猿払の海に生きる
- サブタイトル
- 編著者名
- 太田 金一 著
- 出版者
- 太田金一
- 出版年月
- 1993年(平成5年)11月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 480p
- ISBN
- NDC(分類)
- 211.1
- 請求記号
- 211.1/O81
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 制作・編集協力:北海水産新聞社 著者ほかの肖像あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
プロローグ(黎明期の先駆者たち)
三原長吉と渡辺善七らの出会い/<回想>久保貞子
第1章 明治・大正・昭和(終戦まで)
造材、採炭が開発の基に
大手資本と肩を並べた「森安造材部」の盛衰
多数の露頭炭層を発見
時代で変遷・水産諸団体
大正五年の大津波災害
基幹だったニシン・サケ・マス漁
サメ漁も一時は猿払の花形
ホタテ漁台頭、猿払の浜
松浦武四郎「回浦日記」より
内灘船団、続々と入会い
沖もオカも辛酸をきわめる
宗谷漁協、漁業権専用めざす
ついに石川県に「入漁禁止」通告
安藤孝俊“主任”の説得奏効
猿払漁協、ようやく主導権を手に
紋別郡下、各町村の動向
豊凶繰り返すホタテ漁
祝津・高島船団も入会い
北見海扇組合が発足
交互に浜支えたニシン、ホタテ
日支険悪化で水産貿易大打撃
安藤会長、共販で「辻説法」
漁師の借金、6割が“仕込み”
第2章 戦後の苦難に耐えて
無からスタートした浜
3漁協の鼎立・統合
幻と消えたニシン
整促適用で辛くも漁協維持
浜に帆立復活の予兆
カジカ大量と天然貝発生
組合員純化も円滑に~
漁連の協力で貝柱自営生産
大型ホタテ漁場造成へ
小規模な稚貝放流継続
船木組合長らの励ましを受けて
天引き貯金、やっと合意―
まず当面の計画策定
本計画、四億六千万円の事業費
上げ膳、据え膳を戒める
村が全面的な支援態勢へ
高橋道議がひと肌脱ぐ
感動裡に第一回目の放流
第3章 ホタテが築いた豊かな浜
グラフ(カラー)
漁獲高、10カ年で20倍へ
十一億円余の事業費実る
境一郎先生、論文で推移解明
種苗不足で地場採苗、中間育成も
予想大きく超えた自然貝発生
稚内水試などで綿密に実証
漁協調査船「あさひ丸」も活躍
松下参事、研究会で成果発表
有珠山噴火で救援の手
三万トン体制確立めざす
成果収める共同企業体
第2期漁場利用・管理の策定
大きな基盤、百億円の漁協貯金
華僑(香港・台湾)からのメッセージ
[付]VD「猿払の海に生きる」(概略・猿払村漁協制作)
第4章 友好深める猿払村とロシア
グラフ(カラー)
インデギルガ号の遭難・救助
立派な慰霊碑が建立、記念館も
戦前戦後の「スパイ事件」
サハリン州の漁村と姉妹村提携
エピローグ(輝く開村七十周年)
新庁舎落成、開村七十周年
あとがきに代えて―三たび死線を越えて―
[巻末付録]
『ビーナスのほほえんだ日』(境一郎著)より
猿払村漁業協同組合(新水協法以降)歴代役員名簿
年表
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