新聞集成昭和史の証言 第13巻
皇室 天皇・皇后・皇族・宮中行事・宮内省関係・関連話題
昭和十四年
林権助伯に宮中杖差許さる
陸軍始観兵式に親臨
宮中講書始
勅題「朝陽映島」歌会始
内親王殿下御誕生
清宮貴子内親王と御命名
聖上、学徒を御親閲
秩父宮、明治神宮体育大会台臨
聖上、裁判所記念日に行幸・勅語を賜ふ
政治 国会(府県会)政党・行政・財政・法令・選挙・関連話題
近衛内閣総辞職・事変の新段階に対処
寡黙謹厳の国士・大命を拝した平沼男
平沼男に大命降下
政変を意味せず・平沼男への大命降下
近衛内閣総辞職まで
平沼内閣成立・決定した閣僚
平沼内閣誕生まで
「平沼聯立内閣」独特の性格創れ
平沼内閣の新指標・首相談
平沼首相の第一声
企画院総裁に青木男を昇格・銓衡事情・略歴
陸軍の要望を加味し企画院拡充原案成る
議会各派別人数表
政友会に叛旗・東北会結成
第七十四議会再開・無任相問題で平沼首相答弁
政党尊重は当然・首相答弁
陸海両相、戦局説明
道義外交徹底せず・安藤氏が無任所相も追及・衆院本会議
議会尊重と総親和(社説)
東大紛争は静観・荒木文相が衆院で答弁
「蒋政権、対手たらず」首相言明
油田開発に助成金・商相言明
転業対策の恒久化へ・中小企業者を組織化
“事変収拾”第三国の援助なくも可能・外相、衆院で答弁
支那に相当長期駐兵・対ソ軍備計画も遂行・陸相の答弁
減税額千六百万円案成る
社大と東方が合同・両党首脳が打ち合せ・社大声明
両党首なごやかな会見・猪で合同祝賀
社大と東方の結合(社説)
全体主義新政党に革農協加盟
大審院長に泉二氏、検事総長には木村氏
新党が東亜聯明論確立のため大陸遊説へ
米国の輿論と日本(社説)
東方、社大の合同失敗す・共同声明を発表
社大内の対立深刻・意味深長な安部党首説
防牒徹底が焦眉の急・軍用資源保護法案の提案理由説明
軍事追加予算案・五十二億七千万円成る・内訳
公債発行予定額五十七億三千二百万円
戦費一人当り百廿円
中野・木村両代議士の除名処分論起る・田淵氏も巻添え
政友会も緊急協議
派遣軍編成替・蔵相が予算使途を説明
興亜院連絡部開設の関係規定を閣議へ
生産拡充計画・青木総裁が一部公表・衆院予算委
田中光顕翁逝く
“倒れて後も己まず”中野氏が代議士廃業の弁
第十一条の発動(社説)
労働力確保に総動員第四条・国民徴用令制定・勅令案骨子
「統制局」が発展的解消
拓相に小磯大将、逓相田辺氏・補充事情・新拓相横顔
重臣と抱き合ふ平沼の対欧策や如何に(時局の内幕)
物価対策要綱の重点・労賃引下げ強行へ
東京市長に頼母木氏就任の舞台裏・政民、助役を闇取引
政友会四代行罷免、新代行三氏に一任・鈴木総裁の断
政友会新総裁に久原氏指名
久原氏の政友会八代目総裁就任と革新派の行方
政友会問題の帰趨(社説)
欧州対策の方針確定・首相参内奏上す
貴院互選議員の改選・子男爵候補確定・銓衡の跡
山崎氏一派十名が政友革同派に合流
国民徴用勅令案可決・広瀬厚相談
英の我真意認識が先決・平沼首相記者団に時局談
大谷尊由氏が北京で急逝
英国首相の演説(社説)
興亜奉公日に首相告諭
平沼内閣総辞職・辞職経緯
大命阿部大将に下る
阿部大将に大命下る(社説)
摩擦なき人物を・大命降下までの経緯
阿部内閣の閣僚決る
阿部内閣の成立(社説)
五相会議は廃止
情勢即応の自主外交・阿部首相が抱負を語る
浜田国松氏逝去
多額議員当選者決る
支那新政府を援助・阿部新内閣が新政綱発表
物価抑制の緊急策に価格停止令の発動決定
専任外相に野村大将確定
野村大将の外相就任(社説)
野村専任外相の親任式
貿易省設置の波紋・商工省は輸出産業移管に反対
首相の権限強化は政治上の意義重大(トピック解剖)
首相権限の強化(社説)
小橋一太氏逝去
ノモンハン事件経過・陸軍、地方長官会議で説明
貿易省大綱決定
貿易省決定までの経緯
貿易省設置に外務省高官百五十名が総辞職の肚
節米対策に第八条発動・酒造制限と白米食用厳禁
通行、入場両税引上げ
国家の力で体位向上・国民体力管理法の意義
内務省が警告・外務省の大量辞意問題
政府、外務省問題の収拾に懸命・辞表提出者氏名・上海総領事官も全員辞表
霞ケ関騒動顛末・内閣の拙速にも罪
閣議決定の解決案で外務紛争落着・政府の針路暗澹
酒井伯、農相受諾
内閣少数制、閣内に抛棄論
事変処理と国内革新・陸相が政府を鞭撻
阿部内閣と事変処理(社説)
政党復活への道程
管外移出米・外地米等の国家管理を断行
最高米価・一挙五円引上げ・強制買入制度も新設
一年間は価格不変更・農家の売惜みに善処
