証言・私の昭和史 5
「文庫版」刊行にあたって(三国一朗)
血と飢えのフィリピン戦線―ある従軍看護婦の証言―(大山タイ)
義号作戦―義烈空挺隊の最期―(和田伍朗、小柳次一、長谷川つね子)
沖縄戦で生き残った私たち―ひめゆり部隊と鉄血勤皇隊―(与那覇百子、与那覇政昌)
特攻戦発動!―自殺艇隊長とその愛―(島尾敏雄、島尾ミホ)
爆弾から貨幣まで―有田焼・戦中秘話―(清水時一、竹重米雄)
みのらなかった海外終戦工作
バッゲ工作ならず(衣奈多喜男、昌谷忠、小野寺信)
ベルン~東京・暗号電(藤村義朗、ポール=C=ブルーム、保科善四郎)
原爆・ヒロシマの証言
広島のあの日(斎藤義雄、内田正男)
広島原爆医療史(重藤文夫、松坂義正)
移動演劇“さくら隊”の最期(八田元夫、中井志ず、内海明子)
「ポツダム宣言」秘話(葛山誠一郎、太田三郎)
ソ連ついに参戦す(佐藤尚武)
終戦前夜―天皇と鈴木貫太郎首相―(池田純久、藤田尚徳、鈴木武、柴田敏夫)
玉音盤奪取事件
八・一五青年将校の決起(岩田正孝、竹下正彦)
守りぬかれた玉音盤(山岸重孝、徳川義寛)
降伏軍使マニラへ飛ぶ
マニラに使して(横山一郎)
軍使機不時着す(大西甫)
占守島いまだ停戦せず―知られざる対ソ戦闘―(水津満、内田弘)
シナ派遣軍の降伏―シ江会談―(今井武夫、木村辰男)
「ミズーリ号」の降伏使―私の終戦覚え書―(岡崎勝男)
サイパンの四十七士―玉砕後一五か月戦った人たち―(大場栄、田中徳祐)
満州開拓団の悲劇―長野県富士見分村の場合―(名取定一、西山厚)
満州終戦秘録(古海忠之)
東満地下要塞の最期―捨て身の軍使、八五〇名を救う―(三田金作、堤温、光安久子、河野貞夫)
太平洋戦争決算報告
陸軍編・山ゆかば草むす屍(西浦進、上林吾郎、宇田道隆)
海軍編・海ゆかば水漬く屍(三代一就)
総合編・国破れて山河あり(岡崎文勲、福井静夫)
〔終戦前後(帝国の没落)〕(原田勝正)