図書キカンシ モノガタリ000036484

機関士物語

サブタイトル1~10
編著者名
機関車文学会 編者
出版者
労働旬報社
出版年月
1966年(昭和41年)6月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
240p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ki21
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

1 ある機関士の歴史
上州生まれの《マジメ人間》
日給一円五銭の少年庫内手
禅寺で二ヵ月間のスパルタ教育
新米機関助士と超ベテラン機関士
忘れられぬ土浦二重衝突事故
戦争の激化と石炭節約運動
鉄道教習所で“防空壕づくり”
B29の空襲下に機関士の辞令
敗戦―復員者でふくれる機関区
オンボロ機関車に悪い石炭
列車遅延・機関車故障で取り調べ
定員法で“副機関士”に降職
戦時型機関士の誇りと自信
他人のメシを食ってこい―転勤
蛇が皮をぬぎすてるように
弱卒は弱卒なりにたたかいへ
安保闘争のなかの台風の眼
愛する“蒸気機関車”との別れ
仕事ぶり変えたディゼル化
《御召列車運転計画》の夢想
2 ベテラン機関士の労働と生活
ベテラン機関士・林与市の略歴
常磐線の《マンモス機関区》
仕業点呼―発車まであと四〇分
常磐線廻り各駅停車・仙台行
自己満足の芸術祭参加作品?
直流から交流へ―死電区間通過
水戸駅・15時11分定時到着
折返しは上野行夜行列車
821仕業運転状況異常ナシ
日曜日も祭日もなく列車は走る
電話欠勤三回で昇給ストップ
憎い当局の大家族・精神主義
特急「ゆうづる」二つの連続事故
「公休」とはなんぞや!
四万八三二〇円ナリの月給袋
機関助士が“女性”だったら―
踏切り支障で公安官に取り調べ
生理現象も処理できぬ三〇秒停車
四二秒間に一本の信号機
雨の日の三河島事故判決
D51蒸気機関車は何も語らない
3 機関助士の青春とたたかい
禁錮六月―有罪判決への怒り
“黒点を見たら停めろ”という論理
なぜ《国鉄》を裁かないのか
二四歳の《独立生活宣言》
ある機関士の自殺と団体表彰制度
新米電気機関士との初乗務
俺たちは“神様”じゃない!
“事故”の危険は無数にある
安全運転を指導して減給処分
助士科試験に合格した二人の若もの
二つの機関区を一つに合理化
合併計画の裏に要員削減の狙い
“違法スト”よばわりを乗りこえて
海岸に押し寄せる波のように
暴徒と化した完全武装の公安官
佐木中央執行委員の逮捕
若いエネルギーへ“棍棒の雨”
新しい年へ「出発進行!」