強制買入れ省令全文
米穀緊急対策までの経緯
府県制と市制改正要綱成る
大竹翁が勅選拝辞
米の値上に対応し一部の「昇格」は考慮・商相車中談
煙草値上げ平均一割五分・明年度増収六千万円見当
町田総裁、入閣を婉曲拒否
町田総裁の入閣拒否・政党側に是か非か
専任鉄相に永田氏、厚相は秋田氏が受諾確実
専任二閣僚補充の経緯
参議補充の新意義・勝田、久原両氏の起用に期待
阿部新内閣と国民的協力(社説)
コーヒー一杯にも一割五分・税制改革案閣議上程
明年度予算百三億六千万円を閣議承認
新支那の発展支援・興亜院会議の答申案
米穀強制買上げ、地方長官に通牒米の売惜しみや買溜取締りに厳罰主義の新法令・閣議で論議
町村吏員一万五千増員、互助施設にも国費補助・下部組織の振興策
阿部内閣の危機(社説)
阿部内閣の進退(馬場恒吾)
昭和十四年を送る(社説)
軍事・外交 対外交渉・陸海軍の動き・関連話題
中支最高指揮官に山田中将
町田経宇大将逝く
陸鷲、重慶で十機撃墜
兵役法“戦時体制”に切替え・中学校の猶予全廃・大学専門校は短縮
列強陸軍の現勢・陸軍省調査
援蒋指摘は当然・仏の谷公使拒否に外務省声明
〓洲島占領・怪飛行機を撃退
沈没潜艦の生存者は六名
ソ聯の北樺太石炭利権奪取に厳重抗議
国防献金七千五百万円による陸海軍の購入武器
朝鮮では八百万円
加藤寛治大将逝去
海南島奇襲上陸に成功・大本営に漲る緊張
上海テロ事件・我要求条項提示
援将を改めずば租界を敵と見倣す・英仏へ強硬方針闡明
租界よりの回答を検討
斎藤大使、華府の客舎で逝く
米艦で故斎藤大使帰還
八十一名の死亡確認・潜艦の引揚げ困難
上海テロ事件解決・協定内容
蘇北新作戦・海州を占領・包囲作戦の成功
支那軍の趙中将が投降
中欧の重大形勢(社説)
故斎藤大使遺骨護送に感謝・我が軍艦も出迎へ
特務兵、短期現役兵は廃止・学生猶予も短縮
杉村陽太郎氏逝く
上海総領事館焼く
南昌を占領・鉄道爆破し退路遮断
新南群島を台湾総督府が管轄・仏国大使に通告
日ソ漁業暫定協定妥結・漁業交渉経過・暫定取極め経緯
新南群島権益確保に軍艦派遣
論功行賞の殊勲甲に五人の斥候兵
英米の干渉否定に共鳴・我政府がヒ総統支持を表明
故元帥の愛刀で四名斬り伏せ東郷少尉が壮烈な戦死
上海租界の解決案を英米に提示
上海租界問題解決の前提(社説)
航研機の両至宝・藤田少佐と高橋准尉が大陸に散る
朝日賞の藤田少佐と戦闘の名手高橋准尉
独伊軍事協定の成立(社説)
欧洲対立緩和に、帝国が独波に仲介申入れ
凝視二年・ソ聯の正体(布施勝治)新目標“第二次大戦”
リトヴィノフ外交抹殺
部下の遺骸奪還に死闘十三時間・山口大尉の壮烈な戦死
「シャム」が「タイ」と改名
事変二周年・綜合戦果発表
待従武官長に畑大将・宇佐美中将は軍事参議官
不法越境の外蒙機四十二撃墜
外蒙軍越境事件(社説)
“侵されず侵さず”日満防備鉄壁の構え
国防外交と大陸政策
ノモンハンの軍神・東部隊長の奮戦ぶり
南支那海上の外国艦が我旅客機を砲撃・黒木操縦士談
海軍側重視・上海の英人発砲事件
天津英租界封鎖・仏租界含め断行を通告
英仏租界の封鎖(社説)
租界封鎖遂に断行(社説)
天津租界封鎖の断続強調
英艦の蕪湖の不法行為抗議
汕頭完全占領・南支制海権を確立
林権助男逝去
日英会談の重点(社説)
撃墜破二百八十三機・外蒙ソ聯機の損害
天津問題・両国代表東京入り
外蒙ソ軍の殱滅近し・パルシヤガル区の激戦
機体もろとも“血の通信筒”に・ノモンハン激戦で友軍救助
汪氏、蒋と断絶(社説)
皇軍、満蒙国境を確保・関東軍報道部発表
三大佐戦死
寺内・大角両大将を独伊へ派遣
“少年戦車兵”の誕生決る
日英東京会談・両国代表の横顔
外蒙ソ機、駅舎を盲爆
日英二次会談も不調
第三次会談・英譲歩で諒解成立・会談は続開
日英三原則協定党書に調印・閣議で決定・英も好感
日英覚書に調印・党書全文
対支認識是正・皇軍に協力・両国政府公表
帝国、英の確約実行を監視
全占領地と英租界に適用・英大使言明
日英円卓会議開く・具体問題を遂条審議へ
外蒙ソ機の越境活発化・四十一機を撃墜
米、対日通商条約廃棄通告・我大陸政策を牽制
狙ひは大統領選挙戦
英、法幣流通禁止を拒否・日英四次会談で対立
日独貿易協定成立
日英事実調査委員会は延期
英国首相の演説(社説)
日英会談の座礁(社説)
我軍代表遂に引揚げ・声明
事変以来の献金献納状況・陸軍省発表
日英会談決裂・政府声明
上海事件で我総領事館発表
日英会談決裂に両国声明
会談決裂と日英声明(社説)
独ソ不可侵条約締結(社説)
