日本綿業発達史
- サブタイトル
- 編著者名
- 三瓶 孝子 著者
- 出版者
- 岩崎書店
- 出版年月
- 1947年(昭和22年)10月
- 大きさ(縦×横)cm
- 21×
- ページ
- 514p
- ISBN
- NDC(分類)
- 586
- 請求記号
- 586/Sa66
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 慶応書房昭和16年刊の再刊
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1篇 日本綿業の発展過程
棉種の伝来と棉作綿業の発達
棉種の伝来と棉作の普及発達
棉作の商品生産化
綿織物業に於ける買占商人の発生より問屋制家内工業への発展
在来棉を基礎とする綿糸紡績業の移植
政府の保護による洋式紡績業の移植
殖産興業策としての博覧会及び共進会
紡績業移植の困難とその原因
在来棉の放棄と日清戦争を転期とする綿糸紡績業の発展
綿糸紡績業興隆の基礎
大阪紡績会社の設立を以つて劃された綿糸紡績業の興隆(在来棉の放棄と手紡の衰亡)
明治二十三年の恐慌を契機とする支那市場への本邦綿糸の進出
日清戦争の勝利とそれの綿糸紡績業に及ぼせる影響
戦後恐慌と北清市場
日露戦争を転期とする綿糸紡、織業の発展
日清戦争後に於ける国際関係と日本の於ける産業資本の確立
戦捷と本邦綿糸紡績業発展の為めの前提条件
日露戦後に於ける綿糸紡、織業の発展と賃機業の衰頽
戦後恐慌及び海外市場への発展と紡績資本の輸出
欧洲大戦を契機とする我綿業の発展
欧洲大戦と我国綿業
綿業に於ける質的発表
戦後恐慌と合理化
金再禁止後に於ける日本綿布の世界的躍進と日英の角逐
金再禁止を契機とする日本綿布の進出(日英綿布の地位の逆転、ソシアルダンピング論)
印度市場をめぐる日英の角逐
印度紡績の発展
本邦綿業の産業上に於ける地位の変遷
綿織物に於ける中小機業
中小機業存在の理由
農村家内工業より独立経営へ
第一次欧洲大戦を契機として輸出産業へ(中小機業の統制)
中小機業の規模、地方的分布並に戦時下に於ける中小機業
綿業非常管理下に於ける綿業再編成
在華紡並に在満紡
第2篇 機械・原料・労働・資本
紡・織機械
機械の発明と産業との関係
本邦に於ける紡績機
織機
棉花
明治十年代に於ける在来棉花による自給策(在来棉の発展)
印度棉の輸入と在来棉の衰亡
日露戦争後に於ける朝鮮棉花栽培奨励
最近に於ける原棉確保の問題
最近に於ける棉花消費額と自給状態
紡績に於ける混棉と原棉代
紡績労働
殖産興業時代に於ける婦人紡績労働者
紡績業確立期に於ける紡績労働
工場法実施後に於ける紡績婦人労働
中小綿織物業に於ける労働
紡績業に於ける資本の集中集積
第3篇 人造繊維産業の発達
人造絹糸産業
本邦に於ける人絹糸使用の濫觴と人絹糸輸入依存時代
欧洲大戦を契機とする人造絹糸産業の基礎確立
世界経済恐慌下に於ける本邦人絹糸工業の躍進的発展
織物原料供給上に於ける人絹糸の重要性並びにパルプ自給問題
人絹織物業の発達
ステープル・フアイバー産業
統計表あり
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