証言・私の昭和史 1
「文庫版」刊行にあたって(三国一朗)
大正から昭和へ―御大典のころ―(大塚喜平、甘露寺受長)
片岡蔵相失言す―昭和金触恐慌のころ―(青木得三、高橋亀吉、今日出海)
私は直訴兵・北原二等卒(北原泰作、小酒井正吉)
円本時代来たる(横関愛三、北原正雄)
浅草の灯(榎本健一、沢田要造)
第一回普選(西尾末広、松村謙三)
人民の名において―パリ不戦条約騒動記―(堀内謙介、横田喜三郎)
飛行船ツェッペリン伯号来日(渡辺紳一郎)
金解禁のころ(小汀利得、高橋亀吉)
ロンドン軍縮会議(賀屋興宣、榎本重治)
台湾霧社事件―運動会の朝の惨劇―(小島義夫、小島源治、宮村堅弥)
男子の本懐―浜口首相狙撃さる―(松井政平、入沢文明、佐郷屋喜明、浜口巌根)
官吏減俸騒動記(平山孝、藤井五一郎)
売られた娘たち―東北凶作のかげに―(結城哀草果、本堂フミ、山口久吾、南喜一)
大学は出たけれど(土岐雄三、尾崎盛光)
満州某重大事件―張作霖爆死の真相―(森島守人、宮内霊勝)
満州事変勃発す(武内文彬、片倉衷、竹下義晴)
装甲車とクリークと―上海事件の真実―(宮崎世竜、田中隆吉)
宣統帝溥儀満州へ―私の機密政略日記から―(片倉衷)
天竜脱退事件―相撲協界のクーデター―(天竜三郎、相馬基)
天国に結ぶ恋―坂田山心中始末記―(吉川重男、岩森伝、五所平之助)
白木屋の大火始末記(柄島俊輝、鎌倉安一、海保省三)
レビュー・ストライキ―松竹少女歌劇団争議―(水の江滝子、城戸四郎)
踊り踊るなら―東京音頭大はやり―(小唄勝太郎、八木沢俊夫、小塚光雄)
モボ・モガから日の丸弁当まで―流行語昭和史(戦前)―(徳川夢声、吉沢典男)
丹那トンネル貫通す(星野茂樹、石川九五)
出た!少年倶楽部―少倶三人男の回想―(加藤謙一、須藤憲三、西成俊成)
のらくろ活躍す(田河水泡、加藤謙一)
ムーラン・ルージュの灯(伊馬春部、森繁久弥)
乙女の夢を描き続けて(蕗谷虹児)
〔昭和史展望〕(小西四郎)
〔昭和初期のころ〕(原田勝正)