防共精神の蹂躙(社説)
独ソ不可侵条約・我方見解
帝国の対ソ方針は不変
日独防共強化策打切り・政府、新構想で対処声明
独ソ協定は日独防共協定違反・政府、独に抗議
連合艦隊司令長官山本中将・次官に住山中将・異動評・山本中将素描
第十六師団長に石原中将
板垣中将、参謀本部付へ
第二次欧洲大戦の序幕(社説)
帝国は欧洲動乱に不介入声明
日本打診に各国大使の往来頻り
対支「有効措置」を交戦諸国へ勧告沢田次官、列強大使招致
陸軍、派遣軍総司令部設置・大異動発表
ノモンハン停戦協定成立・国境確定委の組織発表
ノモンハン停戦協定(社説)
ノモンハン事件全貌
北支最高指揮官に多田中将
大島駐独大使も帰朝・谷次官の人事広範囲に及ばん
洞庭湖岸の頑敵を撃破
赤都西安を五度猛爆
重慶側の和議デマ反駁・支那派遣軍報道部長談
教育総監に山田大将・陸軍次官に阿南中将
第十五回陸軍論功行賞発表
米の対日不満・グルー大使が日米協会で披瀝
海軍々務局長に阿部少将
野村、グルー中心に日米東京会談へ
ノモンハン事件全貌・皇軍、ソ聯の機械力に堂々対抗
兵役法改正・第三乙を新設
農作地出身兵に帰農休暇
前大戦・英仏に先例
及川・藍沢両大将親任・海軍大異動の目標
広東省欽州湾に敵前上陸
北支共産軍殱滅戦に阿部中将が戦死・皇軍創設以来最初
最前線激励中に重傷
上陸以来僅か十日、南寧県城完全占領
英の独輸出品拿捕に厳重抗議・明らかに国際法違反
銃火の蔭に交戦国の経済戦
台湾軍司令官に牛島中将
米の態度是正を要望、野村・グルー第三次会談
日米会談の進展(社説)
多年係争の東京市債・仏国と清算取極成立
日米間無条約回避に適切な措置を実施・米大使が重大言明
仏貨公債の解決で七千万円の利益・頼母木市長談
蒋介石の反攻許さず・援蒋輸血路潰滅の南支戦線戦果
北支戦線・雪の山西に共匪潰滅
中支戦線・画期的現地体制成る
敵の損失三百万・事変以来の陸軍戦果
経済・産業 経済一般・産業・交通・通信・運輸 社会福祉・労働・関連話題
昭和十四年の財界展望
昨年の出超六〇四九万円
東京の市有財産九億七千万円
工業統計にみる戦時体制強化
砂糖消費税の増徴率決る
旅客機の新記録・バンコック、立川間十八時間五十二分
新設一千五十四社、払込廿一億円・軍需中心に大転換
帝都に天然ガス自動車登場
国鉄に寝台全廃論・寝台券争奪戦を持て余す
軍需会社の配当制限・総動員法第十一条実施
日本発送電の料金決る
関門豆トンネル貫通
一年間の貯蓄増七十三億余円
生計費指数続騰す
生産額四十六億円・農家戸数は続減・十二度統計
関門海底国道・本トンネル起工式
日航株に四十倍の申込み
事変来の資金蓄積高二百八十五億円・投資余力五十五億円
世界に誇る「国立自動車研究所」五百万円で“興亜型”完成へ
欧洲動乱で株屋街狂乱人気
国産蓄音機一万台、米会社から注文状
国産機ニッポン号世界一周成功・五万三千粁征服・羽田着
日タイ定期航空開く
昨年度工場総数十一万二千を突破
本年貿易・出超四千八百五十万円
文化 学術・教育・芸術・芸能・出版・報道・関連話題
飛躍するか卯年の文士
女剣劇の大江美智子逝く
文壇人に渡洋熱・異色は岸田氏と林女史
英霊舞台に蘇る“大陸の月”・軍国悲歌の三浦時子
文部省、思想問題研究会へ活
日本精神昂揚へ・麻生氏の寄付で“斯道文庫”生る
生めよ“植民文学”八田拓相の音頭で大陸文芸懇話会
映画の扮装も著作権・挿絵画家が物言ひ
松竹の“青年歌舞伎”解散
中学校の徴兵猶予全廃・大学専門校は短縮
東亜の新文化建設に文芸興亜会の創立を準備
松之助の未亡人が済生病院で散る慈善に終始した賢夫人
吉岡弥生女史が世界遊説へ
ターキー引退・今後は舞踊家で精進
営利的な爆笑演芸へ一針・まづロッパ一座に警告
細川ガラシヤ夫人の“犠牲”を歌劇に・上智大学長が計画
女自転車乗り・第一号は左団次夫人
ワインガルトナー賞・我作曲家十名に栄え・尾高氏はウイーンで指揮
原稿紙の鬼・竹田敏彦氏が月に七百五十枚
新大陸産業開発の鍵・黄土の徹底的研究に学者部隊派遣
桜井錠二博士逝く
浪花節騒動・革新叫ぶ米若、友衛鴬堂に勝太郎
東大経済学部爆発・河合派の山田教授と革新派九氏が辞職
十氏の辞職理由・三声明書・経済学部抗争史
平賀総長が生徒に訓戒・山田教授が袂別の講義
“真の大学再建を”三木清氏談
河合栄治郎(けふの人)
新学期までに補充・東大問題で文相が総長督励
帝都近郊に第二の新しき村・武者小路氏談
東大紛争・学生は総長支持
総長と一問一答・河合教授の休職異議なく可決
何処まで吹き捲るか?
