証言・私の昭和史 2
国際連盟脱退―日本、世界の孤児となる―(長谷川進一、飯塚浩二)
京大・滝川事件(藤田信勝、末川博、宮本英雄)
大阪ゴー・ストップ事件―陸軍対警察五か月の争い―(今井久、中西忠夫、中村政一)
鳴った鳴ったサイレン―皇太子誕生―(岡本愛祐、山本地栄)
帝人疑獄事件―斎藤実内閣倒る―(有竹修二、藤井五一郎、河合良成)
学匪と呼ばれた父―天皇機関説回想―(美濃部亮吉、宮沢俊義)
二・二六事件
首相官邸一番乗り(和田日出吉、倉友音吉)
岡田首相救出秘話(迫水久常、福田耕、小坂慶助)
二・二六事件と私(斎藤正躬、桶谷繁雄、山崎種二)
二・二六事件回顧(岡野甚内、麦屋清済)
特急“あじあ”回想―満州を驀進した弾丸列車―(久保田正次、田山一雄、小栗克一)
腹切り問答―浜田国松対寺内陸相―(星島二郎、茂木政)
雲がくれした組閣参謀長―林内閣成立秘話―(十河信二)
“神風”ロンドンへ飛ぶ―国産機初の壮挙―(斎藤寅郎、美土路昌一、荒垣秀雄)
“ニッポン”号世界一周―征空五大陸六万キロ―(和田喜三郎、佐藤信貞)
芦溝橋の銃声(牟田口廉也、今井武夫)
カンチャーズ島事件―ソ満国境紛争―(石川軍治、湯川金作)
麦と兵隊―徐州作戦のかげに―(棟田博、大木栄一、稲田正純)
黙れ! 失言事件―国家総動員法成る―(佐藤賢了、三宅正一)
人間 近衛文麿―その登場と死―(後藤隆之助、富田健治)
「昭和研究会」の悲劇―近衛公のブレーンたち―(高橋亀吉、酒井三郎)
学生狩り―暗い谷間の青春―(安倍源基、有馬頼義、巌谷大西)
中国のアンネの日記―一軍医の戦争体験―(鈴木英夫)
汪兆銘工作回想―みのらなかった日中和平―(今井武夫、清水董三)
ノモンハン敗戦の真実―一連隊長の証言―(須見新一郎、根上博、高島正雄、木下末一)
浅間丸事件―戦乱にゆらぐ豪華船―(南条秀敬)
斎藤隆夫の反軍演説(片山哲、入江徳郎)
ゴビ砂漠に消えた飛行場―日独秘密航空路計画―(友田信、比企久男、松井忠雄)
戦乱の欧州に使して―一外交官の回想―(筒井潔)
〔戦争への道〕(原田勝正)