無量寿への道
- サブタイトル
- 絶望から光明へ 一被爆者の記録
- 編著者名
- 冨田 家睦 著者
- 出版者
- 冨田家睦
- 出版年月
- 1989年(平成1年)7月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 415p
- ISBN
- NDC(分類)
- 289
- 請求記号
- 289/To58
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 編集・製作:中日新聞本社開発局 著者の肖像あり 年譜:p413~415
- 昭和館デジタルアーカイブ
第1部 『御縁』の憲兵隊長
浮雲のような伍長
ビルマ・ペグー憲兵分隊長に就任
伊勢神宮奉護の大任
森赳中将と別離の歓談
拾ったトウモロコシ
原爆直後の広島へ急派
怒りと悲しみの被爆者
「日本は勝つね兵隊さん」
両親の幸福
被爆者の孤独
終戦に大供養塔建立を悲願
独断での帰還を報告
一階級進級せず
「ハハシス」に大阪駅へ
進駐軍に伊勢えびを納入
『富田産業』を設立
第2部 死の原爆症から再生
拘禁中に会社倒れる
突然の原爆症発病
風寒くとも心あたたかに
妻子を尋ねて伊勢へ
失明の恐怖に戦憬
手術中に身を投げ出した妻
左眼の機能を失う
年暮れて道遠し
野の草の生命力に感動
老人の予言に即日退院
『くさ餅』に託す愛
命を賭けて…治療終わる
かたつむりでも宿があるのに
置屋では松阪一の税金
感得した霊気
夜明け前の仏たち
語りかける石塔
生命の限界に挑む
石仏のこころ
うなぎの不思議
大供養塔建立を発願
死とは自然の姿である
こだわらない生き方を
ひらめいたピラミッドの大供養塔
固いものを噛まねばならぬ
尺八にしのぶ親子の会話
警察予備隊幹部を辞退
芸妓置屋『若葉』を新築
一粒の種をまくために
観音さまの眼
生命の泉
第3部 悲願達成、新たな光明目指して
象徴は父母、宝塔は妻
枕崎沖に黒蝶貝を放流
坊津へ
人の座と仏の座
帰郷の説得に応ぜず
地獄を切り抜ける言葉『念仏』
噛みくだいた胃カメラ
魅惑の神
永遠の宇宙―無量寿
はるかな生命力と結ぶ供養塔
『賀陽』を開店
消えた墓地
石塔の収集に着手
瓦とタワシで潔め
松阪・篠田山に建設始める
大如来塔の開眼供養
『三体菩薩の宝塔』を建立
『喫茶リンデン』を開店
広島に建設を計画
断念した広島供養塔
大円鏡智
六十八基の供養塔建立、悲願成る
四十年目の広島をめざして
新しい天地を目指す
無量寿の世界
宿願の善光寺へ
付録・構図・年譜あり
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