映画観客は一人当り年十回
能楽界にも節約の波
東大法学部の蝋山教授も辞意
鉱山鑑定の責任から九大岡田博士ら免官・微妙な謝礼と刑事事件
女人軍装のブロマイド発禁
帝大経済学部論(清水幾太郎)
大陸拓く文芸陣「懇話会」誕生
初役の三人に難行の“勧進帖”
ターキーが劇団を作る
メモに偲ぶ「人間桜井錠二」
文芸興亜会への希望(徳永直)
東大経済学部の問題(三木清)
芸者と女優の板挟み・悩み続ける花柳小菊
森雅之と堀越節子が結婚
「昭和国民読本」完成・ホッとした蘇峰翁語る
「坊や九段に会ひに来い」戦場の子守唄に従軍作曲家が共鳴
土方教授を体職・閣議決定
東大を清新明朗に再建・粛学評議会後、平賀総長談・文相も好感
藤村の「破戒」再刊
二科展飾った戦争画の海外頒布を禁止
東大工学部に希望者殺到、文学部は凋落
東大経済学部が結城、深井、山室氏らを特別講師に招聘・辞職教授は慰留せず
蝋山教授が最後の講議
王座は戦争文学・頼母し銃後の読書力
文学賞に輝く人々・坪田譲治、伊藤永之助、中里恒子、大池唯雄各氏にきく
東大経済学部再建・顧問に山崎氏
去りゆく三教授の弁
恵まれぬ谷幹一・失恋、父の死、脳病に杉山らが救援策
河合教授、出版法違反で起訴
全助教授は留任
世界一の原子実験室・理研「サイクロトロン」取付け
岡本かの子女史逝く
京大に人文科学研究所創設
人情話「出世双六」長谷川氏が旧主の子息と会合
「弁天小僧」と「時平公七笑」の上演禁止
かの子の訃報(長谷川時雨)
法隆寺論争に一石・再建にも非再建にも非ず
沙翁劇翻訳の蔭に“友情劇”
新宿の小鳩・ムーランの明日待子
東京帝大法学部長に穂積博士
吉本も映画に乗出す
心理学教授要目の改正に帝大教授が猛然反対
学園は国家主義ばやり・文部省の学内団体調査
秀才児が支那地図もかけぬ・悲しき準備教育の弊
今年は女流作家続出・神近女史にきく
京大疑獄の証人訊問開始・小西、松井両博士立つ
満支で集団勤労に千人の学生を派遣計画
生産拡充へ名古屋帝大の創立委員決る
支那語の学校「興亜学院」開く・校長は坂西中将閣下
第一志望は行政官・東大の生活調査万華鏡
世界オペラの独参湯・カルメン物語
市川宗家で勧進帳改訂
宝塚から赤坂へ・笹村千賀子が芸妓に転向
松竹東宝の争覇戦・宝塚から大阪までの印象記
“新劇懇話会”設立へ準備
“子供と映画”に心理学のメス・乾氏の新研究
舞踊「唐人お吉」禁止・宝塚の万博公演
一葉の処女作「なき黒子」発見
“恋愛教科書”は法度・高校、大学予科の外国書統制
綴方教室の正子嬢、生家を離れて文学に専心
男と女の要求点(佐藤紅緑)
出征受験生を無試験入学・名古屋医大で新例
中学入試考査法に再検討の声
小学校で柔剣道を準正科に
代用教員氾濫時代・島根県の実状報告
観世左近氏逝く
初の“戦争交響曲”完成・戦線と銃後の友情の結晶
法隆寺問題で師弟相伝の立会演説
佐野周二軍曹の手記「五人の通信兵」AKから放送
前進座の長十郎苦慮・小山内氏の遺児扇升が脱退意志
築地小劇場改築で株式会社設立を決定
今度は演劇の脚本検閲統一
漫才界騒動・新興と吉本がもつれる
啄木の未刊日記(木村毅)
春の芸界旋風に吉本が声明
股旅、恋愛、外国ものに子供さんお断り・映画法実施懇談会
兵役法改正で先生大量生産へ
ラグーザお玉さん逝く
人間渋沢栄一伝・露伴翁の筆によみがへる
万葉の海外版・滝博士ら千余首を上梓
帰朝のお玉さん(木村毅)
東大経済学部講師決る
曾我兄弟の墓石の苔を財布に納めた内蔵助・忠臣蔵の新文献発見
小説流行の真の原因は?
啄木の日記非公開の弁・岡田館長の苦衷
啄木の日記発見で岡田館長が全国放送
書方用紙も新聞紙、都下小学校の緊張ぶり
チャップリン誕生五十年・全盛時の弁士が思出話
来朝当時の熱狂ぶり
祭壇のある“紘宇塾”・小中学校に創設
寄付強要に悩む受験生父兄
問題の「啄木の日記」について(金田一京助)
逍遥博士の記録映画製作
少年少女に国民文学を・作家画家の協会が発足
国際コンクールへ十本出品
「傷兵文学の会」中堅作家を中心に結成
男より女が反撃的・東京中学校保導協会が調査発表
自筆本「折たく柴の記」近く刊行・羽仁五郎氏の努力奏功
舞台稽古に警官・芝居統制強化へ
東大全学生に軍事教練
学生のオアシス・喫茶店から汁粉屋へ
JOAK麹町の新居に移る
吉岡女史とターキーの外遊不許可
黄河文明発掘に学者部隊派遣
太平洋行進曲・大阪から全国に放送
健康で批判的・若い人の読書態度を神近女史にきく
芸の一流総動員・AK新館落成記念番組発表
「父よあなたは…」が五十万近い売れ行き
無欠勤満十年・ラジオ体操の江木さんが辞任
歌麿の「雪」パリから還る
オペレツタ風映画が続出
テレヴイ長距離放送に成功
漱石の家が売物に出る
築地小劇場を救へ・文化人に投資を公募
日大工学部が宛ら休業状態・経営第一主義に辞職組続出
大衆テレヴイ放送と安価な受像機製造・大電力放送所設置へ
ロッパ一座の幹部脱退騒ぎ
殉国の学徒を造れ・文相が直轄校長会議で訓示
小勝老逝く
報国学生隊は武装・満支出発迫り編成なる
山田五十鈴、四年で離婚
葦原と大空の送別公演・宝塚中劇場で挙行
都下学生四千名が応召農家に奉仕
常磐津の桃色文句・家元が抹殺を申出る
法隆寺壁画保存に調査会
出版景気に図書館のお客半減
