・四十万町を焼く
親友同志が拳銃乱射・三名絶命
自粛の元旦・神詣でもテクシー組が全盛
武蔵野電鉄が衝突・年賀客七十九名死傷
皇紀二千六百年奉祝絵巻と六大事業・大和路は人津波
十五代将軍令孫の入営風景
福沢翁が戦役献金の先鞭・翁の書翰で分る
根津嘉一郎翁逝去
開拓地へ送らう一万の花嫁
女工さんは引張り凧・求人申込みは四千人過剰
「天鬼将軍」薄益三氏逝去
孫や曾孫が九十六人・山形市の多田ぶんさんが米寿の祝ひ
飯島一家醍醐二代目襲名式
夕張炭鉱またガス爆発・五十名が生き埋め
議長官舎に倒閣本部・小山さんは「日月無私」の弁
日高山脈で北大生九名遭難
神宮号や宮号の濫用統制へ
木炭申込み一万四、五百通・市側も着々用意
悟道軒円玉老逝く
小僧さんに嬉しい薮入の起源
海軍内閣二度の産室「水交社」物語・十八年前を語る庭師
見込まれた信州児童・六倍の求人が殺到
元五輪選手阿部巌夫氏戦死
本因坊秀国氏逝去
静岡市で全焼六四三〇戸・早くも復興の姿
「三保の松原」に国策会社が鉄塔の計画
淀川の底に数万円の鉄材
非常時食にネバナが登場
刻煙草愛用者に登録制
英艦、野島崎沖で浅間丸から独船客拉致
厳寒の帝都へ木炭百万俵
百貨店に蝋燭・名古屋の節電風景
白米は田舎に多い・愛知県節米運動調査
救はれる私生児・大審院新判例
三遊亭円生師逝去
南部家御用銅一万五千貫を引揚げに着手
佐賀県で酒の闇取引発覚
園公伝記完成近し・近衛泰子さんが口述を筆記
新潟県下に積雪五二三糎
関西二府十三県下で七割二分節電・北陸猛雪と炭船欠航で
西成線で脱線顛覆・死一七三、重傷四五
白川村に大雪崩・廿数名生埋
東京より暮し難い札幌
学科試験復活・文部省否定
電力調整令とは?営業部長談
新潟県下、一月の雪被害
スキー靴の代用にワラ沓時代
園公に連歌の見舞・訪問の浅水宗匠談
風変りな“左利き奨励”など・今議会への請願書
無表情で斎藤氏一言「奈落の底」ダヨ
ボーナスの出し過ぎ・初の貨金措置令違反
園公快復の立役者は浜名湖のスッポン
職場と家庭は両立する・官立女子大創設に林博談
死の孤島に新山・田中館講師が鳥島探険談
内台連絡機が無人島に不時着
動乱下の大洋ゆく海員に「危険手当」
湯銭が一銭上ります
一銭値上げで江戸ッ子と湯屋の言ひ分
朝夕の停留所を半減・名古屋市の節電対策
長島源次郎翁逝去
朝六時に一斉梵鐘・松江市仏奉の紀元節
南部家御用銅の一部発見
街の灯に大弾圧・警視庁に節電警官を新設
商船の犠牲二百九十三隻・大戦以来の調査結果
大阪で酒の闇取引大検挙
妻と妹を殺して焼く?宵の渋谷にグロ犯罪
結婚式などは節電から外す
妻は田臘に殺す・渋谷の殺人犯は夫と判明
紀元節制定の由来
だまされてゐると知らぬ悲恋の娘が老父を泣かせて家出
非転向者や経済犯にも及ぶ・恩赦の人々
宮城遥拝者卅万・靖国神社の閉門も繰延べ
聖恩浴す“夫殺し”の近況
渋谷区姉妹殺し犯人・竹の杖ついて自首・殊勝らしい自供
五億増税・大蔵省の皮算用
粗悪スフ撲滅に東京連合婦人会が当局を批判
