三十三年目の証言

序文　憶念（故・佐藤寒山）
この一書を推す（福地重孝）
第１章
三十三年目の証言（一）（証言者・後藤智男、門脇宗一、松村寿夫、司会・記録・村上兼已）
岡野隊の遺書（後藤智男）
記録と真実（西本正已）
サラクサクの戦闘と岡野中隊の全滅（小川哲郎）
追憶（柏井秋久）
第２章
サラクサク、バレテ峠の作戦について（河合重雄）
秘録サラクサク戦の実相（固武辰丙）
ゲリ山の戦闘（滝上良一）
バレテ戦の回顧（山本照孝）
私は生きていた（飯塚正）
戦渦の陰に（田口英夫）
死の転進（鈴木良次）
林原隊の最後（坂口栄）
ルソン山岳州における患者収療の状況（玉村一雄）
戦場の地獄絵（一兵士の証言）（対談　北尾篤、村上兼已）
第３章
英霊の嘆き（船坂弘）
戦没者の遺骨収集について（柏井秋久）
戦後の愛国心について（徳永真一郎）
般若心経（石上玄一郎）
三十三年目の証言（二）（果して、侵略か、自衛か）（村上兼已）
墓参〈死者へのメッセージ〉（村上兼已）
写真あり