西園寺公の「蜻蛉集」発見に木村毅氏談
映画検閲強化の哀話
これぞ漫才考現学・大阪発の第二放送を紹介
禁止外国書が激増・検閲から見る世界の動き
帝都の教育は偏知主義・文部省の調査結果
富士は海底火山に非ず・油脈探しから新学説
再び流行歌時代へ・当局、レコード取締り
女流作家の進出(中村武羅夫)
南朝の中臣親房郷の結城親朝への降伏勧告状を発見
人気はあつても歌手は損・歌姫たちの景気調べ
麻雀賭博で映画人ら州余名検挙
純日本の見本集・柳田国男氏の偉業成る
妊娠馬の尿を二万円・これから出来る精力剤
築地小劇場改築の株式申込み好調に締切る・株式氏名
戸川秋骨氏逝く
秋骨君を悼む(平田禿木)
主要新聞社が対英共同宣言
流行歌作曲家部隊が戦線へ
風俗時評・都会と農村・上司小剣
新しい出発へ・帰還の小津監督がお土産話
映画雑誌を評す(読書欄)
小学教員へ愈よ増俸・現行制反を改正
日大工学部学監の引責要求・全国校友大会が決議
金語楼が独立劇団
映画法実施の前に各スタジオの自粛ぶり
映画の再出発・文部省に「国立映画研究所」
河合教授有罪・今秋公判へ
戦争文学の流行に火野葦平が多額納税者
一新された学生々活報告書
大学追放物語・学園を去った教授連
学生一切の運動競技、休日以外は禁止を通牒
松方コレクション海外で売立
五九郎が入院、再起不能
小夜福子の月給四百円、退職金五万円の天津乙女
実演“日活奪取騒動録”
電波の戦争はもう始つてゐる・血走る報道戦線
中学入試に学科全廃・文部省、明春実施の方針
浜田彦蔵の貴重文献発見
東京各座の観劇料金
新人監督に与へる「山中賞」制定
泉鏡花氏逝く
日活紛争新展開・東宝が新会社を設立
鏡花君の追憶(徳田秋声)
「文豪鏡花の家」保存計画
逝ける泉鏡花氏・文壇人の床しい情景・徳田氏談
日大騒動遂に最悪化・全学生が総退学・劣悪新教授に憤激
中学入試学科廃止後に来るもの・各方面にきく
松原操と霧島昇が結婚
かの子と和歌(岡本一平)
洋画の二本立なくなる・映画法来月から実施
オール新派分裂・花柳らが新生新派を再組織
岡田三郎助画伯逝去・略歴
フロイド博士(斎藤茂吉)
「学科廃止」で次官に問ふ・問題は「国家の子」
五年入学殺到か
中等入試の学科廃止・全国に通牒
学校に等差つけるな・通牒内容
皇紀二千六百年祭の芸能祭全貌きまる
映画法の規定内容解説
舞台に返り咲く四女性・山本安英、長岡輝子、宮川美子、石井芙美子さん達にきく
学科試験全廃の反響・特権と情実の弊を防げ
小学読本巻十一の「マレー人種は真黒い」に探検協会抗議
日大学生が登校開始・残るは教授問題
早稲田の思ひ出(吉江喬松)
中学校中心に学徒隊を再編成・演習も定期施行へ
三田の思ひ出(小島政二郎)
戦争文学の現状(窪川鶴次郎)
映画主題歌全盛・秋風落莫十一月のレコード界
北里研創立廿五周年・宮島副所長の追憶談
和気清麻呂像競作に異変・浅倉氏が製作中止
中学生の家出ふえる
二条城を国宝に指定
試験制度や七分搗問題・“金語楼首相”の縦横談
向陵の思ひ出(宮本武之輔)
長谷川伸氏、文士御殿を売却し借家住ひ
箏曲による文楽人形・宮城氏が文五郎に助演
帝劇が復活すれば、引抜かれる俳優は?
各座の新作紹介
中学生を蝕むもの・保導協会主事の警告
今度は北村氏が辞退・清麿公銅像競作に再び波瀾
高等師範の廃止・教審委一致
皇室中心の民族史に小学国史を改編・教科書調査会の方針
工場が教室・初の徒弟学校誕生
神祇院誕生・祭儀も全国的に統一
文化映画と一般映画・文部省当局と一問一答
中学入試「公私」二校以上の懸けもち不能に
火野葦平と語る(菊池寛、横光利一)
築地小劇場が落成式
戦線へお年玉・“輝く部隊”が文筆慰問の豪華版
大陸の日本語普及に教科書編纂へ・図書調査会生る
愛染かつらレコード快記録
「畏れ多い」上演を遠慮・能楽五派が申合せ
一億円の興行国策会社案
芸術院賞生る
新聞雑誌廃刊五百余に上る
新文芸運動団体「経国文芸の会」が誕生
大和民族こそ世界一・田中博士が研究発表
嘉楽校の校門と講堂が鎌倉に身売り・三百円が三万円に
神皇正統記の独訳完成・ポ大阪外語教授の偉業
八年制の国民学校、明後年に完成
ブロマイドの売行から見た人気調べ
歌舞伎役者の屋号調べ
火野文学の疑問(矢崎弾)
師走の風流・観劇「触目吟」
「格子なき牢獄」評(野々宮啓吉)
変り種の権威集め文化推進へ・音楽・映画・演劇委員会誕生
著作権の使用料決る
スポーツ スポーツ一般・碁将棋・関連話題
箱根駅伝に専大優勝
双葉山が遺族のために追善興行
常勝双葉山敗る・新進安芸ノ海の殊勲
巨星墜ちて蒲団と火鉢の雨
野球百年祭に日本の参加勧誘
全日本東西対抗ラグビーで関東が十二連勝
木村名人と土居八段の香落戦・次期名人戦の決定へ
双葉山が結婚
ゴム・ボール生産、一割以下に決定
庭球リーグ中止・ゴムボールの払底で
ミルクホールのマダムへ・大ノ里の未亡人の決意
大相撲十五日制本極り・関係者が反対の弁
選抜中等野球・東邦優勝
IOC委員一新へ
相撲協会長に竹下大将推戴
永井氏IOC委員を辞退・ラ委員長の拒否態度が原因
夜をこめてファン熱狂・大相撲夏場所開く
夏場所「壮丁組」照国ら六十七名が検査
出羽ノ獄が引退届
羽黒山が大関に昇進
大相撲十五日制是々非々