浅草を喰ふ醜警官五十一名処分
チフス菌殺人菊子の控訴審開始・訊問内容
菊子、殺意否認
犬毛の繊維化に侯爵令姉が成功
西南戦争生残りの萩野中将逝く
佐野、鍋山、三田村ら仮出所へ
家族手当・民間でも許可
菊子に無期求刑の大論告
騰る騰る古物時代・十銭の湯タンポが一円・古本わが世の春
芸伎と銭湯・花柳地だけ正午から開場
スフ国策転換・靴下・足袋・手拭等は三分の二を純綿に
頼母木東京市長逝去
電話は生血を吸うデマ・石川翁の回顧談
鈴木荘六大将逝去
酔どれ夫殺しは一家謀殺・子をかばふ母親
入学はしたが、一人前三百円
神奈川県職業課員七十五名が総辞表提出
近衛文隆君も晴れの入営
少年工の“災害”激増
全国的闇取引の掃蕩陣成る
百五十万の不良、巷に氾濫
新税の適用方針・犬猫十円、菓子三円
百三億とはどんなお金か
市川左団次丈逝く
英の魔手に踊る日本救世軍・巧妙なスパイ機構
飯を食はず卅年・「国策奇人」にお医者も首ひねる
あゝ五年前の“雪の朝”・二・二六事件・時の流れを聴く
陸軍機空中分解・宝蔵寺中将ら六将士が京都府で殉職
太田四洲氏逝去
遺族扶助料・内縁も正妻並に
婦人の過重労働に出産率低下を招く・厚生省が対策考慮
時の脚光浴びる富くじ・研究家と当局の見解
住宅侵入に新判例・家人の承諾だけでは無効
恩給物語・最高は清浦伯、乃木将軍は扶助料辞退
裁判所構成法生みの親ルドルフ氏の遺影を発見・発見経過
正木直彦氏逝去
奉公日に叛く“倶楽部”酒を売ったと摘発さる
精動理事談・遊興時間繰上げを実施へ
宮崎競馬で八百長事件
鴨緑江・金密輸団捕物秘帖
一円で一万円・百年ぶり「富籤」の申し子
菊子に懲役八年・チフス饅頭事件の控訴判決
職業戦線全く不人気・女学校卒業生の意外な行方
物凄い古本の高値
日清談判の生字引・お静さん逝く
何処へ行く?万博入場券
雪崩で鉄橋破壊・列車谷底へ直ッ逆様・百卅名が激流へ
生ける明治史・鹿鳴館遂に取り壊し決る
質屋利用はサラリーマン筆頭
“闇”に蠢く贈賄を摘発
市が睨む新資源・火葬場から金銀三千余円・犬も靴になる
佐賀県下、芸娼妓酌婦の年期を制限
竹田宮大妃殿下薨去
木村庄之助氏逝く
悲恋の男女、三原山に散る
台湾の遭難機、全員即死・目を蔽ふ現場
“ホームの鴬”声くらべ大会
犠牲者三百九名・白白教事件の第一回公判開く
「教壇」と「港」の耆宿が退職・坊ちゃんの由来語る菅さんと東京港の親川村さん
山室軍平氏逝去
新生支那に五・一五の元士官後藤映範氏更生の姿
廿六府県に天然痘患者
日給卅八円・職工給与新記録
ガソリン切符売買禁止へ
勝海舟と長崎娘・明るみに出た恋物語
牛痘第一号の両老婦人の思出
卒業生売切れ・各大学の景気
鹿鳴館建設由来(桜田助作)
杵屋寒玉氏逝去
名古屋、全国初のマツチ切符制を実施
水上滝太郎氏逝去
吉江喬松氏逝去
蓮池の親子殺し公判
痛い新判例・被告無罪でも偽証罪は成立
新橋で九十戸焼く
パラオ諸島に「南洋神社」
山岳界の恩人ウェストン師逝去
乞食に精神的欠陥者が多い
