明治の建築
- サブタイトル
- 建築百年のあゆみ 日経新書 33
- 編著者名
- 桐敷 真次郎 著者
- 出版者
- 日本経済新聞社
- 出版年月
- 1966年(昭和41年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 18×
- ページ
- 206p
- ISBN
- NDC(分類)
- 521
- 請求記号
- 521/Ki54
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1章 西洋建築の伝来まで
マカオの聖パウロ教会堂
南蛮建築の建築様式
鎖国と西洋建築
十九世紀前期のヨーロッパ建築
十九世紀前期のアメリカ建築
産業建築
欧米勢力の極東進出
南方圏の植民地建築
日本の開国
第2章 幕末・明治初期の洋式建築
反射炉の築造
軍事建築―砲台と要塞
幕府と大藩の産業建築
御殿山公使館の建設始末
居留地の教会堂建築
居留地の初期の洋館
後ろ向きに使われた築地ホテル館
神戸の外国人居留地
ウォートルスの登場
林忠如の木造官庁建築
鉄道建築のはじまり
条約改正と建築文化―銀座レンガ街の建設
民間建築家の代表者―ブリジンスと清水喜助
北海道開拓使の建築
百年の大計―工学寮の計画
第3章 国際的水準をめざして
帝国を美化する建築芸術
コンドル先生
鹿鳴館と欧化時代
当時の欧米建築
皇居造営と様式論争
大阪凌雲閣と浅草十二階
中央官庁街の計画
木骨様式の流行
辰野金吾と日本銀行
第4章 ネオ・バロックの流行と耐震構造の研究
ネオ・バロックの国際性
赤坂離宮の建造
建築デザインの向上
初期の耐震建築
横河民輔と佐野利器の鉄骨造りの開拓
明治の赤レンガ・スタイル
第5章 建築ナショナリズムと建築実利主義
建築における国際主義とナショナリズム
初期の建築ナショナリズム
明治中期の建築ナショナリズム
議事堂建築の問題と伊東忠太の建築論
明治四十三年の建築様式論争
議事堂問題の結末
鉄筋コンクリート造りと耐震建築理論の発展
佐野利器の建築思想
近代建築の成立条件
西欧新様式の影響
近代構法と日本的表現
第6章 大正・昭和時代―明治建築の終末とその評価
海外建築雑誌の影響
後藤慶二から分離派建築会まで
近代折衷様式と中間様式の展開
丸の内高層ビル街と関東大震災
様式建築の成熟
明治建築の終末とその評価
索引アリ
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