常勝堀口が玄海男に敗る
早、慶を破り制覇・歓びに酔ふ早稲田一帯
六大学野球春の総決算(三原修)
野球部改造が急務・文部省の指令に先輩達の見解
学生軍が初制覇・初の東京陸上競技大会
高商陸上、名古屋が連覇
全国実専野球・横専初優勝
全国高校野球・六高連覇
矢沢二百に四着・ベルリン競技大会成績
三段跳に原田大記録・日満華陸上競技予選
文部当局の見解一転か・野球一試合制案
水の五輪代表発表
学生一切の運動競技、休日以外は禁止を通牒
秋のリーグ戦危くセーフ
全国中等野球・海草中優勝
青森が連覇・全日本青年学校相撲大会
神宮水上大会の収穫
地方競馬廃止決る
明治神宮国民体育大会開く
大リーグ戦で巨人優勝・スタルヒンと川上に個人賞
六大学リーグ再検討・文部省と連盟が懇談へ
曲らぬ腕に武蔵山が引退・不運な横綱略歴
連盟の機構改革が前提・文部省が六大学リーグに厳命
明年春場所から東西制復活・相撲協会正式発表
海外 海外ニュース・外地の日本人関係記事
国府部内に大衝動・汪の声明で抗日戦線の一角崩る
天津で川島芳子さん襲はる
“母の勲章”ドイツで制定
汪氏が和平勧告書翰発表
民主々義国起たば、ソ聯も抗日戦参加・孫立法院長談
欧洲新秩序をム首相主張せん・英伊会談開く
和平確保へ英伊会談で一致
伊、領土権移譲権要求・英と対立・問題は仏の出方
日本陸軍、重慶で十機撃墜
満洲国、防共協定に参加声明
米海軍大拡張案・六千五百万弗提出
大陸宣撫に修道女が活躍
呉佩孚将軍“東亜の和平に挺身”の通電
シンガポール英官憲、邦人を不法圧迫・岡本総領事厳重抗議
フランコ軍、バルセロナ攻略
国共の抱合政権に転換・五中全会は蒋周の押れ合ひ
植民地、飽く迄要求・ヒ総統が防共外交表明
日本海軍、〓洲島占領
海上失踪の藤村氏の保険生百万円支払ひ決る
日本軍、海南島に上陸
「酒は涙か」で米国酔わす
列国が米から武器購入競争
ソ聯の極東赤化策・我が急進に満外蒙国境に新緊張線
米の両洋作戦(トピック解剖)
満洲国が建国七周年・世界外交の真正面に登場
米国、故斎藤大使を巡洋艦で日本へ送る・遣艦までの経緯
上海租界テロ事件解決
日本軍、海州占領
蒋麾下の中将が日本へ投降
教室は古客車・大陸に延びる日本語熱
上海租界安定へ、市長が具体要求を提出
独、チェコへ強硬要求・スロヴァキア独立要求せん
チェコ独立性喪失・ボヘミヤ、モラヴィアも独の保護下に
建国僅か二十年
英内閣危機・軟弱外交非難
英首相、対独憤激の演説・仏は政府に独裁権賦与
纏足は真っ平・目覚めた姑娘
リスアニヤ、メーメルを独に割譲・メーメル問題経緯
上海の我総領事館焼く
日本軍、南昌占領
マドリッド遂に陥落
ソ支新軍事協定成立
反独四国条約へポーランド抱込み・英首相が言明
殺害の痕跡ある“北京人”発掘
独抱囲態勢に対抗・伊、アルバニアに派兵
英波軍事協定成る
伊軍、アルバニア完全占拠
仏大統領にルブラン氏再選
スペイン、防共協定に参加
独伊の指導でバルカン経済聯邦の樹立へ
満洲国、徴兵制を採用
大倉商事パリ出張所長、スパイ嫌疑で逮捕さる
ルーマニアが独伊包囲陣不参加を誓約
オペラ座の放火騒動など・非常時パリの種々相通信
英も徴兵制を断行
ヒ総統、英に旧領返還要求
租界の無誠意黙視し得ず・日本現地軍強硬声明
東郷元帥の甥が戦死
上海租界の根本的解決案を英米に申入れ
リトヴィノフ外相辞任・後任にモロトフ氏・ソ連外交転換
航研機の両至宝戦死
波外相、独要求を全面拒否
独伊は単一体・ム首相演説
支那を喰ふ共産党・汪、曾仲鳴へ切々の追悼文
独伊軍事同盟は包囲陣への回答・ム首相演説
独伊軍事同盟調印・全文七条、期限十年
英、新嘉坡要塞を増強
部下の遺骸奪還に死闘の山口大尉壮烈な戦死
男に家事課、女に機械体操・変った英国小学校教育
外蒙軍、不法越境・日本側四十二機撃墜
ソ聯参謀総長を槍玉に・軍の粛正蒔き直し
四万五千噸戦艦と潜艦等廿四隻を発註・米の国防計画
英、天津テロ犯人を臨時政府へ引渡し
莫大な収入の半分は税・米映画界収入総まくり
英、天津租界テロ犯の引渡しを拒否・替玉でごまかす肚
英、駐上海武官の通敵被疑事件に慎重対策
英職員の上海紡織廠ピストル事件・英が厳罰を約す
日本、天津英租界を封鎖・仏租界も含め断行を通告
園公六十年前の情熱・仏訳の蜻蛉集フランスで発見さる・木村毅氏談
日本の二書記生死亡・南京毒殺事件の犠牲
天津の英仏租界隔絶をみる
天津租界封鎖の継続強調
仏新鋭潜艦、仏印沖で沈没
英艦また蕪湖で不法行為
日本軍、汕頭完全占領
阿片戦争百年目・反英気分漲る北京の市民
天津租界問題・臨時政府、英の出方注視
英海相にチャーチル氏就任
外蒙ソ軍の殱滅近し・パルシャガル区の激戦
自ら“血の通信筒”となり友軍救つた日本の荒鷲
蒋政権と訣別し日支協力、新秩序へ・汪氏、全支に放送
日本軍、満蒙国境を確保
南米航路墨洋丸が太平洋上で火災
外蒙ソ機、鉄道駅舎盲爆
外蒙ソ機の越境活溌化
反英取締りを要望・英外相、上院で声明
独波国境閉鎖、独人千五百人が投獄さる
満洲国が「成吉思汗伝」を映画化へ
独軍スロヴァキア進駐
上海租界で警官隊衝突・市政府側の死傷七名
日本、実力発動を決意
日本総領事館発表
日英会談決裂に両国声明
独ソ不可侵条約を締結・ソ聯政府発表・不可侵とは?
