昭和天皇は知らなかった
- サブタイトル
- 編著者名
- 根津 司郎 著者
- 出版者
- 早稲田出版
- 出版年月
- 1991年(平成3年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 224p
- ISBN
- 4898271316
- NDC(分類)
- 210.7
- 請求記号
- 210.7/N66
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献:p222~224
- 昭和館デジタルアーカイブ
序章 何が日本を戦争に駆りたてたのか
1 昭和天皇は知らなかつた「満州某重大事件」の真相
主謀者・河本大作との偶然の邂逅
霧の彼方から呼びさまされた「重大事件」
日本の対満蒙政策を画定した東方会議
孫文の遺志を継いだ蒋介石だったが…
北伐再興を促した田中義一首相
北伐再開、蒋介石軍北京へ迫る
張作霖の満州入りに苦悩する関東軍
支那通のエリートだった河本大作
馬賊から成り上がって満州王へ
爆殺計画の芽生え
盟約をかわした男たち
日時未定のままに作戦を立案
村岡関東軍司令官の意中を知る
嵐の前の静けさ
張作霖の北京脱出はいつか
六月二日のサヨナラパーティ
神経をとがらせた特別列車の動向
「張作霖に僥幸を与えるものか」
実行前夜の同志たち
六月四日午前五時二十三分
飛びかう流説
支那人浮浪者を偽装工作に殺害
拙劣だった満州浪人の起用
査問委員会を乗り切る
天皇のご下問とご立腹
昭和天皇が真相をご存知であったなら
2 昭和天皇は知らなかった「西安事件」の歴史的意味
世界史的な意味で、あまりに大きな事件
張学良の屈辱と懊悩
謎につつまれたままの証言
共産軍掃滅まで、あと一息…
共産党幹部と通じた張学良
「日本憎し」から、ついに兵諌を決意
事件勃発、捕らえられた蒋介石主席
突きつけられた八カ条
蒋介石夫人・宋美齢も西安へ
東北軍内部の混乱と動揺
周恩来と宋美齢が会見
事件は解決し、そして歴史は変わった
3 昭和天皇は知らなかった「支那事変」発生の真因
「支那事変」の仕掛人は誰か
軍中央に渦まく主戦論と非戦論
全国に広がった「暴支膺懲」の動き
七月七日は“設定”されていたのか
謀略にはまったのは誰か
日本現地軍の対応は冷静だった
国共合作を決意した蒋介石
宣戦布告をしなかった理由
責任重い側近、重臣たち
終章 奇蹟の邂逅ふたたび
参考文献・資料あり
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