証言・私の昭和史 6
「文庫版」刊行にあたって(三国一朗)
マッカーサーが東京にきた日(犬丸徹三)
敗戦と涙と落語と―ある満州終戦秘話―(三遊亭円生、古今亭志ん生、横田卯平)
国府軍に捕われて一五か月―終戦直後の北京収容所―(佐藤亮一、園田真平)
新円切り替えのころ(白根清香、相沢光朗)
レイテ島の捕虜新聞(影山三郎、丸山仁一、山下正一)
回想の六〇〇万復員―最大の戦後処理―(中村勝平、渡辺安治)
私のシベリア抑留回想―一画家の執念―(香月泰男、斎藤可寿子)
公職追放の内幕―GHQ製民主化―(曾禰益、山田久就)
東条大将自決ならず!(長谷川幸雄)
ビー・サイレント!―東京裁判開廷す―(高柳賢三、野村正男、清瀬一郎、佐藤賢了)
GHQ六〇二号室―憲法誕生秘話―(佐藤達夫)
悪夢・帝銀事件(並木幾太郎、竹内正子、竹内理一、居木井為五郎)
フジヤマのトビウオ―敗戦の日々に輝く栄光―(古橋広之進、サトウハチロー、橋爪四郎)
下山国鉄総裁怪死事件(藤井恒男、加賀山之雄、古畑種基、関口由三)
朝鮮戦争死体処理班―ある人類学者の回想―(埴原和郎)
桜木町事件―八分間で国電丸焼け―(石田稔造、川辺照男、川辺トシコ)
白井、チャンピオンとなる―日本ボクシング界初の栄冠―(白井義男、アルビン・R・カーン)
恋文代筆二〇年―恋文横丁の元参謀―(菅谷篤二)
占領下の日銀総裁―法王といわれた八年間―(一万田尚登)
奄美大島の祖国復帰なる―二〇万人が断食した!―(金井正夫、三原明夫)
ブラジルの勝組・負組―日本人移民の悲劇―(高木俊朗、古谷綱俊)
ビキニの閃光―“第五福竜丸”と私―(見崎吉男、安部光恭、大井俊亮)
“洞爺丸”沈没す―日本最大の海難事故―(大沼国作、大上真宏、小松錬平、菊川君子)
日ソ復交なる―松本全権の回想―(松本俊一、木谷忠)
最後の戦犯だった私―中国と私の二六年―(城野宏)
返ってきた幻のフィルム(加納竜一、山中真男、中山弘美)
ある父と子の戦争記録―戦死公報をめぐる二〇年―(小林亮、後藤清敏)
ジャングルに探りあてた父―ある戦争孤児の二〇年―(西垣匡、三長高明)
〔戦後・混乱から成長へ〕(原田勝正)