独ソ不可侵条約内容
欧洲恰も開戦前夜
欧洲の風雲愈よ急!!
蒙古聯合自治政府誕生
欧洲大動乱の火蓋・英仏が対独宣戦を布告
ヒ総領、戦線へ出馬
仏で待機中の英軍出動
英首相、独の不信痛撃
独仏間に戦端開く
独、一挙に総攻撃説
二邦人が仏義勇軍志願
仏軍、独領内に進撃
独、二百五十万動員、波は百七十万で対抗
ワルソー陥落・独戦車突入
独軍、仏へ反撃開始
ポーランド唯一の港・グヂニア遂に陥落
ノモンハン停戦協定成る
ソ聯軍、ポーランド進入
毛沢東、銀幕の妖婦と結婚
波蘭分割の独ソ協定成る・英国側の観測
仏軍、独ジーク線攻撃準備
ルーマニア首相暗殺さる・小国は戦々競々
武器禁輸条項の廃棄・ル大統領が議会に要請
仏の映画俳優が続々応召
フロイド博士逝く
対峙する経済要塞線・ロンドンとベルリンの生活
“戦争継続せば英仏の責”独ソが共同声明
上海テロ団の暗殺総本拠の大検挙に成功
団員は四百名・検挙秘話
天津の藍衣社帰順
英の流行歌放送に独憤慨
ポーランドにチフス流行・独軍は悲鳴
英仏に欧洲会議提唱・ヒ総統国会で演説
パリ古今の名作続々と都落ち・ルーブル今や空虚
驚異の独軍装備・長谷川少将の現地視察談
日本、西安を五度空襲
英ソが通商協定・木材とゴム錫を交換
重慶側の和議デマ反駁・支那派遣軍報道部長談
米の斡旋あれば戦闘停止・独新聞長官声明
米、両洋艦隊を同等に強化へ
独軍八十万集結・西部戦線砲火を交ゆ
牧師は天国、音楽家は地獄・米国の結婚観
国共分裂の危機・蒋、特使を延安へ・毛論文の重大元唆
巡洋艦など九十五隻・米が空前の建艦計画
マダムシマコ、仏官憲に捕はる・独からの帰朝土産に嫌疑
動乱下の欧洲スポーツ界
日本軍、欽州湾に敵前上陸
独が点数制で衣服統制
褐色の女王が軍曹殿に・前線士気鼓舞のお手柄で
カポネが七年の苦役終え出所
プラーグで反独騒擾・二千名検挙され宛ら戒厳令下
北支戦線で日本軍中将戦死
照国丸が英東岸で爆沈・船客乗員は無事
対日制裁の是非で米議会論争
照国丸爆沈詳報
日本軍、南寧占領
独が誇る豆戦艦とエムデンが英武装商船を撃沈
ソ芬遂に開戦・ヘルシンキは大火災
ソ芬断交の経緯
呉佩孚将軍逝く
ソ連の南下に警告・伊ファシスト最高会議声明
フインランド内閣総辞職・ソ聯に休戦要請
ヘルシンキ空爆目撃記
聯盟、ソ連を除名
英首相が戦線へ・芬、全予後備兵を召集
二万観衆と英艦監視裡に独シュペー号自沈・詳報
ヒ総統の訓令に答え・劇的シーンを実況放送
独豪華船コロンブス号が米沖合で英艦に追跡され自沈・乗組員は全員救助
巌窟王の島に四十三日・シマコ母子釈放さる
社会一般 世相・話題・天地現象・事故犯罪・司法警察裁判・紛擾・医事衛生
緊張みなぎる帝都の元旦
はね上るお賽銭・熱田神宮は廿万円
小橋市長が“帝都の情操”化に全芸術陣を動員・まづ都会文学
町田経宇大将逝く
大江美智子逝く
熟練工引抜き防止に登録手帳
帝都から“物乞ひ”一掃へ
大陸への花嫁を大量養成へ
電柱や郵便ポスト等・鉄製品回収を本格化へ
自動車が電車に衝突、鳥居子爵夫妻惨死
字引・大沢警部補引退
スターリンの内幕暴く・リ大将が記者団と会見
結婚に奨励金時代・家族手当法案も上程へ
靖国の遺児の訓育に援助を
廿五年間髪を洗はぬ人がいた
常勝双葉山敗るる日の昂奮
その夜、双葉山は笑ふ
緊急に備え全国労働力を調査
出征の歓送幟や餞別を統制
清野博士の窃盗事件に懲役二年・猶予三年の判決
男子の平常着の礼装に“総動員服”を制定
総監賞二百六十七回・警察界の生浜口首相狙撃の佐郷屋また減刑
国民登録・初日は百人
清野博士事件で検事控訴決る
吉岡女子、世界遊説へ・伝記も編纂
大部分は見習工と女工・東京高等小学校卒業生の希望調査
小学教員、時局産業への転出者が続出
石鹸や歯磨にも課税・増税額は二億円程度
悲運の霊に級友の友情・故山内侯実妹寿子さんの葬儀準備
溌刺たり人的資源・世はあげて軍需時代
桜井錠二博士逝く
一府三県で四人射殺犯人逮捕
木曾川中の大捕物・三菱重工部長も被害者
航空少女部隊誕生
“国策お婆さん”実は乃木将軍の令妹
養老院と化す農村・野尻教授の調査結果
娘が手術で男と化す
新支那へ七十翁・興亜の遊説
加藤寛治大将逝去
人絹に揚る凱歌・デパート買物の昨今
紀元節に帝都の人出百万
双葉山が結婚・病床に結ばれた純情・若い資産家の女主人
近衛文隆君が同文書院学生主事に就任
警防団に女子も採用決る
鉄統制でベンチやポストなど十五品目を統制
人事相談所の見た近頃の女性
胃袋が大きすぎる大阪人・深夜の飲食禁止令の反響を探る
戦死者の未亡人が“遺族会”
人気の女車掌、将来は運転手に・電気局の弁
国鉄疑獄求刑・内田氏十ヶ月
唇に猫イラズを塗り毒殺計った女に三年の求刑
岡本かの子女史逝く