全国の空地の農場化へ・若人部隊を総動員
最優秀は山口県・若人炭焼部隊の成果
デパート買物は債券付・貯蓄奨励の奇手
藤沢幾之輔氏逝去
文鳳朝ら十二名に死刑・妖教白々教事件判決
勝間田善作翁逝去
消える米問屋三百店
当世女大学座談会・今井、神近、阿部ら五氏が参集
背広階級に朗報・馬毛のホームスパン登場
赤ん坊死亡率は世界一
マッチ切符制の初体験・名古屋市で月一人小箱二個
駅弁の残飯出さぬ“大根下し”の効能
女子隊費も参加、大陸へ七千の青年隊派遣
一日の賃金十円也・黄金時代の小炭坑炭訪記
日露役の遺児達が出世の社頭対面・教養所元所長が所感文
地主と仲買人が共謀・山形米のヤミに新事実
京扇子の輸出に足止め
山形の闇米に重大事実暴露
無医村が全国で三千六百
留置場の飯代が三万円
渡辺千冬子逝去
気象台の女事務員がトランク詰で発見・養父を指命手配
時が生む“心理的失業者”・殺人の新傾向を解剖
出た!税金天引の俸給袋・官庁に初登場風景
“自殺だ”と白々しい自供・養女殺し東京へ護送
英霊九段に神鎮る・靖国神社臨時大祭招魂の儀
論議二十年の結晶・世に出る刑法草案の苦心談
一府五県に亘る大麦と純綿闇取引の一味八名を検挙
奉公日を逃避し温泉郷は脂粉の狂態・行楽列車超満員
北進日本の礎・十烈士遭難の地に記念碑
おでん屋が宵の売切れ・おしる粉屋満員の銀座風景
商人気質に時代の活・大阪市が七万の小売商に呼かけ
清和源氏の同族会結成式
被拘禁者家族の大アパート建設に財団法人の計画
故頼母木さんの借金卅五万円・遺愛の盆栽まで処分
商工省に“生活必需品課”切符制度もここから誕生
北海道枝幸町で五百戸全焼
結核死亡率・東京は世界一
百廿万円を着服費消・自殺の遺書から舞戻り逮捕
貰ひ子を次々殺す・名古屋の白骨体行李漬め事件全貌
家族五人以内は一月に並型十個・マッチ割当て決る
退職の際の恩給昇給は教職員に限らず・行政裁判所新判例
蘭商が謎の失踪・留守宅で一万円詐取さる
昼は御飯もの全廃・節米に模範示す福岡県庁
勝手な処分禁じた夫婦財産契約登記・佐賀区裁で最初
卅六年目に生還・伊賀上野仇討の因「河合正宗」
松木直亮大将逝去
小倉炭坑で落磐・卅九名絶望
東京市の家庭用砂糖マッチの切符出来上る・使用要領
女性風俗三代記・明治、大正、昭和を研究家にきく
京田武男氏逝去
見逃せぬ出産率低下の現状
堀江耕三氏逝去
東京市の給水対策決る
毒盛り看護婦に十五年求刑
銀座の早慶延長戦で七十名留置
お寿司の公定価発表
勝鬨橋の渡初式次第決る
信州は自治制で砂糖切符実施
徳川家達公薨去
鉄兜軍服で登校・交換学生レンツ君の語る独大学生に活
鴻池家売立て六八九万円から拾った由緒
菊子上告棄却・懲役八年確定
事変記念日・長野県の決意
生きてゐる勤王精神・少年鼓手浜田謹吾
匪賊頭目が母と慕ふ・北支宣撫の中島成子さんの土産話
北連経済統制違反の予審終結
落雷で大蔵省外九官庁焼く
大家の偽作画詐偽漢捕はる
馬場孤蝶氏逝去
鈴木喜三郎氏逝去
蘇る「万次郎漂流記」孫同士が感激