大陸の花嫁現地報告・望月百合子女史にきく
斎藤大使、華府の客舎で逝く
ショート・スカート時代・デザインは複雑化
一年の稼ぎ二万円・十九歳の売れっ妓は映画好き
インチキ自粛爆撃・商工省が皮革・ゴム・紙・醤油・燃料へ値下げの通牒
織物値下で問屋と小売が正面衝突
花嫁衣裳の税金五十円・染物屋さんは大当り
勤め人の悩み・六十五円以上の洋服には税金
嘆きの「帰れぬ兵隊」血と涙で綴る陣中手記を出版
枚方陸軍倉庫爆発・死傷四百八十二名
日本こそ地球の王者・人口増加が証拠・木村博士にきく
退職金が六百万円・解散景気の大同電社員
本年度青少年義勇軍計画・入満三万二千を募集・計画全貌
遊びも日本式に・ふえる待合や小料理屋
二見に死刑・黒色ギャング事件の八名に求刑
モンペ乙女も旋盤廻し・理研の農村重工業化に独も注目
酒・ビールの値上禁止を厳重実施
少年の勤労時間を十一時間以内に制限
義人田中正造翁の幕前に鉱害賠償法案可決を奉告
貯蓄へ邁進する東京工場街
親の遺言譲り、若き産婆が熱血の従軍願ひ
恐喝逃走の元署長、七年ぶり満洲吉林で逮捕・罪状内容
「泡沫会社詐偽」が激増
チェコ公使館、独大使館に接収さる
物価に“廻れ右”・総動員十九条早わかり
福岡全県に紙芝居網
統制の裏街道・闇取引の悪質化と巾利かす規格外品
群司大尉を語る二資料、四十七年ぶりに発見
洋服課税は七十円以上、お茶は増税案から全免
日本橋に貸家札べたべた・現物免許制の新風景
中学在学者に一年八十円・軍事援護会の計画
観世左近氏逝く
杉村陽太郎氏逝く
帰還の現役中佐が列車内で七名を殺傷・精神異常か
“御殿待合”新築待つた・消費統制一段と強まる
在米四十年の老芸術家カジハラが祖国愛の帰朝
禁綿密売の小林社長自首
京大疑獄事件求刑
田中光顕翁逝く
お花見時に左党痛し・上級以外の酒は値上げ
今と昔お花見風情・円玉師の回顧談をきく
国策増税いよいよ実施
江東名物「時計台のある風景」消える
恩師の手に更生する、綴方「僕の禿」の主人公
ラグーザお玉さん逝く
銃後を枯らす家地獄対策を同潤会の乾氏に打診
待ち焦れた三星霜、愛児最期の地判明に山内大尉母党の手紙
近頃ふえた少年犯罪
賃銀統制令実施さる・適用うける百廿万労働者
煙草の品不足に蔵相の断
大日本青年堂々首・橋本大佐帰国談
転向勇士と警官の友情
浅川増水氾濫で死者十六名
信州の精鋭六百、満豪へ出発
故斎藤大使祖国に還る
農業労働力の配分・女子の比重が増大・昨春の調査
興亜の春を寿ぐ三人女・伊藤、川畑、水谷さんの表情
戦線銃後を結ぶ女子郵便隊
五人の斥候兵が殊勲甲
捕鯨船ボートが南氷洋で遭難
時局に眼ざめる女学生気質
育児手当の一般化を考慮・日銀では五円昇給
拳銃魔神田芳一の軍法会議公判・訊問内容
神田に死刑求刑・論告内容
製糸工場員を農繁期に動員
非常時に死を急ぐ人々
博文公と伊東伯の憲法論議の手紙売物となって世に出る
フイルム飢饉に街の写真師悲鳴
本物に勝るコーヒー代用品・発明家三木女史のヒット
愈々“スフ洋服時代”
中央は空家だらけ・大阪工場景気の珍現象
知識欲に燃える若き日本・工場、農村青年の統計
無政府共産党の坪田君に応召許可
歓楽街の“長蛇の列”解散令
女から持込む内縁の離婚問題・最近の人事相談傾向
秋田地方に激震・家屋千余戸が倒壊・死傷者多数
ドイツの親善機羽田着
徳川家達公が隠棲を決意
警官の転職・今年既に四百
セルロイド工場爆発・死傷二百八十名
時変下・嬉しい自殺者激減
スパイ御用心・軍当局にきく
佐野・鍋山の減刑を嘆願・五・一五の橘氏烈々の心境
事変下の生活再検討・高物価はかうして克服
金製品総動員の国勢調査、七月に実施
金歯や金ペンは除外・厖大な申告用紙量
大森で百四十五戸焼く
めつきりふえた少年少女の家出の実例集
小勝老逝く
各務鎌吉氏逝去
女の郵便屋さん登場
皇道産業の大旆の下・会員今や百五十万・報国連盟発展の跡を辿る
神戸に女医の細菌魔・裏切った博士殺害を企てる
愛怨の女医に各方面の声
金の申告で御注意
赤穂城明渡しの貴重史料発見さる
軍需景気?ホール盛返す
竹内特派員、壮烈な戦死
拝めぬボーナスの顔・百億貯蓄へ進軍ラッパ
筆頭は岩崎、三井男・職工さんも納税は大臣級
“イガ栗”の石黒文部次官が颯爽の弁
ゲリラ戦術で市民の消費調査を報告
芸妓さん自粛休業・大阪の興亜記念日
パーマ消えて幾変転・長期戦下の新流行は?
無用の海外旅行禁止・五百円以上の持出しも不可
金銀の裾模様廃止・モーニングは献納・精動で決る
政府の女性徴用(山川菊栄)
林権助男逝く
待望の一千万円突破・軍需工場街の貯金額
温情本位に解決・人事調停法が店開き
全国デパートに夜間営業中止を勧告
首相も虎造に及ばず・戦時所得ビックリ箱
冠婚葬祭の虚礼廃止・精動委員会で本極り
何事ぞ・温泉、花街、